見頃だった2023年の「タカドヤ湿地」の紅葉
- 2023.11.05
- 豊田市内

抜けるような青空に恵まれた11月の三連休。
用件は片付けてあるから、心置きなくツーリングに行ける。
向かう先は豊田市の稲武にあるタカドヤ湿地。
そこの紅葉を愛で、そこからはR.257で岐阜・東濃方面を流すというゆるい計画。
タカドヤ湿地以外は目的地も行きたい店も決めていない、お気楽なツーリング。
そんな気ままなツーリングに、早速スタートだ。
遊びに行くとなれば、目覚ましなしで早起きしてしまうのは子供と同じ。
夜明けのコーヒーも美味しい。
起きるのは早かったけど、スタートは予定より遅れて8時という遅い出発。
誰かと待ち合わせているのでもないし、予定された時間があるのでもないから、自分の都合で自由に事を進められる。
こういうところがソロ・ツーリング(奥殿と二人だけど)の良いところで、時間に縛られないのだ。
R.153を北上し、着いたのは稲武にある関谷酒造の吟醸工房。
吟醸工房に寄ったのではなく、トイレ休憩のために寄ったもの。
タカドヤ湿地にはトイレが無いので、ここで済ませておくためだ。
吟醸工房からタカドヤ湿地までは、車で5分ほどで到着。
そこには素晴らしい紅葉が広がっていた。
ここは標高が800mもあるので、紅葉が早い。
タカドヤ湿地は規模の小さい湿地で、メジャーな観光地ではない。
そのため駐車場はないし売店も自販機もないが、それがいい。
自然とは本来こういうもので、静かなのだ。
それはともかく、紅葉の色づき具合は今が盛り。
光が強すぎてテカって写っているけど、目で見た感じはもっと艶やか。
紅色や黄色、それに緑も混じって実に綺麗。
深呼吸して、この空気を思いっきり吸いたくなる。
綺麗に色づいた紅葉。
そして黄葉。
車で一時間ほど走れば、こんな美しさに出会えるのだ。
画像はいっぱい撮ったけど、この美しさは画像では伝え切れない。
そしてここの透明な空気感も伝えられないけど、雰囲気だけでも伝わればと。
観光地のようなざわついた音もなく、静かな時間と自然が味わえる。
今年初めての紅葉はとても美しく、そしていい感じだった。
紅葉の後は、稲武の街にある「和来茶屋」でモーニング。
おはぎがウリの茶屋(喫茶店)で、先月、初めて寄って良かったので再訪してみた。
店は開放的で明るい。
店は朝の7時からやっているので、早朝に来ても大丈夫。
頼んだのはおはぎのモーニングと、おむすびのモーニング。
どちらもホットのコーヒー(450円)を付けた。
待つほどのこともなく運ばれてきた「おはぎ」のセット。
そしてこちらは「おにぎり」のセット。
おはぎとおにぎりを、一個づつ奥殿とシェアする。
この店の一番のウリのおはぎは、やはり美味しい。
店のママがあんこも作っている、手作りのおはぎなのだ。
この店のおにぎりは初めて食べたけど、ふわっと軽く握られたおにぎり。
海苔の香りも漂い、とても美味しかった。
おにぎりには味噌汁が合うと思うけど、味噌汁の設定が無いのが残念。
有料でいいから味噌汁があると嬉しいけど、これは私のワガママか。
ママからこれからどちらへ行かれるのと聞かれたので、タカドヤ湿地へ行ってきたことを話せば、今年は色づきが悪かったでしょうとのこと。
私にすればすごくキレイに色づいていると思ったけど、ママに言わせれば今年は梅雨時に雨が少なかったのと、高温が続いて色が冴えないというのだ。
キレイな年はあんなものではないというけど、私にはあれで十分に美しいと。
長年見ている地元のママならではの感想だろうけど、自然のものなので年によって差があるのが常で、それもいいのでは。
それより紅葉を見て美味しいおはぎを味わい、そして地元のママと話せるのが楽しい。
ツーリングにはそういった出会いもあって、楽しいのだ。
ここからは道の駅に寄って岐阜・東濃方面へ行ったけど、その話は次回ということで。
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