深い味わいで旨い「タニサラ」のカレーラーメン【豊田市】
- 2016.03.12
- 豊田市内
思いっきり不味いカレーを食べて、その余韻がまだ尾を引いている。
そんな負の余韻を払拭するためには美味しいものを食べるしかない、と言うことでタイ・レストランの「タニサラ」へ出向いた。
何度も通っているから駐車場からも迷わずに行けるようになった。
ビジネスライクなフロアにある店だが、それも最近は気にならない。
慣れとはこんなものか。
午後も一時半なので店は空いている。
ボケ気味の画像なのは、他のお客さんに迷惑が掛からないようにわざとボカしてあるため。
左側のカウンターに並んでいるのはドリンクバー。
ランチメニュー。
今日はカウソーイというタイの揚げ麺風のラーメンにした。
オプションでサラダやデザートもセットできるが、ダイエット中なので単品でいく。
ランチライムはフリードリンク。
黄色はマンゴージュースで、これが甘くて美味しい。
左側は単なる水。
料理を待つ間、オーナーがこんな本を持ってきてくれた。
私が日本酒好きということを知ってて持ってきてくれたのだ。
日本酒についてあれこれと書いてある。
その中に「殿堂入りの10本」というページがあったが、半分は飲んだことがある。
こうしてマスコミに取り上げられて有名になるのはご同慶の至りだが、有名になると同時に需要が急増して買えなくなってしまうのが辛いところ。
以前は飛露喜でも十四代でも買えたのだが、今ではこの中で普通に買えるのは獺祭だけ。
その獺祭も、昔から付き合いがある酒屋なので買えるが、一見さんでは買えないと思う。
今はネット社会なので、どこかのタレントが飲んで旨かったとTVで言うと話が爆発的に広がり、蔵元や販売店に問い合わせが殺到し、いっぺんに買い尽くされてしまう。
そうなるとプレミア価格でネット上で取引されるようにもなり、定価の10倍近い価格でも取引されることになる。
十四代や飛露喜など、元は3~4千円程度のお酒を、3万~8万円前後で売っているのだから驚くと同時に、こんな価格でも売れてしまうことにはもっと驚く。
これは蔵元や正規の販売店にとっても由々しき問題で、獺祭の蔵元でも苦言を呈している。
プレミアム価格で売っているのはネット上の個人とか非正規の店で、決して蔵元や正規の酒販店が儲けている訳ではない。
爆発的に人気が出るのは一種のブームで、一過性のもの。
そんなブームに乗って日本酒を買っている人たちは、ブームが去ればさっさと他に移ってしまう流浪の民。
焼酎でもワインでも流行りなら何でもいい人たちで、要するに ”本物” ではないのだ。
ブームはいずれ沈静化すると思うが、そのために昔から飲んでいたコアなファンが買えない現状からすると、実に邪魔な存在ではある。
話が横道にそれてしまったが、そうこうしている間にやって来たのがカウソーイ。
レッドカレー?にバリソバ(揚げられた麺)が入っているラーメンだ。
レッドカレーは辛いが、単純な辛さではない。
複雑な味わいのスープで、病み付きになる味。
このラーメンを見るといつも思い出すのがドラゴンボールの悟空。
カウソーイのことをわたしの中では”悟空ラーメン” とか ”超サイヤ人” と呼んでいるが、どうです?、イメージ似てると思いませんか。
それはさて置き、バリソバなのでスープに浸して柔らかくなったところから食べる。
濃厚で奥深い味わいのタイカレーに、太目の麺がとてもよく合う。
旨い。
このスープが抜群に旨く、ココナッツミルクで味付けられたピリ辛のスープが素晴らしい。
深みのある味は一言では表せないし、わたしのボキャブラリーでは二言でも表せない。
スープの中には色々と入っている。
豚肉やミートボールも入っている。
辛さと熱さで汗をかくが、すがすがしい清涼感がある。
残ったスープにご飯を混ぜておじや風にして食べたいところだが、ダイエット中なのでここは自重。
いや~、美味しかった。
アフターのコーヒー。
器はタイのカップ&ソーサー。
「タイのお酒」という本もあった。
タイ語も併記してあるが、全く読めない。
読めないどころか、右から読むのか左から読むのかさえ分からない。
同じく数字以外は全く読めない勘定書き。
美味しかった。
◆ 店舗情報 (情報は確認して下さい)
店名 : タイレストラン「タニサラ」
住所 : 豊田市西町5-5 ヴィッツ豊田タウン 4F
営業 : 11:30~15:00 (ランチ) / 11:30~24:00 (通し営業) / 無休
電話 : 0565-33-5233
ごちそう様でした、また行きます。
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