夜明け前から「トン汁」を作っている私ってなに?【自宅】
- 2017.12.05
- 家飲み/家食べ
寒くなってくると汁物が美味しくなる。
このところの寒さは冬本番といった感じで、そんな寒い朝には炊きたてのご飯とトン汁がピッタリ。
奥殿も私の作るトン汁が殊の外お気に入りの様子で、明日の朝はトン汁でご飯にしたいとのこと。
それは結構なことだけど、トン汁を作るのはアタシ。
朝ごはんに間に合わせようとすれば、夜明け前から作らなくてはならない。
一瞬「ン?」と思ったが、日頃好き勝手にやらせてもらっているから、その埋め合わせの意味も込めて作ることにした。
頑張って奥殿よりも先に起きたが、今朝はこの冬一番の冷え込みとかで、結構冷える。
こんな夜明け前からトン汁を作るというのもナンだが、美味しい物を食べるにはこれぐらいの事はしないとね。
トン汁は材料さえ刻んでしまえば、あとは楽勝。
これがその具材。
大根、ナス、ニンジン、シメジ、なめこ、玉ねぎ、油揚げ、コンニャクで、他に豆富も入れる。
それと豚肉を刻んで入れるけど、それを入れないとトン汁にならない。
その要の豚肉の画像は撮り忘れ。
こうしてみると10種類もの具材を入れるから、それぞれの持ち味が調和し、それでより美味しくなるのでは。
ちょうど和音のような響きとなっているのかも。
それに沢山の野菜が取れるから、健康に良さそうだしね。
すべての具材を水から鍋に入れて、一気に煮る。
ちょっと前までは、先に野菜だけ煮て豚肉を最後に入れていたけど、今は豚肉も含めて全部一緒に煮ている。
熱いお湯の中に、細切れの肉を入れたら肉がバラけずに固まってしまい、ハンバーグのようになってしまったことがあり、それを嫌ってのことだ。
それに初めから肉を入れたからと言って、肉臭くなることも無かったからだ。
具材に火が通ったら味噌を入れる。
味噌が多ければ塩辛くなるし、少なければ味がしないから、味噌の量は丁寧に計る。
いつも水の量1.2Lに対して、味噌は100~110gでやっている。
今日は106g。
画像に写っているしゃもじの重量は引いてあるから、純粋に味噌だけの重量だ。
これよりも10g多くても少なくても美味しくなくなるから、微妙なものだ。
いい感じ。
ここに本だしをパッと多めに入れる。
最後に豆腐を入れ、ひと煮立ちすれば出来上がり。
炊きたてのご飯に合わせて、いただきます。
う~ん、これが美味しい。
ご飯と具沢山のトン汁だけで十分だけど、今朝はホウレン草とモヤシの塩だし炒めに、ワカメのサラダを合わせてある。
トン汁はいつもと変わらす、美味しい。
土井善晴さんも言っている通り、美味しい味噌汁は毎日でも飽きないのだ。
ご飯も美味しい。
家で食べているお米は、スーパーで買ってきたごく普通のコシヒカリだけど、それで十分に旨い。
かなり前のことになるけど、お米(ご飯)に非常なこだわり持った人が、私の家のご飯を食べて「これはどこのお米なのか、こんな旨いご飯はなかなかない」と、えらく褒めてくれたことがある。
私の家のお米は10Kgで三千円程度のもの。
その方は10Kgで1万円以上もするお米を食べていることを知っていたから、奥殿が返答に窮してしまったことを思い出す。
知り合いの料理人言わせれば、良いお米を使うことに越したことはないが、大事なのは炊き方だそうだ。
特に水加減で良し悪しの殆どは決まってしまうとのこと。
「米三分に炊き七分」という言葉もある通り、炊き方一つで大きく左右されるのだ。
この辺りの炊き加減は経験を積むしかないし、また硬めが好き、柔らかめが好きという個人差もあるから一概に言えないけど、家のご飯が不味いと思ったことは無い。
何れにしても、ご飯が美味しいというのは幸せなことだ。
トン汁とご飯の相性もバッチリ。
奥殿からも美味しいとのことで、夜明け前から作った甲斐があるというもの。
朝っぱらからトン汁を作っているのもナンかなと思ったが、美味しい物が食べられるのは嬉しいこと。
美味しかった、ごちそう様でした。
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