外飲みはやっぱり美味しくて楽しい「まめあん」

外飲みはやっぱり美味しくて楽しい「まめあん」

 

新型コロナの感染者が急増し、緊急事態宣言も地域が追加されたり期間が延長になった。

ここ愛知県も緊急事態宣言が出されたり、まん延防止措置になったり。

それに加えて県独自の警戒宣言が出たりで、今がどういう状態なのか訳が分からない。

 

だいたい緊急事態宣言とまん延防止の違いもよく分からないが、何度も出されたり下げられたりで、飲み会の予定が立てられないのが辛い。

おかげで今年になってまともに飲み屋で飲んだことがなく、家飲みオンリーの ”真面目” な人になってしまった。

 

そんな中、前々から飲もうかと話していた居酒屋のママ(正確には元ママ)と飲みに行くことになった。

元ママに連絡すればこの週末は予定が無いとのことなので、善は急げと早速飲みに行くことに。

 

店は「まめあん-駅南店」。

店は私に任せるとのことだったけど、ずっと外飲みに行っていないので新しい店の情報がなく、ハズレのないこの店をチョイス。

 

ここは小綺麗な店で、エントランスもこの通りこざっぱりとした設え。

突き当たり左が引き戸になっていて、そこが店への入り口。

余計なデコレーションがなく、すっきりした店なのが気に入っている。

 

引き戸を開けて中に入ればちょうどママがいて(この店のママ)、お久しぶり、お元気でしたかと。

このママに会うのも一年ぶりだけど、店の人とお客という感じの会話ではなく、コロナの嵐をくぐり抜けてお互いの無事を確かめるような会話。

 

こうして飲みに来れたことで、無事を確認する雰囲気だ。

飲食店にとってはこのコロナ禍で営業ができず、本当に大変なことだったのだろう。

 

席はいつものようにカウンター席。

座ればすぐに元ママが到着。

 

女性を待たせるのはマナー違反。

ギリでも私の方が先着していてセーフ。

 

やあやあということで、まずはビールで乾杯。

暑い中を歩いてきたので、冷たいビールが余計に旨い。

 

今日はサッポロの赤星。

本来なら生ビールが飲みたいところだが、元ママは生ビールが得意ではない。

生ビールが嫌いなのではなく、大きなジョッキを持つことが嫌いなのだと言う。

 

確かに女性がジョッキで飲む姿はあまり格好のいいものではなく、グラスで飲む方がオシャレ。

やはり飲食店をやっていたママなので、飲む姿にも ”品” を求めるのだろう。

 

突き出し。

メジマグロ?の炙りだったかな。

 

元ママとはいきなり話が弾んでしまい、料理は何も頼まず。

何かないと飲めないし、だいたい飲む物も初めのビール以外何も頼んでいない。

 

何か頼もうかと、渡したメニューがこれ。

普通は刺身を頼むことが多いだろうけど、元ママも私も刺身が苦手。

出されれば食べるけど、積極的には頼まないのだ。

 

ママと相談して頼んだのは銀ダラの味噌焼き、牛タンのビーフシチューに棒々鶏。

小料理屋へ来て刺身を頼まないのもナンだけど、好き嫌いがあるからね。

 

それとお酒だ。

元ママも日本酒が好きなので、この辺りは気を使わなくてもいいから楽。

 

店のママにお酒が飲みたいと言えば、カウンターに並べてくれたのはこんなお酒。

一番左のお酒は初めて見るものだけど、ここは真ん中の「姿」からいってみた。

 

それより店のママが、可愛くなっているし若返っている。

そのママがこの人。

年齢不詳のママだけど、チャーミングになっているのだ。

ママに可愛くなったねと言えば、ヘアスタイルを変えたからなと言っていたけど、元々可愛い人がより可愛くなっていたのだ。

 

そんな話をしていれば棒々鶏がやってきた。

さっぱりとした鶏胸肉に濃厚な胡麻ダレがかかっていて、これが美味しい。

家でも作ったことがあるけど、鶏胸肉がジューシーに仕上がらず、それ以来家で作ることは諦めている。

 

