家にお客さんを招くのは自分のためにもなる

家にお客さんを招くのは自分のためにもなる

 

家にアライグマが現れた日、その日の昼は家にお客さんを招いて一杯やっていた。

時系列が逆になってしまったけど、そのことを書いてみたい。

 

お客さんが来るとなれば、家もキレイにしておきたいもの。

朝イチから掃除し、ガラスも磨いてバッチリ。

これを面倒なことと思えば面倒だろうけど、私は面倒とは思ったことがない。

むしろキレイにするいい機会で、いつもは手が回らないところもやる気になるから、チャンスとも言える。

 

掃除すると言っても見せびらかすためではなく、お客さんに失礼が無いようにやるのだけど、きちっと掃除することは自分も気分がいい。

結果として家をキレイにするのはお客さんのためだけではなく、自分のためにもなるのだ。

 

奥殿もそのようで、花を生けてくれた。

桜で、はしりの桜といったところか。

 

お客さんの ”おもてなし” の一番は、やはり食事。

”もてなし” を漢字で表せば「饗し」となる通り、オモテナシというのは食事がメイン。

 

なので食事は大事で疎かにできないけど、家でやるので凝った料理とか豪華なものは作れない。

それなら飲食店へ行けばとなるけど、それでは単に食事に行くだけ。

 

オモテナシはやはり心を込めて ”饗す” のがいいところで、そのため家でやることが多い。

ただし豪華なものはできないし、上手くいかないこともあるけど、それはそれ。

 

楽しく食事ができれば上出来ということで、オモテナシの ”宴” の始まりだ。


 

取り敢えずのものは用意しておいた。

お客さんが来てバタバタするのはイヤだからね。

 

並べたものはこんな感じ。

鴨ロースの燻製に煮物などで、冷めてもいい物ばかり。

いつもの食事と大差ないけど、頑張っても立派な料理が出来ないから。

 

強いて言えばいつもとは器が違う。

盛っているものは変わらなくても、器が変われば見栄えも違う。

”馬子にも衣装” と同じことだ。

 

これはお客さんが持参してくれたもの。

気の利いたツマミだ。

 

お酒は山形の出羽桜。

サラッとしていながら深みある吟醸酒で、飲み飽きない。

 

取り敢えずの料理で始めたけど、これ以後の画像は少ない。

お客さんと食事しているのに、写真ばかり撮っているのは失礼だからだ。

 

一通り済んだところで、この日のメインに。

この日のメインは天ぷら。

これもいつもの食事と大差ないけど、家でのオモテナシと言えばこんなもの。

 

用意してあるのは鱈(タラ)。

身の厚いタラで、鮮度もいい感じ。

 

他には野菜メインの天ぷらで、いつものように揚げるだけ。

この辺りはいつもやっていることなので、難しいことではない。

 

揚がったのがこれ。

春らしく菜の花も揚げてみた。

 

鱈などは別に盛った。

器にてんこ盛りで盛るのは格好がよくないからだけど、器がちょっと大き過ぎたかも。

とは言え、お客さんは天ぷらをアッという間に完食していたし、とても美味しいとのことだったから、ご同慶の至り。

 

そんなこんなで延々4時間ほど飲んでいたけど、楽しかった。

家なら時間も気にすることもないし、それに何と言っても気楽。

 

もう少し豪華な料理が出せればいいけど、あまり背伸びしても、却ってお客さんに気を使わせるかもだから、これでいいのかも。

ただしいつもの食事の延長なので ”特別感” がないのが難だけどね。

 

これに懲りずにまたお願いします。

ごちそう様でした。

 

ブログ村のランキングに参加してます⬇


にほんブログ村 料理ブログ 今日作った料理へ
にほんブログ村