涼しい高原へ行くはずが猛暑の京都でトロッコ列車【京都】

連日35℃近い気温のこの頃。
そんな暑い日は涼し気な高原へ行くのがベストで、上高地や菅平から嬬恋、ビーナスラインの美ヶ原なんかへ行ってみたい。
で、奥殿にどこへ行きたいかと聞いていみれば、なんと京都がいいと言うではないか。
この盛夏のさなかに京都?
倒れそうな気もするが、何でも嵐山・天龍寺の庭が見たいとのこと。
真夏の京都も一興かと出かけることにしたが、やはり夏の京都はメッチャ暑そう。
朝イチの京都ならまだ涼しくてマシだろうと、朝5時半出発という強行日程だ。
そのため起きたのは4時半前。
遊ぶこととなると、目覚ましがなくても起きれるのは子供と同じだ。
この時間に起きれば、朝シャワー&モーニングコーヒーをしても余裕の5時半出発。
伊勢湾岸→東名阪→新名神→名神で、あっという間に大津到着。
大津?って、京都じゃないのか。
ハイ、京都を車で巡るのは手間なので、大津に車をデポって、あとは電車で移動なのだ。
7時半には大津駅から快速で京都へ。
大津からは10分で京都到着。
早いね。
京都駅には駅弁もたくさん売っていた。
駅弁を買って、一杯飲みながらの列車旅もやってみたいものだ。
六角精児の世界だな。
隣のホームからは金沢行きの特急が出るところ。
これに飛び乗って金沢へ行きたくなってしまう。
京都駅からは嵯峨野線(山陰線?)で、嵯峨嵐山駅着。
停まっているのは嵐山トロッコ列車。
これを見た奥殿が、あの電車に乗りたいと子供のような突然の方針転換。
切符が買えるかな、と駅員さんに聞けば、朝イチなので今なら当日券買えますよとのこと。
始発の乗車券を買って、イザ出発。
運賃は片道620円と意外と安い。
ところで天龍寺の庭はどうなったと言いたいが、ま、いいか。
ディーゼル機関車で行くのね。
片道25分のトロッコ列車の旅だ。
トロッコ列車と言うだけあって、窓も開け放たれて開放感タップリ。
駅員さんの話によれば、一番の列車はまだ空いているけど、次の列車からは満席とのこと。
我々と相席なったのは女の子二人。
今日はどこから来たの?と聞けば、奈良からだけど実はアメリカに住んでいるとのこと。
左の子はアメリカ人とのハーフで、右側の子は両親とも日本人だけど生まれも育ちも米国らしい。
二人とも日本語も英語もとても達者。
今日はアメリカから友達も来ていて、確かにアメリカ人の子どもたちやその母親など、10人以上の大勢さん。
日本語と英語がちゃんぽんに飛び交って実に賑やか。
彼女らにとっては景色など二の次で、まるで遠足状態なのだ。
途中で鬼が出たときなど大盛り上がりで、鬼もタジタジに。
鬼の後ろの女性がピンクの服の女の子の母親で、とてもクレバーで綺麗な人。
英語も堪能で、英語と日本語でやり取りするのには感心する。
子供とよりこの母親と話がしたかった、って、不純だね。
保津峡はこんな景色。
涼しげな所だ。
途中の保津峡の駅。
吊り橋がかかっている。
終点のトロッコ亀岡の駅。
我々はこのまま元に戻るけど、彼女らは保津川下りの船で帰るとのこと。
バイバーイ、でお別れ。
帰りは座席が代わって一番ワイルドな席へ。
この列車には窓すらない。
加えて床も素通し。
涼しそうでバッチリだけど、雨が降ったらワヤだな。
天井もアクリル板なので、気持ちがいい。
ただし帰りも景色は同じようなもの、って、当たり前か。
保津川は水量が少ないようにも見えるけど、いつもこんなものなのだろうか。
我々も帰りを船で保津川を下ってくればよかったか。
クーラーも無いけど、暑いとは全く感じない。
やはりけっこう涼しいのだ。
往復50分のトロッコ列車の旅はこれでおしまい。
奥殿の急なリクエストだったけど、こんな時に乗らなければ乗ることもないだろうから、良かったのでは。
さ、だいぶ遅くなったけど、予定していた天龍寺だ。
それにしてもアッジー。
ここまで来ただけで暑さてんこ盛り。
境内もギョエと思うほどに暑い。
さっきの保津峡の涼しさが懐かしい。
暑さに参りそう。
あまりにも暑いので、この続きは次回ということで。
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