天ぷらの天かすで味わう「天かす丼」が超絶美味

天ぷらの天かすで味わう「天かす丼」が超絶美味

 

の日は天ぷらにしてみた。

家で揚げる天ぷらはエビとかキスなどの高級なネタはなく、オクラとかニンジンなど身近な食材で作っている。

 

生のエビとかキスなどは足が速いので、買ってきたらその日に天ぷらにしないといけない。

それに高いので買ってこないのだ。

 

それとエビの下処理は面倒で、私ではエビが上手く剥けないという理由もある。

その点、オクラとかの野菜類は足が速くないので、気が向いた時に天ぷらにできるから気楽。

 

ということで、いつもと同じように庶民的な天ぷらでいってみた。

 


 

れがその天ぷらで、メインはとり天。

それにオクラとぶなしめじとミョウガ、それに玉ねぎとニンジンのかき揚げで仕上げてある。

いつもよりネタが少ないのは、天ぷらは意外にお腹が膨れる料理なので、それで少な目のネタで揚げてある。

 

他には作り置きのおでんと肉じゃがを合わせて、セット完了。

量が少ないように見えるかもだが、飲むアテとしては十分な品数と量がある。

 

そして今日は大根おろしという、スペシャルなものがある。

おでんで残った大根をおろしたもので、これを天つゆに添えて天ぷらを味わえば、より美味しくなるのではと。

 

用意が整えば早速ビールで乾杯。

天ぷらに限らず揚げ物にはビールが合うから、余計に美味しい。

 

とり天も綺麗に揚がっている。

いつもは鶏肉に下味をつけずに揚げているけど、今日は軽く塩を振って揚げてみた。

それもあってか味に輪郭がついて、いつも以上に美味しい。

 

大根おろしを添えた天つゆもいい感じ。

少し辛味のある大根おろしが、天ぷらによく合う。

いつもはチューブの生姜を合わせていたけど、大根おろしの方がより合う気がする。

 

タマネギとニンジンのかき揚げは彩りが鮮やかで、地味目な天ぷらに色が入って、見栄えが良くなる効果もある。

それに食べても美味しいのだ。

 

作り置きの肉じゃがやおでんは、日が経って味が染みてる。

この手の料理は作った日よりも、一晩か二晩ぐらい寝かせた方が美味しいかと。

 


 

んな感じでビールが済めば、ご飯に。

ただしそこそこお腹が膨れてしまったので、ご飯は軽く天かす丼にしてもらった。

天ぷらで残った衣を揚げて作った天かすをご飯にかけ、めんつゆを少し垂らしただけの簡単な丼ものだけど、これがたまらなく美味しいのだ。

 

サクサクの天かすがご飯に絡み、上等な天丼を食べてるような雰囲気。

揚げ物の美味しさは衣(パン粉)が命で、衣サクッと揚がっていればそれだけで合格点が付く。

衣がサクッとしていれば、ネタの種類を問わず十分に美味しいのだ。

 

逆に言えば上等なネタであっても、衣がベチャッとしていると美味しくない。

スーパーで買ってくる揚げ物が美味しくない理由は、時間が経つとネタから水分が出てしまい、そのため衣が湿ってサクサク感がなくなるから。

 

やはり揚げ物は揚げたてを食べるのが一番で、家で天ぷらを揚げる最大のメリットは、揚げたてが食べられるところにあるのではと。

 

それと同じ理由で、この天かす丼もサクサクとした味わいでとても美味しい。

人様に出すような料理ではないけど、この天かす丼が超絶美味。

ホント、これだけのために天かすを作ってもいいと思うほどだ。

 

今日は天ぷらと天かす丼で、ごちそう様でした。

美味しかった~。

 

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