京都蹴上・インクラインの桜 2016【京都】
ついこの前まで寒かったのに、アッという間に春本番。
春といえば桜で、今年は京都へ桜を見に出かけた。
伊勢湾岸から東名阪、そこから新名神へとつないで甲南PAで一服。
忍者の里・甲南とあるが、正確には甲賀が忍者のふる里。
市町村の広域合併で、甲賀や信楽、甲南などが合併して誕生した街が甲賀市なので、甲南が忍者の里と言うのも間違いではないが、ちょっとズレている気がする。
とは言え、忍者で繁盛している様子で店内はやたらと Ninja。
この際だから店員のユニフォームも忍者の服にしたら面白いと思うが、それはやり過ぎか。
先を急ぐからとバキューンと突っ走って、大津・浜大津駅着。
京都まで行かないのは、激混みの京都の町中を車でウロウロすることを避け、この駅に車を停めて地下鉄で京都へ出る算段。
パーク&ライドで、これを使えば浜大津の駐車場も500円で停められるし、ワンデイチケット(1,000円)で、京都の地下鉄も乗り放題となる。
もう何度も使っているが、京都の町中も渋滞知らずに移動できとても楽。
それに京都で駐車場に苦労しなくても済むしね。
驚いたのは京阪の電車。
なんと萌えキャラの痛電車。
これに乗って通勤というのもナンだが、いい歳をしてこれを撮っている私もナンだ。
撮影している間、奥殿は近くに寄ってこなかったが、、
車内は至ってノーマル。
乗ってしまえばごく普通の電車。
浜大津から蹴上までは20分で到着。
駅を降りれば目の前に広がるのは蹴上の浄水場。
レンガ造りの塀や建物が歴史を感じさせる。
琵琶湖疏水沿いの桜も満開。
道路は早くも渋滞気味。
京都の観光に車は全く不向きだ。
このトンネルの上を琵琶湖の疎水が流れている。
何と読むのか分からないけど、通称 ”ねじりまんぽ” 。
捻れているから ”ねじりまんぽ” と言うらしいが、どこが捻れているかは知らない。
南禅寺へはこのトンネルを抜ければすぐでも、今日は桜がメインなので下流側に向かう。
重厚感溢れるレンガ造りのトンネル。
満開の桜。
9時前と時間が早いからか、観光客はまだ少ない。
萌えキャラ?
コスプレの子のようだが、こんなのを撮っている私も好きモノ。
もしかすると本物のJKだったかもしれないけど、嫌そうな顔ではなく笑顔だったからヨシとしておこう。
インクラインが見えてきた。
インクラインとは、疏水を水運で使っていた船が登れない急勾配の水路を、船ごと台車に乗せて登っていたもの。
早い話が船用のケーブルカーだ。
もちろん今は使われておらず、ここにあるのは展示用に復元されたものだが、実際に動いている姿が見てみたいものだ。
やって来ましたインクラインの線路。
線路の幅はかなり広く、3m近くもある。
右の線路上にあるのがインクラインの台車。
こちらは下流側。
この先が南禅寺の船溜まりになる。
桜には青空が似合う。
見えているのは疎水記念館。
ここが南禅寺の船溜まりで、対岸の右手側は動物園。
左側のテントは疎水の観光船乗り場。
常時運行ではなくこの時期だけのものだが、当日券での乗船は2時間半待ちとのこと。
人気があるのね。
水辺の桜もいい雰囲気。
ここから岡崎公園、平安神宮へ寄って三条へ行くのもいいし、白川沿いの桜を見ながら四条河原町へ出るのもいいけど、今日は南禅寺へ向かう。
インクラインの先が南禅寺方向。
これでも混んでいると思ったが、こんなのは序の口で、この後激混みに遭遇することに。
桜を見ながら歩けば南禅寺はすぐ。
中国語が多い。
南禅寺到着。
奥殿が一服したいというので、コーヒータイムに。
Googleでカフェと検索すれば、すぐ近くにカフェがあるとのことで、そこへ行くことに。
ついでにGoogle Mapsの徒歩ナビでナビゲーションもしてくれるから、迷うこともない。
こういうシュチュエーションではGoogleは実に便利だ。
数分で着いたカフェ無門關。
ちょっと冴えないイメージ。
探せば他にもあるだろうけど、面倒なのでここに入る。
コーヒーが600円とは観光地価格。
奥殿はケーキセット、私はコーヒーにドイツ産クロワッサンを付けたが、ドイツ産って輸入してるってこと?
店はリタイアした夫婦が趣味の延長でやっている感じ。
観光地で地の利がいいからやっていけるのだろう。
カップ一杯に注がれたコーヒーとクロワッサン。
酸味が効いたコーヒーはそれなりの味。
ドイツ産のクロワッサンは、バター控えめで塩気が強い。
ドイツの塩パンのような味だが、何もわざわざドイツ産に拘ることもないように思う。
日本のクロワッサンでもいいと思うけどね。
奥殿が選んだケーキセットの抹茶ロール。
宇治の抹茶だそうだ。
奥殿は美味しかったよとのことで、ご同慶の至り。
それにしてもこれで1,800円(二人で)はやはり高く、観光地ならではだ。
この後南禅寺から蹴上の疎水に戻り、そこから錦市場へ向かうが、続きは次回ということで。
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