鯛の料理が得意な和食の店「克祐」【豊田市】

豊田の中心市街地から離れていてしかも駅からも遠いという立地の「克祐」(カツスケ)。
そんな立地の克祐へ、和食が食べたいという友人が名古屋から来るので久しぶりに行ってきた。
友人は名古屋の地下鉄から相互乗り入れしてる豊田線で来るから浄水の駅で待ち合わせ。
私も初めて降り立つ浄水の駅。
再開発も進んで駅前は綺麗に整備されているし、マンションも林立してオシャレな雰囲気。

約束通りの電車で来た彼女を伴ってタクシーで店へ。
一年ぶりの「克祐」。
外観からは(内観も)和食の店とは見えない。
店の中にはボードやマウンテンバイクがディスプレイされていてどう見ても和食の店に見えない。
初めて来た時はそのギャップに驚いたものだけど、その印象は今も変わらない。
もう一つ驚いたことは Mama が Mother になっていた。
一年という時の流れを実感する。
ママは現在産休中でたまたま居合わせたようだ。
それにしてもめでたいことだね。
この店はお酒が充実してるから嬉しい。
先ずは奈良萬からいってみる。
日本酒が飲めない彼女はこのリストからチョイス。
選んだのは白ワイン。
乾杯。
わざわざ豊田まで出向いてもらって恐縮。
お嬢さん育ちの彼女は上品でオシャレな人で、話す言葉も優しい。
前菜。
上の列はごま豆腐、スルメイカの塩辛(味噌漬け?)。
下の列はもずくや野菜の煮物、鮎の甘露煮などですべて手作り。
一品一品がちゃんと料理されていてるし味もいい。
美味しい前菜なのでお酒が一気に進む。
奈良萬はフルーティーですっきりとした味の美味しいお酒。
美人を前にして飲んでると酔いも早い。
刺し身の三種盛り。
克祐は魚料理が得意で、白身の魚、中でも鯛にこだわりがあるとのこと。
刺し身は単に切っただけではなく皮目をさっと炙って焼き目をつけてある。
食べれば身の甘みと皮目の焦げた感じがマッチしてとても美味しい。
他のものは昆布シメ?と削ぎ切りした薄造り?だったと思うけど記憶違いかもしれない。
いずれにしても全て一仕事されていて美味しい刺身だ。
椀物。
肉がダメな彼女に合わせてキノコに鯛が合わせてある。
上品で透明感のある味。
素材の味が引き出されていて余計な味付けは無い。
お酒の追加で飲み比べ三種。
こうして飲み比べるとそれぞれの味、個性の違いがわかって楽しい。
女性もそれぞれ違いがあるのと同じだね、って言ったら男もだねと返ってきた。
福山雅治が結婚したと彼女が言うけど、私にとってはそれがどうかしたのかという程度のこと。
彼女は多分ましゃのファンなのだろうけど何がそんなにオオゴトなのか分からない。
目の前にいい男がいるのにと言っても返事もなく軽くスルーされてしまった。
女性の恋心はいつまでたっても夢見る少女のままということなのね。
のどぐろの煮付け。
少し小ぶりとはいえ高級魚ののどぐろの煮付けが出るとは素晴らしい。
油の乗った濃厚な白身に照りの効いた甘辛の煮汁が合わさってとても美味しい。
この味に彼女もとても美味しいと満足してくれた様子で私も嬉しい。
料理はまだ続いて小海老の揚げ物。
箸休めに丁度いい。
この後ご食事が出てコース料理の終了。
今日のコースで3,500円(通常は4,000円)はお値打ちに感じる。
◆ 店舗情報(情報は確認してください)
店名 : 居酒屋 「克祐」(カツスケ)
住所 : 豊田市逢妻町2-39
電話 : 0565-41-6564
営業 : 11:30~13:00 / 17:00~21:00 / 木曜定休
⇒ 食べログ
で、次回は何にしようかという話に。
中華料理とかドイツ料理はどうって聞いたらドイツ料理が良いという。
でもドイツ料理だと肉中心になって肉がダメな彼女だと食べるものが限られてしまう。
まさかジャガイモばっかりでは申し訳ないからと言ったら、プレッツェルがあればいいと言うではないか。
プレッツェルを知ってるとは驚き。
私が初めてプレッツェルを知ったのはつい最近のこと。
博学の彼女だ。
今夜はよく食べてごちそう様。
美味しかったし楽しかった、また行きます。
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