黒鯛(チヌ)の刺し身には日本酒【自宅】
奥殿が買い物に行きたいと言う。
何が言いたいかといえば、ドライバー兼荷物運搬役をしてくれということ。
ま、スーパーの買物は嫌いではないから付き合うことに。
奥殿が野菜や肉などを買ったから、魚も欲しくなり鮮魚のコーナーへ。
ここの鮮魚コーナーは、市場のような雰囲気があって楽しい。
長崎のアジなんて刺し身にしたら旨そうだけど、残念ながら自分では捌けない。
言えば捌いてくれるけど、こんな安い魚では頼むのも気が引ける。
それよりも切り身を買ったほうが簡単お手軽。
ということで旨そうな黒鯛(チヌ)があったので、それにする。
家で早速盛ってもらう。
切って盛りつけるだけだから簡単。
黒鯛の身が鮮やかで、いかにも旨そう。
合わせるお酒は当然のごとく日本酒。
今日は貰い物の「花陽浴(ハナアビ)」。
華やかな味の花陽浴と、上品で淡白な味の黒鯛がマッチして旨い。
黒鯛だけではさびしいからと、もうひと品買ってきたのはスルメイカ。
イカの切り方が素人ぽいのは仕方のないところ。
それでも味はよく、美味しい。
いくら旨くても花陽浴ばかり飲んではもったいないからと、今度は獺祭(ダッサイ)。
獺祭はどこの店でもトップにランクされる酒でも、花陽浴の後では分が悪い。
とは言え美味しく無いということではなく、極めて真面目に作られたお酒で旨い。
ただ花陽浴のような艶やかさがないだけで、ここらあたりは派手目な女性が好きなのか、清楚な女性が好きなのかの違いといったところ。
ちょっと例えが下品か。
冷凍庫にサンマの開きがあるということなので、焼いてもらう。
三河ではサンマの開きはポピュラーではないけど、油の乗ったサンマが旨い。
そう言えば「花陽浴」の純米大吟醸もあったから、ついでに飲んでしまう。
う~ん旨い。
花陽浴の赤ラベルに純吟、それに獺祭を一緒に飲むなんてちょっと贅沢し過ぎ。
でも旨いから止められないね。
今日は魚の日だったけど、日本酒によく合って実に美味かった。
ごちそう様。
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