京都駅ビルのグルメ街でまさかのランチ難民に【京都市】
- 2016.04.07
- その他の地域

”京の台所” と呼ばれる錦市場でランチという目論見は、大外れに。
それなら多くの飲食店が集まっている駅ビルへ行こうと、京都駅にやって来た。
駅ビルは巨大なビルなので、ズームのない単焦点カメラではフレームに収まらない。
ビルは作りも複雑で、どこがどうなっているのかよく分からない。
案内図によるとグルメ街が11階にあるという。
11階にあるということが分かっても行き方が分からないのだ。
仕方ないので巨大な階段の脇の、これまた長大なエスカレーターで行くことにした。
それにしても怖いほどの階段だ。
下の方は屋根に覆われているが、上の方には屋根がない。
雨が降れば傘が必要だろうけど、傘をさしてエスカレーターに乗る姿が想像できない。
それとこの巨大な階段を歩いて登る人がいるのだろうか。
筋トレにはいいだろうけど疲れそう。
最上階のフロアから見ればこんなふうになっている。
複雑な構造でバブリーな建物。
途中で切れている半円形の屋根は、何か意味があるのだろうか。
屋上には和風の庭園があって寛げる。
若いカップルがお弁当を広げていたけど、Good Idea 。
屋上からの眺めはいい。
中央右に東寺の五重塔が見える。
東寺も桜の名所だけど今日は行く予定がない。
帰って調べたら、枝垂れ櫻がちょうど見頃だった。

こんなに綺麗なら行っておけばよかった。
それはさて置き、ランチだ。
グルメフロアに行ってみればどこもかしこも満席。
満席どころか行列ができている。
行列してまで食べたいとは思わないから、全てパス。
下のフロアに ”京都拉麺小路” というのがあるとのことで、行ってみたのだが、、
ギャフン、、上のフロアよりもっと酷いことになっている。
これでは何ともならない。
隣にある伊勢丹ならもう少し空いているのではと向かうが、状況は同じ。
それと百貨店に入っている店なので高級で、ランチなのに5千円から1万円もする。
仕方がないから下に降りて、地下街に行ってもこんな有り様。
駅周辺はどこも似たような状況で、もうギブアップ。
三条の駅まで戻ってランチにすることにした。
三条は帰る方向だからいいけど、三条からここまで何をしに来たのやら。
で、三条駅まで戻ってきた。
高瀬川沿いの桜がきれいだ。
行く宛もないから目に付いた店に入ることにする。
オッ、海鮮天ぷらなんていいんじゃない。
早速入店したら、すいませ~ん、ネタが終わってしまって、だそうだ。
今日はお客さんがすごく入って、申し訳ないとのこと。
午後一時過ぎにネタ切れ閉店とは、さすが観光都市の京都だ。
”京ねぎ焼き” とあるが何の店なのか。
まさかネギだけを焼いて出すなんてことはないと思うけど。
メニューを見てみればお好み焼きの店。
粉モンは苦手なのでパス。
並びには餃子屋がある。
そう言えば京都で餃子といえば王将で、王将発祥の地。
ここまで来て王将かという気もするけど、googleで検索してみる。
そしたら目と鼻の先に王将があるという。
もう面倒になってきたので王将へ行くことにした。
で、王将三条店。
お客さんはかなり入っていたけど、二階席へどうぞと案内される。
王将イコール餃子だ。
一人前220円と格安。
他に何を選んでも安っい。
庶民の味方だね。
餃子、焼きめし(炒飯とは呼ばない)、エビの天ぷらをオーダー。
バキューンと速攻でやってきた餃子。
不味くはないが昔ほど感激がないのは何故だろうか。
もっと旨いと思っていたが。
焼きめしはパラっとして美味しい。
量も多く、二人でシェアしてちょうどいい量。
エビの天ぷら。
衣が厚くてちょっとオイリー。
これは失敗だった。
それでも二人で1,200円ほどで済んでしまったから、文句は言えない。
特別に美味いということもないけど、特に不味いということもない。
で、もう帰ることにして三条駅から浜大津まで戻ってきた。
しまった、お土産を買っていない。
ここでも google の出番で、「大津 土産」と検索すれば、浜大津の駅近くに ”三井寺力餅” という老舗の店があるという。
京都へ行って大津の土産というのもナンだが、徒歩1分と近い所なので行ってみる。
ここがその ”三井寺力餅” の店。
風格と歴史の有りそうな堂々たる店だ。
店はきちっとした清潔な店。
力餅はバラ売りも可とか。
それより店内で食べることも出来るいうので、先ずは食べてみることにする。
初めてなので一番安いセットにする。
とても丁寧な店員さんが運んでくれた ”力餅”。
初体験の力餅で、これが美味しい。
たっぷりのきな粉がかけられたトロットロのお餅が美味しいのだ。
きな粉が青味がかっているのは、抹茶が混ぜてあるからとのこと。
軽い味でこれはいい。
何気なくgoogleで検索してみたけど、googleも気の利いた店を案内するものだ。
力餅を土産にしたのは勿論だが、ショーケースには琵琶湖の ”湖魚の佃煮” などという物もあったので、それも衝動買い。
むろんお酒のアテ用だ。
で、豊田までバキューンと飛んで帰って、さっそくビール。
ヒャー、旨い。
もちろんアテには大津で買ってきた ”湖魚の佃煮” 。
パッケージからして美味しそうな雰囲気がする。
この店も古くから続いている店なのね。
中こんなふうになっている。
”たてぼし” という貝、姫エビの甘煮に小鮎の飴煮のセット。
どれも食べたことがないものばかり。
それぞれにちゃんと味がある。
姫エビは極小のエビだけどちゃんと海老の味がするのは立派。
珍味というと変わった味という意味があるが、これは酒のツマミとして美味しい。
しかも淡水の湖で採れたものだけの佃煮というのが珍しい。
そういう意味で ”珍味” ではあるが、美味しい。
それと三井寺力餅。
これも美味しい。
大津って縁のない所だけど、歴史を感じるお土産があるものだ。
桜を見に巡った京都。
さすが千年も都があっただけに見所満載で、とても一日では巡れない。
思えば高台寺の桜も見たかったし、哲学の道も行けばよかった。
それに東寺や嵐山方面にも行っていない。
ただ一日ではそんなに欲張れないから、また行きますか。
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ありがとうございました
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