お酒の「姿」はあっという間に飲み干してしまい、二杯目。

二杯目には「庭のうぐいす」というお酒にしてみた。

どこのお酒か全く知らないけど、飲めば吟醸系の美味しいお酒だった。

 

銀ダラの味噌焼き。

油の乗った銀だらで、その油に味噌の味が絡んで美味しい一品になっている。

 

こういう料理には日本酒がピッタリ合う。

元ママとはお酒も入って話も加速し、話も笑いも止まらない。

 

続いてやってきたのは牛タンのビーフシチュー。

これがメチャ旨。

 

洋食料理なのでビールの方が合うだろうけど、日本酒で押すことに。

頼んだのは初めにママがすすめてくれた「たかちよ」。

魚沼清酒と書いてあるから新潟のお酒なのだろう。

ラベルの通り夏向きの酒で、サラっとして爽やかなお酒だったような気がするけど、この辺りになると記憶が曖昧になっているから思い違いがあるかも。

 

話すことが忙しく、カウンターの上には料理がたまってしまっている。

家だとあれが食べたいこれが食べたいと頼むことはできないけど、店だとそれができて嬉しいが、ちょっとペースダウンして頼むべきだったか。

 

牛タンのビーフシチューは肉の獣臭さは全くなく、牛肉の旨味だけが凝縮された感じの深い味。

板さんにとても美味しいと言えば、シチューに使っているデミグラスソースだけでも一週間煮込んで作っているとか。

 

こういうところはプロの料理人の独断場で、家ではとても真似ができない。

飲食店ではプロの作る料理が味わいたいものなのだが、最近は冷凍食品を解凍して出す店も多いからね。

 

そんな美味しい料理を作ってくれるのがこの人。

余計なことは話さないけど、話せばちゃんと返してくれる板さん。

清潔感のある板さんで、美味しいものを作るという雰囲気がある。

 

その板さんが、どうぞとサービスで出してくれたのが、野菜の盛り合わせジュレかけ。

冷製の野菜料理で、色も味付けも夏向きの一品。

 

アッサリとした白醤油?で味付けられていて、フルーツを食べてるようなイメージ。

元ママもこれがとても気に入ったようで、女性向きの一品でもある。

こんなのがサービスで出されるのもカウンター席の良さだ。

 

カウンター席ならではの良いところは他にもあって、それは思わぬ出会いがあること。

中にはめんどくさい人や変な人もいるから一概には言えないけど、時には美女と隣同士になることもある。

 

たまたまこの日がそういう日で、ママの隣りの席だったけど、思いっきり可愛い女性が座っていた。

コロナのためアクリル板で仕切られていて、お近づきになれないのが残念。

それより私の隣には元ママがいるから話しもできないけど、見ているだけで嬉しくなる美女だった。

 

閉店間際に板さんから、今日はエビマヨは食べられないのですかと。

私がこの店のエビマヨが好きということを、覚えていてくれたのだ。

 

ラストオーダーで頼んだのがこのエビマヨ。

大ぶりなピチピチのエビで作られていて、やはり家で食べるエビマヨとは一味も二味も違う。

 

このエビマヨに合わせたのは三重・鈴鹿の「ざく」。

伊勢志摩サミットで有名になったお酒で、すっきりとした爽やかなお酒で、これも美味しかった。

 

それに最後に「花陽浴はなあび」も飲んでしまったから、結局ママが並べてくれたお酒5種類を全部飲んでしまったことになる。

元ママと二人でよく飲んだけど、酔った感じがしない。

やはりいいお酒と美味しい料理、それに美女の組み合わせは悪酔いしないのだ。

 

久しぶりに訪ねた「まめあん」はやはり美味しくて楽しい店だった。

小料理 まめあん

 

美味しかった。

ごちそう様でした、またお願いします。

 

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