オープンカーにとって良い季節とは【志賀高原】
愛知県も梅雨入り。
オープンカーにとって、梅雨は苦手な季節。
ソフトトップがあるので屋根を閉めれば乗れるけど、それではオープンの意味が無い。
やはり屋根は開けたい。
雨降りにトップを閉めて乗ってると気も滅入るので、そこまでしては乗りません。
この車は土日専用なので、週末に雨が降ると乗る機会が無い。
週末は、やはりこんな風にスカッといきたいもの。
ではオープンにとって一番いい季節はと言えば、それは春と秋。
夏向きの車と思われそうですが、実は夏は大の苦手。
直射日光と紫外線にやられてしまい、特に女性には不評。
やはり春と秋が良くて、しかも空気が冷たい春の初めとか、晩秋がいい。
その時期は空気も澄んでいるから、高原のワインディングロードなんて最高です。
ここは春の志賀高原。
残雪の中を走り抜けます。
ここをオープンで駆け抜けるのは、至福の時。
こんなのを味わってしまうと、いっぺんにオープンカーのファンになります。
気温は恐らく0℃近く、、、だけど全然寒くはありません。
今のオープンは空力の設計がよく、首から下はヒーターでポカポカ。
謂わば「露天風呂」状態で、実に気分よく走れます。
驚くことにオープンにしてても、夏場エアコンが効きます。
外気を巻き込まないのです。
因みに、少々の雨なら走っている限りは濡れません。
それほど空力がいいのです。
ただし止まればズブ濡れ、、、当たり前ですが。
信州 ・上田菅平から草津温泉に抜ける「嬬恋パノラマライン」。
そして草津から志賀高原に至ります。
北海道的な一直線の道。
あるコーナーを抜けると、突然のように現れる浅間山。
噴煙を上げてます。
オープンならではの、爽快な気分。
快晴無風の中をツーリング。
ここは天国か、、、
そんな気持ちになります。
こんな素敵な道を数十キロにわたって堪能し、着いた先は小布施。
新緑が目にも鮮やか。
街全体が公園のような感じで、素敵なところ。
栗で有名な小布施堂。
ここの「栗かな子」は定番中の定番だけど、お高い。
食事をしたのは「蔵部」。
重厚感と高級感に溢れる店構え。
店内は名前の通りの「蔵」で、元は酒蔵だったところ。
本物の「かまど」でご飯を炊いてます。
このご飯が実に旨い。
若い職人さんが忙しく立ち働き、活気に満ちていい雰囲気。
この店で食べたのは「焼き魚定食」。
お値段は観光地価格だけど、雰囲気がいいから許せます。
蔵部を含めてホテルなどこの周りの店は、造り酒屋の経営によるもの。
「枡一市村酒造」という酒蔵なのですが、ご主人は何とアメリカ人、しかも女性。
日本酒が売れなくて困ってるところ、嫁いできた「セーラ」さんが仕掛けたのが始まりとか。
外人の感性で、ここまでやるとは素晴らしい感性。
明らかに「見られる」ことを意識した店内とディスプレイ。
ここが造り酒屋とは思えない作り。
一番下のお酒は「スクエア ・ワン」で、「枡一」を英語にもじったもの。
片隅にはバーカウンター。
飲みたい、、、
最後はお酒の話になってしまいましたが、こんな所へ自由に行けるのも、車の醍醐味。
それがオープンカーなら、目的地に行くことだけでなく、そこへ行く道中も目的になるのです。
つまり走っていること、それ自体が楽しいのです。
オープンカーっていいでしょう、、、
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