市販の焼きそばも、一手間加えれば店レベルの味に

市販の焼きそばも、一手間加えれば店レベルの味に

 

今日は雨の日曜日。

ここ最近、週末ごとに雨が降るが、梅雨と言えばこんなもの。

シトシトとした雨降りで、ツーリングはお預けだ。

 

こんな日は家で過ごすのだけど、まずは You Tubeで na Relo の♪祭りのあと/桑田佳祐 ♫を流しながらの朝ご飯。

キレのいいギターとドラムの音に女性のツインボーカルが冴え、朝からいい雰囲気。

 

そんな音に乗せて作るのは焼きそば。

家で作る焼きそばといえば、マルちゃんの焼きそばの一択。

マルちのゃんの焼きそばはそのまま作っても美味しいけど、今日はソースに手を加えてグレードアップしてみる。

 

合わせる具材はシメジ、ニラ、キクラゲにモヤシなど。

今日は肉抜きの野菜焼きそばだ。

 

この焼きそばに付いているソースは、粉末のソース。

このソースに手を加え、味に深みとコクを足す。

 

使うのはオイスターソースと麺つゆ。

粉末ソースから液体ソースに作り変えるのだ。

 

粉末ソースには本だしと味の素も加える。

そこへオイスターソースと少量の麺つゆを混ぜるのだけど、そのままだとコテコテになってしまうので、お酒を足して伸ばす。

 

作ったソースがこれ。

これで粉末ソースから液体ソースに変身し、同時にコクと深みのあるソースになったはずだ。

 

火の通りにくいニンジンなどから焼き始め、次いで焼きそば投入。

焼きそばだから麺を焼かないとネ、当たり前だけど。

 

麺が焼ければニラとキクラゲを投入。

ニラからかぐわしい香りが立ち昇り、食欲が刺激される。

 

モヤシは最後に入れる。

モヤシを最後に入れるのは、シャキッとしたモヤシの食感を味わいたいためと、水分が出るのを防ぐ意味もある。

そして作った液体ソースを絡めれば出来上がり。

 

味噌汁と合わせて「いただきま~す」。

食べればこれがかなり旨い、と言うかメッチャ旨い。

 

マルちゃんの焼きそばはそのままでも十分に美味しいけど、ソースにオイスターソースや麺つゆなどを加えたことにより、味に深みとコクが加味されている。

それと液体のソースなので麺の表面がウェットな感じになり、食感が滑らかになる。

これが粉末ソースのままだと、乾いた感じの仕上がりに。

 

乾いた感じが不味いということではないが、液体ソースで作った方が滑らかな麺触りになり、のど越しがいい。

店で食べる焼きそばのように、つるっとした食感で美味しいのだ。

 

加えて食材を入れる順番を守ったためか、それぞれの食材の持ち味をジュワッと感じる。

モヤシにはモヤシの美味しさがあり、ニラにはニラの旨味が、シメジにはシメジの旨さがあり、そしてそれらが渾然一体となった美味しさのハーモニー。

 

液体ソースで作ったこの焼きそばを初めて食べた奥殿は、別の焼きそばかと思うぐらいに美味しかったとのこと。

大げさなようだけど、別物の焼きそばかと思うほどに美味しくなるのだ。

 

粉末ソースに少し手を加えただけでここまで美味しくなるのだから、料理の奥行きは深い。

今日は朝からの焼きそばが美味しくて、ごちそう様でした。

美味しかった。

で、この日の ”4時から飲み” は油淋鶏で一杯だったけど、その話は次回ということで。

 

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