ブリしゃぶのつもりがブリ刺しになっていた【自宅】

ブリしゃぶのつもりがブリ刺しになっていた【自宅】

 

 

いいブリがあったから、と買ってきてくれたブリ。

今日はブリしゃぶと言っていた奥殿の気持ちが変わったらしく、出されたのはブリ刺し。

ブリを切っていたら、これはシャブシャブにするよりも刺し身で食べたほうがいいのでは、と感じたらしい。

シャブシャブでも刺し身でもどちらも好きだからいいけど、急な変更にちょっとビックリ。

 

奥殿が言うには、ブリが新鮮そうだったのと、例のトゲールを使って研いだ包丁の切れ味が抜群で、スーッと糸を引くように切れるから、それも刺し身にした理由とのこと。

確かにトゲールを使って研いだ包丁の切れ味は素晴らしく、これほどに切れるものなのかと言うほどの、恐ろしい切れ味なのだ。

 

包丁の切れが良いからか、エッジの効いたブリの刺身がうまい。

しかもブリしゃぶ用に用意してあったものを刺し身にしたので、量は大量にある。

分厚く切られたブリも美味しいけど、薄く切られたブリ刺しも美味しい。

 

先ずはビールだ。

ワタクシ、ほぼ毎日飲んでいて、休肝日などというものをやったことがない。

以前、医者と話していて、休肝日って設けたほうがいいのかと聞いたところ、アルコールの総量が問題なのであって、一週間に一度や二度飲まない日を設けても効果はないとのこと。

 

あなたの場合、適量の範囲ならば敢えて休肝日を設ける必要もないでしょう、ということだった。

以来その医者のありがたいお言葉に従って、毎日 ”適量” を飲んでいる。

 

ビールで喉を湿らせた後は、当然お酒の出番。

今日は百春の桃色ラベルだけど、このお酒の出来が素晴らしいのだ。

酸味がしっかりと効いていて、しかもフルーティーな酸味。

このお酒、凄いねと言えば、奥殿も今この時点では最高のお酒だね、というほどに旨い。

いつの間にやら奥殿も日本酒の味を批評するようになっている。

そりゃ私に付き合って毎日飲んでいれば分かるようになるか。

 

百春は岐阜県美濃市のお酒で、今までに黒ラベル、白ラベルと飲んできた。

黒ラベルも白ラベルも美味しいお酒だけど、この桃色ラベルの旨さには驚かされる。

別格と言ってもいいほどだ。

 

こんなことを言っては失礼だけど、出来過ぎではと思うほどに旨い。

いま家のお酒にランキングを付けるとすれば、「獺祭」も「空」も抑えて堂々の一位。

それ程にこの「百春の桃色ラベル」は旨いお酒なのだ。

 

ブリの刺身だけではお腹が膨れないから、メインには鍋にしてもらった。

豚肉の味噌鍋だけど、試しにブリを入れてみたけど全然美味しくなかった。

ブリは鍋料理には合わないようだ。

 

味噌鍋にも百春がよく合って、ますますお酒が進んでしまう。

しっかりと ”適量” のお酒を飲んだ後に、〆にうどんかラーメンでもと思ったけど、パスタを入れてみることにした。

 

入れるパスタはカッペリーニという極細のもの。

パスタとして食べるには茹で時間わずか2分というもので、鍋に入れたら溶けてしまうのではという恐れもあったけど、実際は何の問題もなかった。

 

食感はシコシコとして歯ごたえがしっかり有り、素麺などとは全く違う旨さ。

長時間煮込んでもドロドロにもならず、むしろ美味しくなってくる。

 

これからは鍋料理の〆にカッペリーニと言うのも十分にある。

乾麺なので扱いも簡単で長期保存も大丈夫だから、出番が増えることになるだろう。

 

意外な食材が意外なものに合うもので、食べることは楽しいね。

今日も美味しかった、ごちそう様でした。

 

 

 

 

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