プロの技が冴える素敵な料理屋「立花」【豊田市】

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名古屋に住んでる友人と電話してたら、「たまには食事でも、」という話に。

彼女曰く「鳴海にいい店があるから」ということだけど、名古屋は遠いのよね。

豊田市からだと電車で一時間はかかるから、行くのが手間。

 

でも折角なので「行く、」と答えたら予定を聞かれ、〇〇日ならいいよと返事。

彼女が言ういい店とは、名古屋・鳴海の「小や町」という店。

小谷町-1
画像はネットより拝借

画像で見るとかなり高級そう。

さすが本物志向の彼女ならではのチョイスで、抜群の雰囲気。

 

翌日彼女から満席で予約が取れないということで、私にどこがいいかと聞いてくる。

名古屋の店なんて分からないと答えると、だったら豊田に行くから決めておいてね、とのこと。

 

さて困った、ラグジャリーな彼女にふさわしい店、、

で、思いついたのが四季の宴「立花」。

最近はご無沙汰だけど以前はちょこちょこ行った店。

tachibana-1
画像は店のページより

料理も構えも本格的な店で、ここならいいでしょう。

 

当日、車で来た彼女に迎えに来てもらって「立花」へ。

車だと飲んだら帰れないよって言ったら、飲まないからとのこと。

どうせなら飲んで泊まっていけば、何なら一緒に泊まってもいいけどと言ったら、即座に「断る!」

 

更に、そんなに遠慮しなくてもいいからって言ったら、「怒るよ!」、と怒られた。

(*_*;  スンマセン、、

入店前から一波乱あったけど、彼女とは昔からこんなペースでこれが普通。

 

で、「立花」です。

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聞けば彼女も数年前に一度来たことがある店だとか。

 

イザ入店。

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久しぶりの「立花」だけど、綺麗なママが私のことを覚えていてくれて嬉しい。

美形のママの画像を撮り忘れてしまったのは残念。

 

先ずはお酒。

立花-06

醸し人九平次の雄町。

キレのある吟醸酒で、透明感のあるスッキリとした爽やかな飲み味。

 

彼女はお茶、、、

昨日ワインを飲んだら気持ち悪くなってしまい、体調が冴えないらしい。

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簡単にいえば二日酔いだねって言ったら、最近お酒に弱くなったとのこと。

それは老化現象です、とは怖くて言えなかった。

 

お通し。

立花-05海老に山芋がかけてあり、それにジュレ状の醤油がかかった手の込んだひと品。

お通しとしては勿体無いぐらいの料理で、この店のクオリティーの高さが分かる。

 

気づかなかったけどお通しは二段になっていた。

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こちらはおから?主体の料理だけど、スキルが低くて説明できない。

食べればとても美味しく、体調が冴えないという彼女もペロリと食べていたから、やはり美味しいのでしょう。

この二品だけでかなり満足できてしまう。

 

彼女との話は尽きなくて、料理をオーダーする隙もないほど。

今日は席しか予約していないから、料理は頼まないと何も出てこない。

 

メニューの一部。

立花-10

他にも数々あるし、しかもどれも美味しそうなので目移りして決まらない。

その中から小寒いので暖かいものをということで、天ぷら。

マスターからは天ぷらでも山菜とか海老とかがありますが、ということで海老を中心にした盛り合わせをオーダー。

 

これが立花の天ぷら盛り合わせ。

立花-11

教科書に載るような綺麗な天ぷらが素晴らしい。

まず色がとても白く揚ってる。

海老、えのき、隠れてるけど白身魚?などに手前の山菜。

どれを食べても実に旨い。

それと品の良いいい器を使ってるのも嬉しいところ。

 

彼女の話は面白く、話すのが5、食べるのが1と言うペースで食べる方が進まない。

その合間を縫ってお酒をオーダー。

立花-14

銘柄は加賀のナントカ、、

彼女の話を聞いていて忘れてしまったけど、美味しいお酒。

もう一つ栃木のお酒も飲んだけど、そちらも同じように銘柄の記憶はなし。

 

彼女の話は多方面に渡り、旅行のこと、子供のこと、スポーツジムのこと、職場の同僚後輩のこと、着物のことなどなど、、、

女性は喋るように出来てると聞いたことがあるけど、本当だ。

 

特に着物のことでは、ナントカのコンテストで選ばれて全国大会に行くのだとか。

大会の様子の雑誌を持ってきてくれたけど、皆さん美しい。

Kimono Contest -07
画像はイメージ

こんな世界もあるのね。

 

摘みながら食べられるものということで「鉄火巻き」。

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中トロと赤身のマグロに紫蘇が巻いてあるという、仕事のされた鉄火。

しかも細巻きだから酒の摘みとしてはピッタリのサイズ。

 

寿司は一口で食べられるサイズがいい。

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飲んでると特にそう思うけど、寿司はツマミにもなるしご飯にもなる。

それが大きな握りだとご飯にはなってもツマミには適さない。

 

回転寿司の寿司が好きでない理由に、シャリが大きいこともある。

お腹を膨らすのならそれでいいのだろうけど、飲むには大き過ぎ。

尤も回転寿司は食べるのが主眼で、寛ぐとか飲むのではないから向きが違う話だね。

 

彼女の話に戻って、彼女はこの夏ヨーロッパに行くとか。

しかも一ヶ月!も。

彼女の娘がチェコのプラハに住んでるので、そこを基点にしてヨーロッパを一ヶ月かけて巡ってくるのだとか。

Europa-108
画像はイメージ

何とも羨ましい話。

 

予定ではアテネから地中海をぐるっと船で一周するクルーズの予定も立てていたけど、チュニジアでの銃撃事件があって急遽取りやめに。

その代わりアテネからローマ、フランス、ベルギーからドイツへと車で回るというから、これも凄いね。

お土産にチェコのビールを買ってきてくれるらしいけど、一ヶ月もヨーロパに行けるのが羨ましい。

 

話すことがメインになってしまったけど、「立花」の料理はやはり美味しかった。

 

四季の宴「立花」 紹介ページ(食べログ)

 

紹介ページによればランチもあるようだから、たまにはランチもいいか。

※ 現在はランチはやっていないとのこと(2016年追記)

 

プロの作る料理は違うと実感できる味と雰囲気の、いい店。

立花-02

彼女も楽しそうでご同慶の至り。

 

また行きますのでよろしく。

 

 

 

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