旦那だからと威張って何もしないと奥さんに嫌われる【自宅】
- 2019.08.19
- 家飲み/家食べ

夏休みだ。
とは言え学生のように一ヶ月以上も休みがある訳ではないので、すぐに終わってしまう。
と言うかもう終わってしまったが。
そんな休みだが、出かけることもないのでやることと言えばやっぱり掃除。
時間はあるから日頃できない所の掃除をするのだけど、猛暑なので外回りはパス。
エアコンの効いた家の中の掃除という軟弱な掃除だが、これがなかなか大変だった。
家の中で一番汚れるのは何と言っても台所。
中でも換気扇周りと台所に面している窓と網戸が汚れている。
油汚れなのでベトベトになり、サッと拭くぐらいではキレイにならない。
そんな場所なのでなかなかやる気にならないが、気合を入れて掃除をしてみた。
これが掃除した後の画像。
掃除する前の画像も撮ったのだが、画像では掃除する前でもキレイに見えてしまい、掃除の前と後の違いが殆ど分からないので、掃除前の画像は割愛。
掃除したのはここだけではなく、洗面のガラス窓や空気入れ替え用のジャロジーに網戸など、普段では手を付けないような所も掃除をしたが、終われば人間の方が汗べたになってしまった。
速攻でシャワーを浴び、スッキリしたところで出されたものがコレ。
ビールかと思いきやまさかのアイスクリーム。
火照った体にアイスクリームももちろんいいのだが、やっぱりビールが飲みたい。
と言うことでアイスの後はビールだ。
ウ~ン、アイスもいいけどやっぱりビールだな。
キレイになったガラスや網戸を見ながら飲むビールが旨い、って、変態的な趣味か。
そんな私は多分キレイ好きな方だと思う。
キレイ好きなだけでなく掃除も自分からやるし、掃除することも苦にならない。
むしろ汚れた所や散らかっている所にいる方が落ち着かない。
そんな私ではあるが、昔からそうなのかと言えばそんなことはない。
キレイ好きではあったが、掃除することは嫌いだった。
嫌いというより誰か(奥殿)が掃除するのが当たり前と思っていた。
それがある時から自分で掃除するようになったのだが、それは同級生の女性の話を聞いてからだ。
もうかなり前のことだが、同級生の女性と飲む機会があった。
その彼女がダンナの愚痴を話し始めたのだが、それは私にとってもギクッとする内容だった。
その内容は、ダンナは口ばっかりで自分からは動かないのがすごくイヤなのだとか。
例えばダンナが家に帰ってきた時、玄関にゴミが落ちていたとする。
それを奥さんに「玄関にゴミが落ちていたゾ!」と言うのだが、それは奥さんに掃除しておけと言うこと。
奥さんからすれば気がついたら自分で拾えよと思うのだが、それはやらない。
掃除は奥さんの仕事だと言わんばかりの ”命令口調” で「ゴミが落ちていた」と言うのだ。
他のこともこんな調子で、いつも言うだけで自分は全然動かないのだ。
当時の私もその通りで、思わずギクッとしてしまった。
私もあそこが汚れているとかあっちにゴミが落ちているとか言うだけで、自分からは掃除しない。
奥殿からしてみれば片付けるのはいつも自分で、これでは愚痴も言いたくなる。
同級生の女性に限らず、掃除や炊事などの家事は奥さんに丸投げというダンナが多いと思うが、考えてみれば家事というのは一年365日毎日続く。
しかも休日も祝日もないし、それがエンドレスに続くのだから、奥さんのストレスは大変なもの。
それに加えてダンナから(私もだったが)、アレをやっておけとかあっちを片付けておけと命令されるのでは、たまったものではない。
この辺りはダンナの方が気を使って協力しないと、奥さんのストレスがいつかは爆発する。
爆発はしなくともそれが積み重なり、ついには思いっきり嫌われることになるから注意しないといけないのだが、私の周りのダンナたちを見ると、そんなことには全く気付いていない男が多い。
私も偉そうに言える立場ではないが、その同級生女子の愚痴を聞いてからは気を付けるようにしている。
この日の掃除も自分で自主的に始めたもので、奥殿には何も言っていない。
そんなことを気付かさせてくれたのも飲む席で、たまには女性と飲むのも参考になっていいものだ。
って、これは言い訳っぽいか。
そんな掃除の後のイッパイのアテは冷製のものが多かった。
これは冷奴で、夏の定番。
切って盛るだけなのでチョー簡単な料理。
料理とも呼べないかもだが、冷たくて美味しいひと品だ。
こちらはキャベツのサラダ。
コールスローって言うのかな。
千切りのキャベツにハムを混ぜ、マヨネーズで和えてある。
キャベツが美味しくていくらでも食べられそうだ。
冷たい料理はもう一品あって、三つ葉のおひたし。
胡麻とごま油が効いて、これも美味しい。
他に焼きビーフンも用意してくれた。
シメジとモヤシ、それにハムの焼きビーフンだけど、美味しい。
ビールもいいけどやはりお酒も飲みたい。
奈良の「風の森」があるので、それにしてみた。
これがその「風の森」で、貰い物。
このお酒はとても特徴のあるお酒で、仕込み水が硬水という非常に珍しいもの。
日本酒を醸造させるには水がとても大事なのだが、普通は軟水を使う。
日本の水は殆どが軟水で、軟水で作るのが当たり前なのだがこの「風の森」は珍しいことに硬水なのだ。
軟水であれば柔らかな吟醸系のお酒になるが、これは超硬水とある。
硬水で日本酒を醸すと辛口のお酒になると思うが、このお酒は意外にも甘く感じる。
しかも微発泡しているのでシャンパン気分。
そのため蓋も厳重に封がしてあって、「開栓注意」の注意書きも。
厳重なゴム製の帯封を取れば、シュパッという音ともに栓が開くのもまるでシャンパンだ。
飲めばこれが美味しい。
辛いのではという予想で飲んだのだが、酸味も甘味もある。
しかも微発泡しているので口溶けはとても爽やか。
他のお酒とは系統が違うが、こんなお酒を目指して作る杜氏がいるのが素晴らしい。
硬水を使って醸すだけでもギャンブルだろうにネ。
「風の森」はもう一種類ある。
こちらは「風の森 ALPHA」というもので、精米歩合が何と22%とか。
あの獺祭ですら最高のものが「二割三分」(23%)なので、更にその上をいく。
ここまで来ると酒米を研ぐだけで大変なことなのだが(米が砕けてしまう)、それを成し遂げて醸造するのだから、その味はどんな物か。
長くなって来たので、その感想はまたの機会にということで。
この日も美味しかった、ごちそう様でした。
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