バッテリーの弱った車を ARTECK のモバイルバッテリーでかけてみた

バッテリーの弱った車を ARTECK のモバイルバッテリーでかけてみた

 

私の乗っているロードスターは2シーターのオープンカーで、言い方は悪いが ”遊び車”。

そんな車なので平日は乗らず(乗れず) ”休日専用車” になっている。

 

休日専用と言っても、休みの日に必ず乗る訳では無い。

それにオープンなので雨の日は乗らないし、直射日光ガンガンの真夏は乗る気にすらならない。

そんなこんなで一ヶ月もエンジンを掛けないこともある。

 

そこで困るのが車のバッテリーが弱ることで、時にはエンジンが掛からなくなることも。

自宅なら奥殿の車のバッテリーをつないでエンジンをかけることも可能だけど、出先だと困る。

そんな時はロードサービスに頼るが、すぐに来てくれるとは限らず、場所が山間地などだとかなり待たされることになる。

 

そんな不安を抱えたままツーリングに行くのも心配なもので、何かいい方法はないかと思案していれば、なんとモバイバッテリーで車のエンジンをかけることが出来るというのだ。

モバイルバッテリーと言えばスマホやタブレットを充電するもので、そんなもので車のエンジンがかけられとは俄に信じられない。

 

車とスマホでは大人と子供ほどの違いがある、というかアリと像ほどの違いがある気がするけど、スマホに使うモバイルバッテリーで車のエンジンをかけることが出来るなんてネ。

でもこれがどうやら本当らしいのだ。

 

そんなモバイルバッテリーを探せばたくさんあって、値段もピンキリだったけど中間の5千円ぐらいのものを買ってみた。

果たしてこれが使い物になるのか?、興味津々だ。

 

翌日に届いたのがこれ。

画像だと大きさが伝わりにくいけど、小さいし軽い。

モバイルバッテリーだから当たり前か。

 

取り出したのこれ。

化粧ポーチぐらいの大きさといえばお分かりかと。

 

開ければモバイルバッテリー本体と、ケーブルなどがコンパクトに収まっている。

コンパクト過ぎて、これで車のバッテリーに繋ぐことが出来るのか心配になるほど。

 

モバイルバッテリーは、厚みはあるもののスマホとほぼ同じサイズ。

そうそう、正式な名前は「ARTECKアルテック」のジャンプスターターというもので、中華製。

値段は 5,199円(Amazon)だった。

 

モバイルバッテリーなのでスマホの充電に使えるのは当然。

ケーブルは Android と iPhone の両方に対応している。

 

LED のライトも付いている。

暗いところでバッテリー上がりになることもあるので、助かるのでは。

 

車のバッテリーに対応するのは、一番左の端子。

ここを開けて専用のケーブルでつなぐ

 

つないでみたのがコレ。

あとは実車でやってみるけど、果たしてエンジンはかかるのか。

 

ここ最近の寒さでロードスターのバッテリーがダウン気味で、テストするには丁度いい。

早速トランクを開けて、って、ロードスターのバッテリーはトランクの中にあるのだ。

余談だけどトランクにバッテリーを積む理由は、車の重量配分を前後 50:50 にしたいため。

 

普通バッテリーは前のエンジンルームに乗せるけど、それだとフロントヘビーになってハンドリングが悪くなる。

それを避けるためにわざわざトランクに乗せているのだけど、スポーツカーはこんな細かいところまで気を使って設計してあるのだ。

 

それはそうとバッテリーにジャンプスターターをつないでみた。

これでエンジンをかけるけど、結果はどうか。

結果は勢いよくセルモーターが回り、一発でエンジンがかかった。

 

オォッ!ちょっと感動。

小さなモバイルバッテリーが、弱った車のバッテリーを助けてエンジンをかけてしまったのだから感動するよね。

 

これは使える。

私のロードスターのように、あまりエンジンをかけない向きには心強い味方になる。

常備しておけば安心だ。

 

いい買い物をしたのでは。

それにしても技術の進歩はスゴイね。

 

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