驚くほどフルーティーでフレッシュなお酒「百春」【自宅】

驚くほどフルーティーでフレッシュなお酒「百春」【自宅】

 

 

お酒がなくなってしまったので、いつもの酒屋へ買い出しに。

いつも買う岐阜・瑞浪の小左衛門の隣に見かけぬお酒が置いてある。

酒屋の主に ”このお酒はどう” と聞けば、”旨いよ” の一言。

 

お酒の表現として ”スッキリとして吟醸香がいい味” とか ”膨らみのある芳醇な味” とか複雑な表現をするけど、飲んで旨いかどうかが肝心なところ。

余計な修飾を付けずに ”旨いよ” というのは、余程自信があるのだろうと早速買ってみた。

 

これがそのお酒で「百春」(ヒャクシュン)という銘柄。

IMGP4064

名前も初めて聞く初物のお酒だ。

 

蔵元はうだつの上がる町で有名な岐阜県美濃市の「小阪酒造場」。

IMGP4066

日本全国、どこにも酒蔵があるものだ。

 

書いてある通り純米酒の無濾過原酒で、微発泡しているとのこと。

IMGP4063

酒米は富山産の五百万石。

五百万石は作付面積が日本で一番多い酒米で、有名な山田錦よりも多い。

聞いた話では、五百万石はフルーティーな吟醸系のお酒になるという。

私がそんな系統の酒が好きということを主が知っているので、それで勧めたのだろう。

飲むのが楽しみでワクワクしてくる。

 

で、さっそく飲んでみた。

IMGP4072

ウヒョー、これは旨い!

掛け値無しに旨い。

 

香りは少なめでも飲めば溢れるような吟醸香があり、フレッシュでフルーティーな味。

上品で爽やかな酸味と甘味があり、微発泡しているためサラッとした後味。

素晴らしい。

 

奥殿もコレ凄いね、とのこと。

IMGP4062

これほど旨いお酒に出会えることはあまり無い。

余りにも美味しいのでがぶ飲みしてしまいそうで、酒屋も罪なものを勧めてくれたものだ。

 

アテにはほうれん草に水で戻した切干大根を合わせたもの。

IMGP4067

シンプルなお浸しだが、これが旨い。

柔らかくて甘みもたっぷりある旨いほうれん草だが、実はこれも酒屋で買ったもの。

 

酒屋のお爺さんが作ったもので、採れたて新鮮なほうれん草なのだ。

新鮮な野菜ってこんなに旨いのかと驚くと同時に、きっと作り方も上手なのだろう。

本当に旨いほうれん草で、丼に一杯食べたいほどだ。

 

こちらは切り干し大根の炊いたん。

IMGP4068

サラッとしてフレッシュなお酒なので、こういったあっさり目の料理が合う。

 

これは大津・坂本屋の湖魚佃煮。

IMGP4307

味わい深い佃煮が日本酒に合い過ぎ。

 

お酒がするすると飲めてしまうので、アテに在るものを出してもらう。

筍の炊いたん。

IMGP4048

春の味が美味しい。

 

オニオンスライスの蒸し鶏の合わせもの。

IMGP4054

ピリッとした玉ねぎの辛味がアクセントになってる。

 

ひじきの煮物。

IMGP4047

昔は好きではなかったが、今は好きになってる。

嗜好も変化するものだ。

 

こんな美味しいお酒を飲んでしまったので、今日は小左衛門の出番はなし。

IMGP4073

この小左衛門はいつもの物と違い、純米吟醸のおりがらみという新バージョン。

 

これはこれで楽しみなのだが、今日はこんなお酒も頂戴してしまったのだ

IMGP4101

吉田蔵の大吟醸。

これも素晴らしく旨いお酒で、富来助で教えてもらったもの。

わざわざ届けていただき、ありがたいことだ。

 

百春に小左衛門、そして吉田蔵と豪華な取り合わせで、酒好きには堪らない組み合わせ。

暫くはゴージャスなお酒にどっぷりと浸りそうだ。

 

 

 

 

ブログ村のランキングに参加してます⬇


にほんブログ村 料理ブログ 今日作った料理へ
にほんブログ村