自分ひとりの食事を作るのは、最後は自分との戦い

自分ひとりの食事を作るのは、最後は自分との戦い

 

休日のこの日、奥殿に用事があり昼ごはんは一人飯。

昼ご飯ぐらい何だっていいというとで、カレーライスにしてみた。

 

もちろんカレーを作ることはしない。

と言うか作れないから、ここはレトルトカレーの出番。

 

業務スーパーで買った辛口のカレーが残っていて、それを食べ切る目的もある。

この辛口のカレーは半端なく辛く、辛いのが苦手な奥殿はとっくに戦線離脱。

 

辛いのが好きな私でも、気合を入れて食べないと負けそうな程に辛いのだが、食べないといつまででも残ってしまう。

ということで一人飯の今日、このカレーにしてみた。

 

レトルトのカレーなので、温めてご飯にかければそれでOK。

それはそれでいいけど、それではさすがに手を抜き過ぎ。

 

災害時とか非常時ならそれも仕方ないが、今は平時。

しかも時間もたっぷりあるのだから、カレーに何かをトッピングすることにした。

 

用意したものはこれ。

キャベツとソーセージ。

これを炒めてカレーにトッピングすれば、それなりになるのでは。

 

作るのは簡単で、レンジで解凍したご飯にカレーをかけ、炒めたキャベツとソーセージをトッピングすれば一丁上がり。

ご飯にカレーをかけただけのカレーに比べ、見た目も美味しそうでいい感じだ。

 

自画自賛で恐縮だけど、ココイチのほうれん草カレーより美味しそうではないか。


© CoCo壱番屋

しかも値段の差は比べ物にならないほど違う。

 

家のカレーと店のカレーの値段を比べるのはフェアではないが、ココイチのほうれん草カレーは745円する。

それに対して今日使った業務スーパーのカレーは55円!という安さ。

 

入力ミスではない。

一食たったの55円なのだ。

 

ご飯とかソーセージなど全部足しても、かかったコストは100円か150円ぐらいだろう。

値段は圧倒的に家で食べる方が安く、しかもこれが美味しいのだ。

 

もちろんトッピング無しの ”素” のカレーでは色気がないけど、ちょっと手を加えればここまでいい感じになる。

だけどこの ”ちょっと手を加える” ことが面倒。

 

インスタントラーメンでも、袋ラーメンよりカップラーメンの方が倍以上売れているのは、袋ラーメンの ”作る” 手間が嫌われているのが主な理由とか。

カップラーメンの方が高くても、手間がかからないことを重視して選んでいるのだ

インスタントラーメン データ

 

カップラーメンならお湯を注ぐだけで出来るし、食べ終わればカップをゴミ箱へ捨てれば済み。

袋ラーメンのように鍋で作らなくてもいいし、食器を洗って片付ける手間もない。

 

インスタントという意味で言えば、できるだけ手間をかけないのが正しいから、それはそれで正しい。

だけどちょっと手を加えると、見た目も美味しさもグレードアップする。

 

料理はどこまで手を掛けるかで、味や見た目に大きな差がつく。

逆に手を抜こうと思えば、どこまででも手が抜ける。

 

極端なことを言えば、惣菜を買ってきて並べるだけでも一食は一食。

自分一人だけのご飯ならそれもアリだけど、毎食それでは飽きるし栄養的にも偏る。

だけど手間をかけるのが面倒なのも事実。

 

そう思うと ”ちょっと手間をかける” というのは、最後は自分との戦いになる。

手間なことを面倒と思わずやるのは、自分との戦いなのだ。

 

そんなことをつらつらと思いながらのカレーライス。

キャベツとソーセージを炒めたぐらいで偉そうに、と言われそうだけどね。

 

それにしても大人のカレー辛口は、やっぱり辛かった。

ごちそう様でした。

 

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