都会で見る紅葉も素敵なもの【名古屋・白鳥庭園】
- 2023.11.27
- 愛知県(豊田市を除く)
ある人と話していたら、名古屋の白鳥庭園の紅葉が見頃とのこと。
しかもこの時期限定でライトアップもされていて、とても綺麗だという。
名古屋の街中なので激混みなのではと聞けば、それが意外に空いていて穴場だとも言う。
ただし駐車場は少なく、ライトアップの時期はかなり渋滞するらしい。
車で行くのなら白鳥庭園の周りにある、コインパーキングに停めるのが賢明と教えてくれた。
名古屋の白鳥庭園なんて初めて聞く場所で行ったこともないけど、都会の紅葉を見るのもいいかと出かけてきた。
Google ナビで、白鳥庭園近くのコインパーキングを目的地に設定し、いざ出発。
ナビの指示する通りに走れば、1時間強で目的のパーキングに到着。
幸いなことにパーキングも空きがあり、難なく停めることが出来てご同慶の至り。
そこから徒歩5分ほどで白鳥庭園に到着したのだが、庭園の駐車場に通じる道路は駐車待ちの車で大渋滞。
渋滞というより全く進まない感じ。
駐車場が満車で、出る車の数しか入れないためだが、これからライトアップが始まる時間帯なので出る車は少ない。
教えてくれた通りコインパーキングに停めて、助かった。
ここが白鳥庭園の正門。
入場料300円を払って入園だ。
こんなアプローチを抜けて行く。
白鳥庭園は名古屋の都心に位置しており、しかもすぐ横には国道1号線も走っているのだが、そんな所とは全く感じない静けさ。
このアプローチを抜けるだけでも心が和む感じで、いい雰囲気に包まれる。
迎えてくれたのが純然たる和の建物。
ここは茶室で、京都の嵐山か嵯峨野のような雰囲気。
中では茶会が開かれていて有料でお茶が飲めたようだが、ライトアップの時間はやっていないようだ。
庭には入れるようなので中へ進んでいけば、こんな素敵な場所に出る。
紅葉がとてもきれいで、美しいの一言。
見せることを意識した庭で、素敵な設え。
それと人が思いのほか少ないのが嬉しい。
紅葉の名所である豊田市の香嵐渓では、人でごった返していて、こういった静けさは望めない。
それに比べてここはゆったりと紅葉が楽しめる。
茶室のあるところから池の方へ出てきた。
だんだんと日が暮れてきて、ライトアップのムードが出てきた。
架かっている橋は「出会橋」とか。
知らなかったけど、白鳥庭園は木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)を模した作りになっているらしい。
マップで見る限りここは長良川の河口(伊勢湾)のようだけど、言われても分からない。
日はますます暮れてきて、雪吊りが美しく池に映えてきた。
名古屋は雪がほとんど降らないので、雪吊りなど必要のない所。
これはあくまでも鑑賞用というかデコレーションだけど、これがよく映える。
この庭園のすぐ隣には高層マンションが建っていて目障りだなと思ったけど、日が暮れてくればこれが意外にも邪魔にならないから不思議。
街中なので高層マンションがあるのも普通のことかと。
このマンションからの眺めも素敵だろうな。
こんなマンションに住んでいる人たちが羨ましい。
どこが何処なのかよく分からないけど、ここは「下の池」に当たるはず。
上の画像に映ってはいないが、右手にはステージが作ってあったから、昼間は何かイベントが行われていたのかも。
これは木曽川か。
そう思って見れば木曽川に見えてくる。
月も浮かんでいる。
この夜は十三夜?
平安朝の貴族たちも、こんな景色を見て歌を読んだのだろうか。
尤もその時代にライトアップはないけどな。
人出はこのような感じで、さほど混んでいるという感じはない。
初めにも書いたけど、ここは都会の穴場。
紅葉を求めて郊外の名所へ行かれる方も多いが、街中にも紅葉の名所はあるのだ。
名残惜しいけど、お腹が減ってきたので帰ることに。
名古屋の熱田にある白鳥庭園。
初めてだったけど静かないい所で、気に入ってしまった。
そうそう、今シーズンのライトアップは12月3日の日曜までで、金土日だけの限定公開。
⇒ 白鳥庭園
それとかなり冷えるので、手袋やコートなどは必須かと。
さ、帰って鍋でも食べて暖まることに。
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