水郷の桜と手漕ぎ舟で優雅な日本の春【近江八幡市】

浜松のchihiさんが、東の千鳥ヶ淵で花見をしてたから、それに対抗してってことではないけれど、こちらは桜を舟から愛でようと、西の近江八幡にGo。
舟の時間が10:00なので、バキューンと名神高速で向かう途中の多賀SAで、とても旨そうなカレーパンを見つけてしまい、予定外のコーヒーブレイク。
表面カリッカリ、中熱々のカレーパンはとても旨い。
そんなことをしてたら、現地到着が9:50で、ぎりぎりセーフ。
駐車場は満車で近くの市営駐車場に回されましたが、舟には乗れるそうで一安心。
船着場。
もう散ってしまったかと心配していた桜は、嬉しい事に満開。
今日の船頭さん。
年配の方で余計なことは語らない ”間” がいい味を出し、手漕ぎ舟の雰囲気にピッタリ。
船頭さんからは、今が一番いい時期で、満開の桜と舟を撮影しているカメラも多く、この舟も撮影されますよ、とのこと。
で、出発。
きれいな桜がお出迎え。
水路を右に折れたら、今度は菜の花。
きれい。
下から見上げる菜の花なんて初めて。
数分も過ぎればこんな世界。
人工の音の全くしない、静寂に包まれた世界。
船頭さんの漕ぐ櫓の水音、鳥たちの鳴き声、水面を伝わる風。
頭がスーッと軽くなり、心が洗われる不思議な感覚。
癒されます。
倒れてしまった柳の木。
倒れても、朽ち果てるまで自然に任せているのだそうです。
それが自然の摂理。
手前のヨシが黒く焦げているのは、ヨシ焼きをしたためだとか。
野焼きと同じ理屈で、既に緑色の新芽が覆ってきてます。
桜の絶景ポイント。
絵のような風景。
土手の緑、桜のピンク、菜の花の黄色、その中を手漕ぎの舟で行く、何という贅沢。
感動的な日本の春の風景。
橋の上や土手から、多くのカメラマンがレンズを向けてます。
凄まじい程のシャッター音の被写体になるなんて、初めての経験。
バックショット。
なるほど絵になります。
チラッと写っている赤い服は半纏で、寒いからと、毛布と一緒に船頭さんが貸してくれたもの。
半纏と毛布があって丁度いいぐらいで、結構冷えるのです。
同じような景色ですが、見飽きません。
何も考えない、贅沢な時間。
船頭さんから「ボヨーンとしてくるでしょ」、と言われましたが、その通り。
我々の舟を追い越していくのは、鴨。
意外と早い。
ここは禁猟区だそうで、鳥たちの楽園。
葦が茂りそれで水が浄化され、そこに小魚が住み、それを狙って鳥たちも住み着く。
ここは鳥たちの楽園では無く、人間にとっても楽園なのだと感じます。
また広いところに出てきました。
見えている橋は木造。
この橋です。
木造のため、時代劇の撮影によく使われる所だとか。
ドローンによる空撮の動画あったので、貼っておきます。
なおこの動画は 2018-03 に追記したものです。
https://youtu.be/9hFU5U-6tPw
© NPO法人コミュニティリンク
ここでエンジン船とすれ違ったのですが、やかましいエンジン音が極めて不自然。
この舟のお客さんからも「手漕ぎで良かった」、という声が上がります。
船頭さんに手漕ぎは疲れますかと聞けば、仕事ですからとの返事。
でも今日は特に忙しい日で、一日に5回も舟を出す予定で、一巡りで約 4㎞なので、今日一日で20 ㎞を漕ぐことに。
流石にこんな日は疲れるということで、そんな夜は旨い酒を飲んで早寝だそうです。
そんな話をしてたら、カヌーが追い越していきます。
気持ちよさそう。
ここまでで約1時間、そろそろ終着。
今年は花見をせずに終わるかと思ってたけど、素晴らしい花見ができました。
HP ⇒ 「近江八幡 水郷めぐり」
船頭さん、お世話になりありがとうございました。
お陰で優雅な時間が過ごせました。
この後は腹が減ったので、この店に直行。
外観に似合わぬ「親子丼」を食べに行ったのですが、この話は次回に。
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