美女にはハードルが高い?「ありらん食堂」で一杯

美女にはハードルが高い?「ありらん食堂」で一杯

 

この日は朝鮮料理屋さんの「ありらん食堂」で一杯。

しかも美女と一緒ということで嬉しい限り。

 

こう言ってはナンだけど、この店へ女性を誘うのはちょっとハードルが高い。

この店のウリはホルモン鍋で、 ”ガテン系” の人たちが集まる雰囲気だからだ。

 

店内の設えもこんな雰囲気で、女性向きの小洒落た感じではない。


© World Orgs

こんな雰囲気の店に誘っても大丈夫そうなのは、某居酒屋の元ママ。

彼女ならどんな店でもいける ”タフ” さを備えていると思い、そのことを話したら「私のことをナンだと思ってるの」と怒られたが、それでも一口返事でOKしてくれるあたり、やはりタフなのだ。

 

メニューはこれだけ。

だけどこのメニューを見て頼む人は誰もいない。

 

この店で頼むものといえば「鍋」の一択。

改めて鍋と言わなくても、黙って座れば自動的に鍋が出てくる。

 

それと正確な値段も知らない。

値段は安いので、知らなくても心配することはない。

 

これがその鍋で、ホルモンに豆腐やネギなどの野菜を入れたもの。

味付けは味噌で、三河特有の濃い目の味の赤味噌だ。

二人で座っても四人で座ってもスタートはいつもこの量で、無くなればホルモンや野菜などをどんどん追加していくシステム。

 

先ずはカンパイ。

ママと飲むのは久しぶりで、前はいつ、どこで飲んだのか忘れてしまったぐらいなので、数ヶ月は空いているはず。

そのため話が一気に弾んでしまい、煮えてきた鍋の画像を撮るヒマもない。

 

そんな弾んだ雰囲気の中、ママが「〇〇くん(私のこと)のために美女を呼んであげるワ」と。

エッ?どういうことと聞けば、ママの知り合いの若くて(と言っても40代)綺麗な人を誘ってあるとのこと。

 

どんな人か分からないけど、美女が来るとは嬉しいではないか。

その彼女は仕事を持っていて、仕事が終わり次第駆けつけるということで、我々よりも30分ほど遅れて到着。

 

初めて会うというのは緊張するものだけど、そんな緊張感もなく、や~や~とカンパイ。

ママの言う通り目鼻立ちの整った美女で、構える感じもなく話しやすい彼女。

 

今は豊田市に住んでいる彼女だけど、生まれも育ちも大阪・東住吉とか。

当たり前だけど関西弁(河内弁?)で、話しているだけで楽しい。

 

それで構える感じがしないのかもだが、それに加えて基本的に明るくて楽しい人なのだろう。

彼女(M子さん)が加わったことで座がますます盛り上がり、画像は全く撮れない。

 

それにしてもアリラン食堂に初めてのM子さんが、ここの雰囲気に馴染んでいるのが意外。

M子さんに「店に入りにくくなかった?」と聞けば、ぜんぜん平気とか。

 

大阪のコリアタウン、鶴橋で鍛えられているからとのことだ。


© icoka

鶴橋にある店は上の画像のようなホルモン焼きの店が多く、小洒落た雰囲気など微塵もない。

 

私も鶴橋へは何度か行ったことがあるけど、そこにはディープで混沌とした世界が広がっている。

だけどその混沌とした世界で食べる焼肉はとても旨く、そして信じられないほど安かった。

 

そんな世界を間近にして育ったM子さんなので、ありらん食堂は慣れたものかも。

彼女はキレイな顔に似合わず、鍛えられて育った ”肉食系女子” なのだ。

 

何度も肉と野菜を追加しながらビールもお酒も進めば、閉店時間に。

ありらん食堂は午後の8時に閉店という店なので、アッという間に終わってしまう。

 

お腹はいい感じにふくれているけど、しゃべり足りない。

ということで二軒目へ。

 

二軒目は豊田市の駅前にある「プロント」へ。

この店を積極的に選んだのではなく、喋れればどこでもいいということで。

 

またまた乾杯。

ママも強いけどM子さんも強いね。

 

話も大盛り上がりで、時間が飛ぶように過ぎる。

何を食べたのか記憶が定かではない。

それほど話に花が咲いていたということで、終了。

 

またやりましょうということだけど、ママが「次は小洒落た店がいい」とのこと。

今度は居酒屋か中華料理でと思っていたけど、居酒屋も中華も小洒落た感じとは程遠い。

ま、どこでも飲んで喋れればいいのだろうけどね。

 

ありらん食堂(食べログ)

 

この日はママのお陰で楽しい夜が過ごせて、ごちそう様でした。

 

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