飲食店の料理が不味いと、ホントにガッカリする

飲食店の料理が不味いと、ホントにガッカリする

 

久しぶりに美女と食事に行ってきた。

男同士の飲み会でも店は選ぶけど、美女との飲み会となれば一層気を使って選ぶ。

 

なので初めての店は選ばないのだけど、ここ最近はコロナのために新しい店を開拓していない。

ということでネットの情報を頼りに、魚料理が美味いという店を選んで初見で行ったのだけど、これが大ハズレ。

 

この店の料理を食べて「豊田で魚を食べるならココ」とか「すべての料理が美味しく大満足」という評価を下すのは、一体どういう基準なのか。

日頃ネット上の評価は当てにならないと言っている私が、ネットの評判を信じて行ったのが悪いのだけど、せっかく名古屋から来てくれた彼女には申し訳ないことをした。

 

マイナス評価の記事になってしまうので店名は伏せるけど、わかる人には分かる。

個人の感想なのでそれはそれとしてご容赦を。


 

店はこんなシャレオツなビルの中にある。

パッと見ただけではどこが入り口か分かりづらい。

 

光の枠に囲まれた中にエレベーターがあり、店にはそれで行く。

イメージ的にはキャバクラに行くような雰囲気で、美女をお誘いするのは気が引けるけどね。

 

エレベーターで入った店は、カウンター席に小上がりの部屋があり、そこそこ広い。

我々は予約して行ったのだが、案内されたのはカウンターの一番端。

 

目の前に壁が迫っていて開放感が全くなく、しかも狭い。

平日で空いていたので、開放感のある真ん中のカウンター席に変えてもらったけど、一番端から詰めていくというのもナンだかね。

 

席に着くなり「お飲み物は何にされますか」といういきなりの切り口上。

そのように教育されているのだろうけど、いらっしゃいませの一言くらいあってもいいのでは。

 

私は取り敢えずのビールでいいけど、飲まない彼女はメニューを見て選ぶ ”間” が欲しいのだ。

で、オーダーしたのは瓶ビールとジンジャエール。

 

まずは乾杯。

彼女のジンジャエールに比べて、私のビールグラスが小さく見えるけど、実際小さい。

 

イマドキこんな小さなコップを使っている店も珍しいのでは。

こんな昭和チックで大衆酒場っぽいコップはほとんど見ない。

呑兵衛は酒器にも拘るもので、ビールメーカーの名入りグラスでもいいから、もう少しおしゃれなビールグラスを使って欲しいものだ。

 

魚がウリの店なので、刺身の盛り合わせを頼んだ。

盛り合わせは2種類あり並盛りと上盛りがあるとのことだったので、上盛りをオーダー。

 

やってきた刺盛りがコレ。

デコレーションは立派だけど、肝心の刺身そのものが小さくそして少ない。

 

カツオなんて切れっ端かといった感じで、ここまで薄くそして小さなカツオの刺し身は初めて。

強いて言えばマグロが美味しかったけど、それ以外は見た通りの刺し身で、スーパーにあるパックの刺し身のほうが立派と言えばお分かりかと。

 

お酒はいいものが揃っている。

選んだのは鳳凰美田。

こぼれ酒とあるけど、鳳凰美田が600円とは安い。

 

こぼれ酒とは何なのかと思えば、ぐい呑みに注いで受け皿にこぼすという形だった。

ん~ん、これで600円か。

 

ショットにも満たない量で600円は高い。

それに私の大嫌いな受け皿にこぼす形の注ぎ方で、ぐい呑みを持つ手はベタベタになるし、皿に溜まったお酒をぐい呑みに戻して飲むのも不潔。

 

鳳凰美田そのものはとても美味しいお酒だったけどね。

ビールのコップも含めて、もうちょっと酒器に気を使ってもらいたいところだ。

 

魚が旨いという触れ込みなので、煮魚が食べたくなった。

煮魚のメニューはこちら。

と言ってもメバルとカマスしかなかったけどね。

カマスが煮魚になるとは初めて知った。

 

頼んだのはメバルの煮付け。

すぐにやってきたメバルの煮付けがこれ。

なんじゃこれ ??

 

色が真っ黒で、飴煮のような感じ。

食べてみてもメバル特有のツルンとした白身の食感はまるで無く、パサパサ。

 

おそらく作り置いたものを、オーダーが入る度に小鍋で(レンジかも)温めて出しているのだろうけど、それにしてもヒドい。

これは煮付けではなく、煮込みだ。

 

言ってはなんだけど、ド素人の私が作ったメバルの煮付け⇩の方がはるかに旨い。

あんな真っ黒でパサついたメバルの煮付けを、美味しいと思って出しているのだろうか。

料理のプロとはとても思えない代物で、ガックリとくる。

 

この店で一番美味しかったのはエビマヨ。

これが救いだったけど他に食べる気も飲む気もなくなり、店を出ることにした。

 

これが「豊田で魚を食べるならココ」と言う店らしいが、私には信じられない。

この程度のことなら私が作った方が美味しいし、スーパーの刺身を並べてももっと立派な刺盛りになる。

 

この店は大失敗だった。


 

このまま帰るのもシャクで、飲み直しに行った。

飲み直しに行ったのは「まめあん駅南店」。

ここは気心が知れた店で、安心して飲める。

 

突き出し。

何だったか忘れちゃったけど、ちゃんとした料理だ。

 

お酒もいい感じ。

初めからこの店にしておけばよかった。

 

ひどい刺身を食べてきたので、本当の口直しで刺身をオーダー。

きちっと料理された刺身の盛り付けで、さっきの店とは大違い。

 

いろんな店があってそれも楽しいけど、やはり店は選ばないと。

名古屋の彼女には、次はちゃんとした店で美味しいものをご馳走しないとね。

 

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