旨い大福餅が食べたくて「増田もち店」へ行ってきた【愛知県 瀬戸市】

旨い大福餅が食べたくて「増田もち店」へ行ってきた【愛知県 瀬戸市】

 

酒を飲む人は甘いものが嫌いと言うけど、私は甘いものも好きだ。

確かにお酒のアテに甘いものは合わず、例えばお酒のアテにシュークリームや甘いあんこなどは想像するだけでもウヘッだが、それは相性が悪いからで、甘いものが嫌いということではない。

 

甘いものも好きな私なので、時々大福餅やおはぎが食べたくなる。

そんな時はみよし市の「美好餅」へ買いに行くのが常だったが、最近の美好餅は味が変わった気がする。

もしかすると親父さんから息子さんに代が替わり、それで味が変わったのかもだが、いずれにしても最近は美好餅に行かなくなってしまった。

 

で、スーパーの大福餅を買っていたのだが、味はそれなり。

それにスーパーで売っている大福餅は、ホンモノのお餅ではない。

 

ホンモノのお餅は、作ったその日に食べないと固くなってしまう。

スーパーで売るためには日持ちさせないとならないから、お餅を使えないのは仕方ないが、でもたまにはホンモノの大福餅が食べたいもの。

 

ということで大福餅とおはぎを求めて、瀬戸市にある「増田もち店」までかっ飛んできた。

 


 

戸市は豊田市の隣りなので近いけど、それでも車で40~50分かかる。

着いたのがここ「増田もち店」。

看板は「ますだ餅」になっていたけど、正しくは「増田もち店」らしい。

そんな細かいことはどうでもいいけどネ。

 

駐車場は道を挟んだ対面にあったけど、それを知らない我々は少し先にある「瀬戸蔵」という市の施設のパーキングに入れた。

ここのパーキングは最初の一時間は無料という太っ腹で、以後も一時間100円という良心的な料金。

 

瀬戸市は陶器(瀬戸物)の産地として全国的に有名。

この瀬戸蔵にも陶器の展示販売コーナーがある。

今日は器を買いに来たのではないのでチラ見しただけだけど、いいものが揃っている感じ。

ただし値も良く、いいなと思った花器が6万円もしていてビックリ。

 

それより今の瀬戸は、将棋の藤井聡太くんの出身地としての方が有名かと。

瀬戸蔵のホールには、藤井くんのコーナーが設けられていた。

将棋のことは詳しくないけど、20歳で七冠はスゴイよね。

 

将棋の駒の動かし方も知らない奥殿さえも、藤井くんの勝ち負けに一喜一憂していたぐらいなので、その影響は計り知れない。

それもあってか、対局中のオヤツに藤井くんが食べた「ぴよりん」が爆発的にヒット。

 

それまでは一日に20~30個しか売れなかったものが、一日に2,000個も売れるビッグなものになったのだ。


© JR東海

今では予約しないと買えない、名古屋の新しい名物になっている。

こんな将棋とは全然関係のないところにまで大きな影響を与えるなんて、今までの将棋界では考えられないことなのでは。

 

それよりぴよりんの売上に大きく貢献した藤井くんに、多少のバックはあるのだろうか。

人の財布だから関係ないけどね。

 


 

れはそうと大福餅だ。

増田もち店は、瀬戸蔵から歩いて1分のところにある。

 

着いてショーケースを見れば、大福餅と切り餅が並んでいるだけ。

事前の情報ではおはぎもあるというので、店主に聞いてみれば「スイマセン、売り切れてしまって、」とのこと。

まだ午前中というのに、エ~ッ?ですよね。

 

ここに並んでいるものと他によもぎ大福が数個あるだけで、他は全部売り切れで、と申し訳なさそうに言うのだ。

店主にいつもこんなふうですかと聞けば、今日は隣りのお寺で集まりがあり、その人達が大勢寄られて売れてしまったと。

 

いつもは2時頃まではあるというが、それでも午後の早い時間には売り切れてしまうらしい。

無いものは仕方ないから、大福餅とよもぎ大福をそれぞれ4個づつお買い上げ。

よもぎ大福はこれで終わりだったから、まだ良かったのかも。

値段は一個97円と安い。

 

お目当ての大福餅が買えれば早く食べたいもの。

パキューンと帰って実食だけど、話が長くなってきたのでこの続きは次回ということで。

 

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