今年初のツーリングは中山道「妻籠宿」へ【長野県・南木曽】

4月ではあるが、日中は半袖で過ごせる初夏のような陽気。
そんな陽気に誘われてツーリングに出かけてきたけど、今年初めてのツーリングかも。
この時期までツーリングに出なかったのは軟弱の極み。
どこへ行こうか迷ったけど、信州・中山道の妻籠(ツマゴ)へ行ってきた。
当初は岐阜・奥美濃の ”こもれびロード” から ”せせらぎ街道” へ出て飛騨清見まで行き、そこからR156を南下し、ひるがの高原から 郡上八幡へぐるっと廻るつもりだった。
それが急に考えが変わり、結局は中山道・妻籠に行くことにしたのは、臨機応変というより思い付きそのもの。
ま、人生こんなもの。
妻籠なら近いからとモーニングコーヒーを二杯も飲んで余裕の出発。
豊田から旧・小原村を抜け、岐阜県道66号で恵那市へ。
恵那からはR.19でアッという間に道の駅「賤母」(シズモ)に到着。
間近にGWを控えているせいか、お客さんが少ない。
それでもバイクにとっては一番いい季節なので、バイクはそこそこ来ている。
ビッグバイクが多い。
ここへ寄ったのは山菜を買うためでもある。
この道の駅は山間地にあるため、採れたての山菜が豊富にあるからだ。
タケノコも良さそうだけど、もらい物のタケノコがあるから今回はパス。
一袋に三本入って、それにアク抜き用のヌカも付いて200円とは安いのでは。
賤母から妻籠まではホンの目と鼻の先で、ここからは直ぐに妻籠に到着。
豊田からオール下道で2時間もかからずに着いてしまい、ツーリングとしてはちょっと物足りないが、初ツーリングの慣らしとしてはこんなものか。
俗化した感のある隣の馬籠宿と比べ、妻籠宿は静かな雰囲気がいい。
この日が偶々空いていただけかもしれないが。
時代劇に出てきそうな看板が面白い。
このロケーションだと蕎麦も旨そうだね。
これって何?
よく分からないけど、ここの雰囲気に合っている。
こちらにも蕎麦屋がある。
”本格手打ちそば” とあって、美味しそう。
もう暖簾が出ているので思わず食べたくなる。
食べたいところだけど、他の店も見てみることにした。
バックパックのベビーキャリアに赤ちゃんを背負った外人さん。
旦那さんもバックパッカー仕様だったから、馬籠まで歩いて行くのかもしれない。
外人さんには東京のような街よりも、妻籠のような所の方が魅力的に映るのだろう。
彼等はよく調べてから来るから、我々より詳しかったりして。
あ、撮影の許可は取ってありますから、念の為。
屋根の上に石が乗せてある家がある。
昔はこんなのが普通だっと思う。
和の雰囲気が心に馴染むのは、昔からこういう雰囲気で暮らしてきたからだろう。
違和感というものを全く感じない。
これは脇本陣とのこと。
恐らく今の時代の建物だと思う。
こちらの建物は食堂になっている。
楚々としていてケバくないのがいい。
こちらは本陣で、今は資料館になっている。
さっきの脇本陣と比べると、こちらの本陣の方が格式を感じる。
建物の格が泊まる客の格の差になっているのは、江戸時代の階級社会ならでは。
本陣の前は道幅も広い。
道が単なるアスファルトの舗装なのが惜しいところで、石畳とまでは言わないが、もう少し風情のある舗装に出来ればらしくなると思うのだが。
ここは枡形のところで、階段状の道が石畳になっている。
さっきのアスファルトに比べて、石畳というだけで風情がある。
全く関係ない話だが、写っている外人さんがとても美形。
ボランティアで私がガイドをしたくなったが、不純な動機見え見えではボランティアの風上にも置けないか。
ここは階段が二重になっている。
どういう理由でこういう形になっているのかは知らない。
枡型そのものが敵の侵入を防ぐ目的だから、バリアフリーではないことだけは確かだ。
江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気。
それと燕がビュンビュンと飛び回っている。
巣を掛けるところは至る所にあるし、村の人達も自然とともに共生している様子なので、彼等にとっても楽園なのだろう。
そのまま進んで街外れに来た。
コンクリート製のアーチ橋。
いつの時代のものか分からないが、古そうなことは確かだ。
すぐ上流にあるのは妻籠発電所。
この発電所も古そうだが、現役とのこと。
正式名は関西電力・妻籠発電所ということで、関西電力の管轄。
感覚的には中部電力の管内だと思っていたが、この発電所は関西電力なのね。
そうこうしていれば既にお昼。
ランチはどうしようとgoogleで検索してみれば、徒歩5分のところに「音吉」という料理屋があるとのこと。
歩いて行ける範囲ではここが良さそうなので、ここにする。
全く土地勘が無いからgoogleの徒歩ナビに導かれて着いたのが、ここ。
意外なほどに立派な店に驚いた。
幹線道路からは外れた場所だけど、すでに多くの車が来ている。
人気のある店のようだが、長くなってきたので話の続きは次回ということで。
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