飲食店の料理が不味いと、ホントにガッカリする
- 2022.07.26
- 豊田市内

久しぶりに美女と食事に行ってきた。
男同士の飲み会でも店は選ぶけど、美女との飲み会となれば一層気を使って選ぶ。
なので初めての店は選ばないのだけど、ここ最近はコロナのために新しい店を開拓していない。
ということでネットの情報を頼りに、魚料理が美味いという店を選んで初見で行ったのだけど、これが大ハズレ。
この店の料理を食べて「豊田で魚を食べるならココ」とか「すべての料理が美味しく大満足」という評価を下すのは、一体どういう基準なのか。
日頃ネット上の評価は当てにならないと言っている私が、ネットの評判を信じて行ったのが悪いのだけど、せっかく名古屋から来てくれた彼女には申し訳ないことをした。
マイナス評価の記事になってしまうので店名は伏せるけど、わかる人には分かる。
個人の感想なのでそれはそれとしてご容赦を。
店はこんなシャレオツなビルの中にある。
パッと見ただけではどこが入り口か分かりづらい。
光の枠に囲まれた中にエレベーターがあり、店にはそれで行く。
イメージ的にはキャバクラに行くような雰囲気で、美女をお誘いするのは気が引けるけどね。
エレベーターで入った店は、カウンター席に小上がりの部屋があり、そこそこ広い。
我々は予約して行ったのだが、案内されたのはカウンターの一番端。
目の前に壁が迫っていて開放感が全くなく、しかも狭い。
平日で空いていたので、開放感のある真ん中のカウンター席に変えてもらったけど、一番端から詰めていくというのもナンだかね。
席に着くなり「お飲み物は何にされますか」といういきなりの切り口上。
そのように教育されているのだろうけど、いらっしゃいませの一言くらいあってもいいのでは。
私は取り敢えずのビールでいいけど、飲まない彼女はメニューを見て選ぶ ”間” が欲しいのだ。
で、オーダーしたのは瓶ビールとジンジャエール。
まずは乾杯。
彼女のジンジャエールに比べて、私のビールグラスが小さく見えるけど、実際小さい。
イマドキこんな小さなコップを使っている店も珍しいのでは。
こんな昭和チックで大衆酒場っぽいコップはほとんど見ない。
呑兵衛は酒器にも拘るもので、ビールメーカーの名入りグラスでもいいから、もう少しおしゃれなビールグラスを使って欲しいものだ。
魚がウリの店なので、刺身の盛り合わせを頼んだ。
盛り合わせは2種類あり並盛りと上盛りがあるとのことだったので、上盛りをオーダー。
やってきた刺盛りがコレ。
デコレーションは立派だけど、肝心の刺身そのものが小さくそして少ない。
カツオなんて切れっ端かといった感じで、ここまで薄くそして小さなカツオの刺し身は初めて。
強いて言えばマグロが美味しかったけど、それ以外は見た通りの刺し身で、スーパーにあるパックの刺し身のほうが立派と言えばお分かりかと。
お酒はいいものが揃っている。
選んだのは鳳凰美田。
こぼれ酒とあるけど、鳳凰美田が600円とは安い。
こぼれ酒とは何なのかと思えば、ぐい呑みに注いで受け皿にこぼすという形だった。
ん~ん、これで600円か。
ショットにも満たない量で600円は高い。
それに私の大嫌いな受け皿にこぼす形の注ぎ方で、ぐい呑みを持つ手はベタベタになるし、皿に溜まったお酒をぐい呑みに戻して飲むのも不潔。
鳳凰美田そのものはとても美味しいお酒だったけどね。
ビールのコップも含めて、もうちょっと酒器に気を使ってもらいたいところだ。
魚が旨いという触れ込みなので、煮魚が食べたくなった。
煮魚のメニューはこちら。
と言ってもメバルとカマスしかなかったけどね。
カマスが煮魚になるとは初めて知った。
頼んだのはメバルの煮付け。
すぐにやってきたメバルの煮付けがこれ。
なんじゃこれ ??
色が真っ黒で、飴煮のような感じ。
食べてみてもメバル特有のツルンとした白身の食感はまるで無く、パサパサ。
おそらく作り置いたものを、オーダーが入る度に小鍋で(レンジかも)温めて出しているのだろうけど、それにしてもヒドい。
これは煮付けではなく、煮込みだ。
言ってはなんだけど、ド素人の私が作ったメバルの煮付け⇩の方がはるかに旨い。
あんな真っ黒でパサついたメバルの煮付けを、美味しいと思って出しているのだろうか。
料理のプロとはとても思えない代物で、ガックリとくる。
この店で一番美味しかったのはエビマヨ。
これが救いだったけど他に食べる気も飲む気もなくなり、店を出ることにした。
これが「豊田で魚を食べるならココ」と言う店らしいが、私には信じられない。
この程度のことなら私が作った方が美味しいし、スーパーの刺身を並べてももっと立派な刺盛りになる。
この店は大失敗だった。
このまま帰るのもシャクで、飲み直しに行った。
飲み直しに行ったのは「まめあん駅南店」。
ここは気心が知れた店で、安心して飲める。
突き出し。
何だったか忘れちゃったけど、ちゃんとした料理だ。
お酒もいい感じ。
初めからこの店にしておけばよかった。
ひどい刺身を食べてきたので、本当の口直しで刺身をオーダー。
きちっと料理された刺身の盛り付けで、さっきの店とは大違い。
いろんな店があってそれも楽しいけど、やはり店は選ばないと。
名古屋の彼女には、次はちゃんとした店で美味しいものをご馳走しないとね。
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