タケノコは春のものと思ったら夏の季語だった【自宅】

タケノコは春のものと思ったら夏の季語だった【自宅】

 

 

掘りたてのタケノコを売っていたからと、奥殿がタケノコを買ってきてくれた。

早速茹でて作ってもらったのがこれ。

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土佐煮のようだが、ちょっと違う。

土佐煮はかつお節(削り節)をたっぷり使って作るので、削り節が見えているはず。

それがないからこの料理を何て呼べばいいものか。

 

こんな時に便利な言葉として ”炊いたん” というのがある。

大した問題ではないが、筍を炊いたものなので ”炊いたん” と言っておけば違いはない。

 

他に似たような呼び名で ”おばんざい” というものがあるが、料理の名前に困ってもそう言っておけば大抵の料理はそれで間に合ってしまう。

京都の言葉だが、正しい意味では ”おばんざい” とは余り物を適当に盛り合わせたもの。

故に家人が食べるものであって、客人には出さない(出せない)。

⇒ 調べたら「おばんざい」とは惣菜の事で、上記は間違いでした。訂正します。

 

 

それはさて置きこのタケノコの ”炊いたん” が美味しくて、早速お代わりを貰う。

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掘りたてということもあってか、エグミは全く無い。

それととても柔らかいが、単に柔らかいだけではなく、シャキッとした食感もあって美味しい。

 

さすが春の筍は旬だねと言ったら、季語は夏とのこと。

え?、季語って旬の時期と違うのと思ったが、ネットで見てみればやはり筍は夏の季語。

感覚的には春の季語そのものだと思うのだが、なぜ夏の季語になるのかは不明。

 

 

筍の刺し身もあるとのことで、それも出してもらう。

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刺し身と言っても生ではなく、茹で。

生のタコの刺し身と茹でタコの刺身との違いと同じだが、タケノコの生は家ではムリ。

 

刺し身なのでわさび醤油で食べるが、これはこれで旨い。

こういった料理には日本酒の方が合うと思うが、一杯目はビールでいってみる。

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今日はいつもの麦ホでも限定バージョンの赤で、今日のような料理には赤の方が合う。

普通の麦ホに比べてコクと旨味が増した味で、麦芽を発酵(焙煎?)してあるのではと思う。

これは緑茶と紅茶の違いと似た感覚で、同じ茶葉でもそのままなら緑茶に、発酵させれば紅茶になるのと同じ理屈ではないかと思う。

 

 

タケノコは旨いが、それだけでは飽きが来る。

鯖があるとの事だったので塩焼きにしてもらう。

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オォ、しっかり焦げ目がついて美味しそうに焼けている。

焼き魚はこれぐらい焼けていたほうが皮がパリッとして旨いのだ。

上手に焼けた焼き魚は、身よりも皮目のほうが旨かったりする。

この塩焼きもそれに近い感じで、パリッとした皮目が旨い。

 

これにはやはりお酒ということで、久しぶりに獺祭を出してきた。

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ウ~ン、やはり獺祭は旨い。

フルーティーで爽やかな酸味がなんとも言えない。

軽いタッチではあるが全く飲み飽きないし、どんな料理にもよく合う。

日本だけでなくフランスでもよく売れているらしいが、頷ける味だ。

 

次はフキノトウやワラビ、コゴミなど山菜の天麩羅にしてもらいたくなっきた。

どこかで買ってこないとね。

 

ごちそう様でした、美味しかった。

 

 

 

 

 

 

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