バッテリーの弱った車を ARTECK のモバイルバッテリーでかけてみた
- 2022.12.30
- 未分類
私の乗っているロードスターは2シーターのオープンカーで、言い方は悪いが ”遊び車”。
そんな車なので平日は乗らず(乗れず) ”休日専用車” になっている。
休日専用と言っても、休みの日に必ず乗る訳では無い。
それにオープンなので雨の日は乗らないし、直射日光ガンガンの真夏は乗る気にすらならない。
そんなこんなで一ヶ月もエンジンを掛けないこともある。
そこで困るのが車のバッテリーが弱ることで、時にはエンジンが掛からなくなることも。
自宅なら奥殿の車のバッテリーをつないでエンジンをかけることも可能だけど、出先だと困る。
そんな時はロードサービスに頼るが、すぐに来てくれるとは限らず、場所が山間地などだとかなり待たされることになる。
そんな不安を抱えたままツーリングに行くのも心配なもので、何かいい方法はないかと思案していれば、なんとモバイバッテリーで車のエンジンをかけることが出来るというのだ。
モバイルバッテリーと言えばスマホやタブレットを充電するもので、そんなもので車のエンジンがかけられとは俄に信じられない。
車とスマホでは大人と子供ほどの違いがある、というかアリと像ほどの違いがある気がするけど、スマホに使うモバイルバッテリーで車のエンジンをかけることが出来るなんてネ。
でもこれがどうやら本当らしいのだ。
そんなモバイルバッテリーを探せばたくさんあって、値段もピンキリだったけど中間の5千円ぐらいのものを買ってみた。
果たしてこれが使い物になるのか?、興味津々だ。
翌日に届いたのがこれ。
画像だと大きさが伝わりにくいけど、小さいし軽い。
モバイルバッテリーだから当たり前か。
取り出したのこれ。
化粧ポーチぐらいの大きさといえばお分かりかと。
開ければモバイルバッテリー本体と、ケーブルなどがコンパクトに収まっている。
コンパクト過ぎて、これで車のバッテリーに繋ぐことが出来るのか心配になるほど。
モバイルバッテリーは、厚みはあるもののスマホとほぼ同じサイズ。
そうそう、正式な名前は「ARTECK」のジャンプスターターというもので、中華製。
値段は 5,199円(Amazon)だった。
モバイルバッテリーなのでスマホの充電に使えるのは当然。
ケーブルは Android と iPhone の両方に対応している。
LED のライトも付いている。
暗いところでバッテリー上がりになることもあるので、助かるのでは。
車のバッテリーに対応するのは、一番左の端子。
ここを開けて専用のケーブルでつなぐ。
つないでみたのがコレ。
あとは実車でやってみるけど、果たしてエンジンはかかるのか。
ここ最近の寒さでロードスターのバッテリーがダウン気味で、テストするには丁度いい。
早速トランクを開けて、って、ロードスターのバッテリーはトランクの中にあるのだ。
余談だけどトランクにバッテリーを積む理由は、車の重量配分を前後 50:50 にしたいため。
普通バッテリーは前のエンジンルームに乗せるけど、それだとフロントヘビーになってハンドリングが悪くなる。
それを避けるためにわざわざトランクに乗せているのだけど、スポーツカーはこんな細かいところまで気を使って設計してあるのだ。
それはそうとバッテリーにジャンプスターターをつないでみた。
これでエンジンをかけるけど、結果はどうか。
結果は勢いよくセルモーターが回り、一発でエンジンがかかった。
オォッ!ちょっと感動。
小さなモバイルバッテリーが、弱った車のバッテリーを助けてエンジンをかけてしまったのだから感動するよね。
これは使える。
私のロードスターのように、あまりエンジンをかけない向きには心強い味方になる。
常備しておけば安心だ。
いい買い物をしたのでは。
それにしても技術の進歩はスゴイね。
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