お酒をもらったお礼に鮨割烹を謳う「香味家」で一杯【豊田市】
- 2021.10.15
- 豊田市内

ブログの更新が滞ってしまい、申し訳ありませんでした。
更新が滞っていたのは古くからの友人が亡くなり、ブログを書く気になれなかったため。
今は心の動揺も落ち着きましたので、ブログを再開します。
少し前に居酒屋の元ママにお酒をもらった。
九州・福岡のお酒で「田中六五」という銘柄。
元ママの趣味はカメラで、今で言うところのカメラ女子。
そんな元ママが撮影旅行で九州へ行き、お土産で買ってきてくれたものだ。
お酒は重くてかさばるので、お土産には全く不向き。
それをわざわざ買ってきてくれた、その気持ちが嬉しくてね。
これはお礼をしなければと思いつつも、コロナ禍で延び延びに。
ようやく緊急事態も解除されたので、お礼を兼ねてお誘いした次第。
店は鮨割烹を謳う「香味家」にした。
初めての店なので雰囲気か分からないけど、ホームページがキレイだったのでそれで決めてしまった。
⇒ 鮨割烹「香味家」
ただし今までの経験で言うと、ホームページがあまりにもキレイな店はハズレが多い。
画像はどんなふうにも修正ができるし、狭い店でも広角レンズを使えば広く撮れるから、HPのイメージで行ったら全然違っていた、ということがしばしばあるのだ。
料理にしても最上のシチュエーションで撮影するから、実際とは違うことになる。
ある飲食店で撮影の現場に出くわしたことがあるけど、照明やスクリーンなど大掛かりな仕掛けで撮影していた。
こんな大掛かりに撮影しているのだから、そこで撮った画像と実際に出される料理の見た目が違っているのは当然だ。
しかも出来立ての雰囲気を出すために、水蒸気や煙まで立てて撮影しているのだから。
とはいえここを予約したのだから、あれこれ考えずに突撃。
鮨割烹と聞くと敷居の高い高級店のようなイメージがあるけど、この店はそうではない。
外観からしてこれですから。
「寿司一人前1200円~」とデカデカと看板に書いてあるところなど、鮨割烹というより大衆酒場だ。
入店すれば一番客。
店内は寿司屋らしい設えで、落ち着く。
お酒もいいものが揃っていると思ったけど、冷酒として勧められるものは三銘柄しかないとのこと。
コロナ明けからまだ間がなく、客足が完全に戻っていないためとか。
初めての店なのでコース料理を頼んでおいた。
元ママと来れば飲むことがメインになるので、肴コース(3千円)。
料理が頼んであるとはいえ、メニューはチェックする。
飲食店のメニューを見るのは、私の楽しみの一つなのだ。
寿司屋だから寿司があるのは当たり前か。
これが無ければ、寿司屋ではないからね。
ここには書いてないけど、握り寿司のコースで3千円というものもあった。
天ぷらもある。
味とか内容はわからないけど、値打ちなのでは。
そんなことをしていれば元ママの登場。
お久しぶりということで、早速カンパイ。
普通なら生ビールだけど、ここは敢えて瓶ビールで。
生ビールが嫌いということではなく、元ママはビールを注ぐことが好きなためだ。
これは客商売が長かったママらしいところで、グラスにビールを注ぐことが習慣になっているのかも。
突き出し。
イカの三升漬け、イワシの甘酢漬けにバイ貝の旨煮だと思う。
これは私がそう思っただけで、全然違うかも。
料理の名前は違うかもだけど、どれも美味しくて、アテとしては十分だ。
ビールでミソギが済めば、当たり前のようにお酒。
岡崎のお酒「孝の司」の純米大吟醸で、これが一番お値打ちということでこれに。
他には「空」と「吟」があったけど、どちらも値段の高い高級なお酒なのでパス。
改めて乾杯。
一口飲んだママの感想は、飲みやすいの一言。
確かにその通りで、ひっかかりもなくスルスルと飲める美味しいお酒だ。
刺し身。
マグロ、シャコ、それにサワラ?の炙りの三点盛り。
昔はシャコなんて馬鹿にしていたけど、今では高級品になってしまった。
焼き魚。
料理の説明はなかったけど、これもサワラではないかと思う。
上品で淡白な味だ。
煮物。
なんかの餡掛けだけど、よく分からない。
と言うか、話が盛り上がっていて、味も覚えていない。
お酒も三杯目。
二人でボトルごと空けてしまう勢いだ。
せっかく寿司屋へ来たのだからと、寿司を頼んでみた。
サバとサーモンの握り。
これが美味しかったのは、さすが寿司屋。
調子に乗って〆に鉄火を。
これも美味しくて、お腹もいい感じに膨れて終了。
食べ終わってマスターと話していれば、マスターは私のことを知っているというではないか。
エッ?と思って、どこかで会いましたかと聞けば、「香味家」は以前、豊田市の美里に店があって、その時に来店したというのだ。
そう言われれば美里の寿司屋に行ったことがあるけど、それが同じ店だったとは。
だけどそれは10年前ぐらい前のこと。
それに一度か二度しか行っていないはず。
マスターもその通りとのことで、美里の店は10年前にオープンし、その頃に来たことを覚えていたのだ。
これにはビックリで、マスターの客を覚える能力がスゴイ。
悪いことしている訳ではないけど、悪いことはできないものだ。
そんなことからまた話が弾んでしまい、すっかり打ち解けてしまった。
ここは気楽に寄れる雰囲気なので、仕事帰りに寿司をツマミに軽く飲むにもいいのでは。
それに加えて美女がいれば言うことないけど、それはナシか。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
またお願いします。
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