自分ひとりの食事を作るのは、最後は自分との戦い
- 2021.10.11
- 家飲み/家食べ
休日のこの日、奥殿に用事があり昼ごはんは一人飯。
昼ご飯ぐらい何だっていいというとで、カレーライスにしてみた。
もちろんカレーを作ることはしない。
と言うか作れないから、ここはレトルトカレーの出番。
業務スーパーで買った辛口のカレーが残っていて、それを食べ切る目的もある。
この辛口のカレーは半端なく辛く、辛いのが苦手な奥殿はとっくに戦線離脱。
辛いのが好きな私でも、気合を入れて食べないと負けそうな程に辛いのだが、食べないといつまででも残ってしまう。
ということで一人飯の今日、このカレーにしてみた。
レトルトのカレーなので、温めてご飯にかければそれでOK。
それはそれでいいけど、それではさすがに手を抜き過ぎ。
災害時とか非常時ならそれも仕方ないが、今は平時。
しかも時間もたっぷりあるのだから、カレーに何かをトッピングすることにした。
用意したものはこれ。
キャベツとソーセージ。
これを炒めてカレーにトッピングすれば、それなりになるのでは。
作るのは簡単で、レンジで解凍したご飯にカレーをかけ、炒めたキャベツとソーセージをトッピングすれば一丁上がり。
ご飯にカレーをかけただけのカレーに比べ、見た目も美味しそうでいい感じだ。
自画自賛で恐縮だけど、ココイチのほうれん草カレーより美味しそうではないか。
しかも値段の差は比べ物にならないほど違う。
家のカレーと店のカレーの値段を比べるのはフェアではないが、ココイチのほうれん草カレーは745円する。
それに対して今日使った業務スーパーのカレーは55円!という安さ。
入力ミスではない。
一食たったの55円なのだ。
ご飯とかソーセージなど全部足しても、かかったコストは100円か150円ぐらいだろう。
値段は圧倒的に家で食べる方が安く、しかもこれが美味しいのだ。
もちろんトッピング無しの ”素” のカレーでは色気がないけど、ちょっと手を加えればここまでいい感じになる。
だけどこの ”ちょっと手を加える” ことが面倒。
インスタントラーメンでも、袋ラーメンよりカップラーメンの方が倍以上売れているのは、袋ラーメンの ”作る” 手間が嫌われているのが主な理由とか。
カップラーメンの方が高くても、手間がかからないことを重視して選んでいるのだ
カップラーメンならお湯を注ぐだけで出来るし、食べ終わればカップをゴミ箱へ捨てれば済み。
袋ラーメンのように鍋で作らなくてもいいし、食器を洗って片付ける手間もない。
インスタントという意味で言えば、できるだけ手間をかけないのが正しいから、それはそれで正しい。
だけどちょっと手を加えると、見た目も美味しさもグレードアップする。
料理はどこまで手を掛けるかで、味や見た目に大きな差がつく。
逆に手を抜こうと思えば、どこまででも手が抜ける。
極端なことを言えば、惣菜を買ってきて並べるだけでも一食は一食。
自分一人だけのご飯ならそれもアリだけど、毎食それでは飽きるし栄養的にも偏る。
だけど手間をかけるのが面倒なのも事実。
そう思うと ”ちょっと手間をかける” というのは、最後は自分との戦いになる。
手間なことを面倒と思わずやるのは、自分との戦いなのだ。
そんなことをつらつらと思いながらのカレーライス。
キャベツとソーセージを炒めたぐらいで偉そうに、と言われそうだけどね。
それにしても大人のカレー辛口は、やっぱり辛かった。
ごちそう様でした。
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