割烹料理「ひなどり」の親子丼 【東近江市】

素晴らしい癒やしの時間を与えてくれた、近江八幡の水郷めぐり。

船着場に帰ってきたのが昼前。

ちょうど昼ごはんの時間で、行きたかった「ひなどり」という料理屋に向かいます。

「ひなどり」は近江八幡の隣り街、東近江市にある店。

東近江市と言ってもピン来ませんが、旧・八日市のことで、最近の広域合併でどこがどこなのかよく分かりません。

店は近鉄八日市駅の駅前。

思ったよりもきれいな街。

「ひなどり」のエントランス。

看板がでていない理由は、あとで判明。

カウンター席以外は、満席。

我々が入店したのは、12時。

その後から入ってきたお客さんは、断られています。

なんで？と女将さんに聞けば、祭りのための仕出しの注文が大量にあり、もう材料がないからとのこと。

それで看板が引っ込めてあったのでした。

要するに我々がラストの客ということ。

で、親子丼を二つ頼んだのですが、材料の鶏肉が一食分しかないとのこと。

一食分だけでもあったのは幸いか。

昼メニュー。

消費税の関係で金額を変えたのでしょうが、それにしても安直で汚いメニュー。

名門の料理屋の仕事とは思えません。

親子丼が一つしか無いので、天丼を頼んだら、海老がないので無理とのこと。

出来るものでは弁当ということで、ひなどり弁当を頼みます。

カウンターに飾られた、花。

きれいだけど、カウンターには少々邪魔。

デザインが素敵な店なので、余計なものはないほうがいいと思うのですが。

大ぶりで熱々のおしぼり。

コレはありがたい。

おいしいお茶。

その都度一杯づつ入れてくれるのは、うれしい心遣い。

一人で訪れていたカウンター席のご婦人と女将さんの会話を聞いていると、意外にも肩肘張らない庶民的な感じ。

夜メニュー。

高めな価格設定、高級店なのでしょう。

奥殿の親子丼。

浅めだけど大ぶりな丼。

見るからに美味しそうで量も多そう。

鶏が大きく、しかもタップリと入ってます。

次いで運ばれてきた、私の「ひなどり弁当」。

親子丼のほうが美味しそう、、、カツ丼にしておけばよかったか。

筍の炊合せ。

薄味で上品な味付け。

三河の我々には味が薄過ぎる感じがするけど、味自体は出汁の効いたいい味。

奥殿の親子丼も味が薄いということだったので、やはり関西は薄味なのでしょう。

刺し身。

カツオ、イカ、鯛の三種。

これは普通。

きゃらぶきの白和え。

料理屋の白和えという感じで美味しいけど、やはり味が薄く感じるのは、我々の育った濃い味の三河との違いで、これは地域性の問題。

豊田市の店なら醤油を垂らしてしまいそうです。

親子丼はやはり量が多く、完食できなにので私がヘルプ。

奥殿の感想の通り味が薄いけど、鶏が旨い。

個人的にはもう少し甘辛さが効いているといいのですが、この地域でもっと甘辛くすれば、味が濃すぎになってしまうのでしょう。

食文化の違いか。

◆ 店データ （情報は確認して下さい）
店名 ： 日本料理 「ひなどり」
住所 ： 滋賀県東近江市 八日市 浜野町 2-24
電話 ： 0748-22-0256
営業 ： 11：00～14：00 / 17：00～22：00 /  不定休
紹介ページ ⇒ 食べログ

そう言えば京都の八坂神社近くに有名なうどん屋があり、そこの親子丼がかなり旨いとか。

白洲正子や永 六輔たちが褒めちぎっている店です。

通りからは奥まったところに有るのと、積極的に宣伝していないので、観光客に知られていないのがいい。

機会があれば一度行ってみたいものです。

この後近くのショッピングビルに寄り道。

洒落なショッピングビル。

ここに寄ったのは、お土産を買うため。

見つけたのは「でっち羊羹」。

パッケージが面白い。

家でも食べましたが、美味しかった。

帰りは伊勢湾岸道路で帰ろうと思ってたのに、桑名ICで間違えて名古屋方面の東名阪に入ってしまい、東名阪⇒名古屋高速⇒名二環⇒東名高速という、アホなコースで帰宅。

近江八幡の水郷めぐり、、、桜も綺麗でとても良かったです。

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