出汁が命の和食ダイニング「粋季」(イッキ)【豊田市】
- 2016.10.21
- 豊田市内

同級生女子との一杯会も定例化しそうな勢いで、ここ3ヶ月連続してやっている。
で、今月は出汁に拘った和食の店で、「粋季」(イッキ)という店に行ってきた。
私も含めて全員初めての店だ。
店は街中にあるけど、周りはマンションや駐車場ばかりで、飲む雰囲気の無い所。
店の外観を撮り忘れてしまったので、Google Mapsの画像を貼っておきます。
こんな所に店があるのかという所に店はある。
店は間口が狭く3~4m 位しかない。
暗い所にポツンと店があるので、知っていないと入り辛い。
イザ入店。
店内はこんなイメージで、小奇麗にしてある。
入り口を入ると小上がりがあって、クランクした先にカウンターがある。
いつものメンバーのA子さん夫妻は先着していた。
ヤーヤーヤーということで、早速乾杯。
A子さんは昨日北海道旅行から帰ってきたばかりで、お土産をもらってしまった。
北海道へはてっきり夫婦で行ってきたとばかり思っていたけど、なんとA子さんと彼女の友だちで行ってきたとのことで、ダンナさんは留守番してたとか。
最近の女性はやることが大胆だ。
飲んでいるビールはハートランド。
フルーティーなビールで飲みやすい。
他にもCOEDO(コエド)という地ビールもあったけど、飲んではいない。
今日は4,000円のコース料理。
先ずは豆腐とナスのサラダ。
画像だけ見ると大した量に見えないけど、実はかなりの大盛り。
肉がダメでこういった料理が大好きな、同じ同級生のBちゃんが居てくれたから完食できたけど、そうでなければ残すところだった。
二品目は刺身の盛り合わせ。
今までに見たことがない斬新な盛り合わせで、見た目からして美味しいそう。
太刀魚の刺身。
皮目に火が入れてあるという凝った料理。
太刀魚の刺身を食べるのはたぶん初めてで、しっかりした白身の味と、焼き目の焦げた感じがマッチして美味しい。
それと添えられた生わさびが美味しくて、高級なわさび漬けを食べている感じがするほど。
これはマグロのタタキ(ネギトロだったかも)。
添えられている海苔に乗せ、ネギとワサビを巻いて卵黄を付けて食べるという、遊び心もある食べ方。
海苔は塩が付いていて、醤油をつけなくてもそのままイケる。
手間はかかるけど、箸休めにもなって楽しいし、美味しい。
こんな料理にはやはり日本酒が合う。
初めて見る銘柄が多く、その中から「越路吹雪」をチョイス。
思わずサントワマミーを口ずさんでしまうようなネーミングのお酒だ。
この店では冷酒はワイングラスで出されるのね。
量もたっぷり注がれていてありがたい。
話が弾んでいて味はあまり覚えていないけど、吟醸系のスッキリとした味だったような。
刺し身にはハモもあって、それも美味しい。
続いて出されたのは焼き魚で、これも手の込んだひと品だ。
油ノリノリのサンマを焼き、その上にポテトサラダをのせ、仕上げにウニを盛ったという、豪華版の焼き魚だ。
この料理には女性陣からも大受けで、やはりプロが作る料理は素人とはレベルが違う。
味もとても良かったし、使っている器もいいセンス。
お酒もジャンジャンイッているけど、何を頼んだのか忘れてしまった。
なんせ女性陣のトークが面白くて、食べる→飲む→聞くの繰り返しで忙しいのだ。
続いて出されたのは海鮮鍋。
入っている物の説明を受けたけど、すっかり忘れてしまった。
フグではないと思うけどそんな感じの魚に、ハマグリやキクラゲ?などの入った鍋で、肉ダメなBちゃんも喜んでいる。
味もとっても良くて、完食。
事前に残ったスープで一品作りますから、と言われていなければ、スープまで完飲してしまうところだった。
さすがに出汁が命というだけのことはあって、汁がおいしい鍋だった。
そろそろ〆かなと思っていたら、ここで揚げ物が出てきた。
これが素晴らしく美味しくてビックリ。
太いイカの中に詰め物をし、それを天ぷらのように揚げて出汁をかけて仕上げてある。
これが驚くほどに旨いのだ。
中に詰められていたのは、豪華に海老。
豪華というよりも贅沢なひと品で、とにかく美味しい。
こんなのが鍋の後に出くるとは思わなかったけど、サプライズのひと品だった。
味がいいのは出汁に拘っているからで、これだけ出汁が旨ければ ”だし巻き卵” が旨いだろうということで、コースには含まれていないけどだし巻き卵を頼んでみた。
コース料理の途中でこんな事をするのは邪道だけど、マスターが気良く受けてくれて良かった。
これがそのだし巻き卵。
単純な料理だけど、単純な故に技量が正直に現れる料理だ。
食べれば美味しい。
醤油も何も付けずに出汁の味だけで食べられる。
因みに今日の出汁は鰹だしとのことだった。
マスターが「いかがですか、」と顔を出してくれた。
まだ若そうなマスターだけど、これだけの料理が出るのだから、どこかでキッチリと修行したのだろう。
この店が気に入った。
〆の料理は汁仕立ての焼きそば。
これも驚くほど旨い焼きそばで、みんなビックリ。
太麺のガッツリとした麺に、さっきの鍋スープの味が絡んで、実に旨い。
かなりの大盛りだったけど、これも完食。
皆さんも満足のようで、ご同慶の至り。
このコース料理が4,000円とは、とても値打ちに感じた。
この後はもう一軒行きたいとのことで、ハシゴ。
皆さん強いし楽しいね。
店名 : 出汁ダイニング 「粋季」 (イッキ)
住所 : 豊田市神明町 2-10-1
電話 : 0565-33-0009
営業 : 18:00~23:00 / 日曜定休
備考 : 駐車はフリーパーキングへ
定休日の情報が混乱しているようだけど、日曜が定休とのこと。
ただし時々平日に休む事もあるから、電話で確認してくれると助かるとも言っていた。
とても美味しかった、ごちそう様でした。
また寄らせてもらいます。
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