家のとり天が美味しくて「とり天依存症」になる?【自宅】
- 2020.11.11
- 家飲み/家食べ
家では「とり天」が出ることが多い。
とり天が好きな奥殿から、週に二回はリクエストがあるからだ。
この歳になって揚げ物が好きというのもナンだが、好きなものが美味しく食べられるというのも幸せなこと。
それをとやかく言うことではないが、揚げ物の担当がワタシと言うところが気になるところ。
おかげで週に二回は私がとり天を揚げるハメになるが、私の揚げるとり天が最高に美味しいとまで言われては、やらない訳にいかない。
褒められると喜んでやってしまうのが、悲しい ”男の性” なのだ。
そんなこんなで、この日もいそいそととり天を揚げる私がいた。
とり天自体は大して難しい料理ではない。
鶏肉(家ではもも肉を使う)を適当な大きさに切り、衣をつけて揚げれば出来上がり。
私にとって天ぷらの最大の難関は、衣を作ること。
料理のスキルの殆どない私は天ぷらの衣が作れず、天ぷらが出来なかったのだ。
それが市販の天ぷら粉を使ったら、カリッとした天ぷらが簡単にできてしまった。
天ぷら粉を水で溶くだけでキレイな衣が作れてしまうから、一番の難関がクリアでき、それで天ぷらが得意な料理なったのだ。
この日も市販の天ぷら粉で揚げたのはモチロンで、それで揚げたとり天がこれ。
茶褐色に色が付いているのは、鶏肉に天つゆで味を付けているためで、揚げ過ぎているのではない。
とり天と鶏の天ぷらの違いは知らないけど、私の場合、鶏肉に味を付けて揚げたものを「とり天」、味を付けずに揚げたものを「鶏の天ぷら」として区別している。
どちらが好きかと言われれば、とり天と答えるが、それは鶏肉が柔らかく仕上がるから。
鶏肉を天つゆに浸けて揚げると、肉が柔らかく仕上がる。
何故そうなるかは分からないけど、科学的な根拠より、食べて美味しければそれでいいことだ。
とり天を揚げるついでに、野菜の天ぷらを揚げるのもいつものこと。
この野菜の天ぷらが、とり天に負けず旨い。
野菜の天ぷらだけでもイケそうなほどに美味しいのだ。
他に漬物などを並べて、セット完了。
漬物などは奥殿が用意したもので、奥殿が何もしなかった訳ではない。
奥殿の名誉のため一応書いておくけど、大した意味はないか。
さっそくビールでカンパイ。
プッはぁ~、ビールが旨い!
ビールのアテにとり天を摘めば、これがメッチャ合う。
ジューシーに揚がった熱々のとり天に、爽やかなビールの苦味がドンピシャリ合う。
ストライクゾーンど真ん中の直球といったところで、変な味付けなど必要ない。
野菜の天麩羅も旨い。
カリッとした衣に包まれた野菜が、ジューシーに揚がっているのだ。
天つゆに浸して味わえば、野菜の持つうま味がダイレクトに伝わる。
野菜には何の味付けもしていないのだが、野菜そのものに美味しい味があることが分かる。
野菜を味わうには天ぷらが一番なのでは、と思うほどに旨い。
奥殿に言われて揚げたとり天だけど、やっぱり旨い。
奥殿もご満悦のようで、何より。
揚げ物なのでカロリーの取り過ぎが心配だが、美味しいものには勝てない。
こうして ”とり天依存症” になっていくのだろうな。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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