涼しくなれば鍋が恋しくて今季初の鍋にしてみた【自宅】
- 2019.10.09
- 家飲み/家食べ
ついこの間まで「暑い」と言っていたのを忘れたかのように、涼しくなってきた。
温暖化だ、気候変動だと言っても季節は巡るもので、夏が終わればちゃんと秋は来る。
それが自然の摂理というものだ。
そんな季節にはやはり鍋が恋しい。
と言うことで鍋にしてみた。
今季初登場の土鍋。
棚の奥で惰眠を貪っていた土鍋だが、たたき起こしてきた。
鍋は準備できたが、問題は中に入れる具材。
思い付きで鍋にしたので、気の利いた食材がないのだ。
家にあるもので適当に鍋にすることになるが、豆腐があったので豆腐をメインにし、肉や野菜を入れてみた。
ただし大根を入れたのは失敗。
短時間煮ただけでは、中まで火が通らなかったのだ。
おでんのような大根を期待していたのだが、短い時間では仕上がらないことが分かった。
分かった時は手遅れだったけどね。
残った大根は小鍋に移し、改めて火を通すことにして明日のアテにする。
おでんの大根は、作るのに時間がかかるのだ。
味付けは創味シャンタンと本だしで作ったけど、適当に作った割には美味しかった。
ひと煮立ちしたので、テーブルに移して「いただきます」。
こんな感じでセット。
色気のない晩ごはんだが、家の食事はだいたいこんなもの。
鍋料理は材料を準備すれば出来たも同然で、作る手間とか盛り付けが無いので楽だが、料理らしさも無い。
私が外食でシャブシャブなどの鍋料理を頼まないのは、料理とは思えないからだ。
鍋料理は客が好きなように作るから、料理人の出番がない。
調理とか味付け、料理人の見せ場である盛り付けなどは何も無く、バイト君やパートさんが材料を盛って終わり。
これを料理と呼ぶかどうかも微妙で、材料を盛るだけなら私にでも出来る。
そんな簡単なものを、わざわざ高いお金を払ってまで外で食べる気がしない。
私が外食で鍋料理を頼まないのは、こんな理由からだ。
鍋料理とは言え、鍋だけでは味気ないから作り置きのものも並べてみた。
これは手羽先の甘辛煮。
甘じょっぱい味にキムチの辛味が効いて、ビールのアテにはピッタリのひと品。
これは竹輪とコールスローの盛り合わせ。
竹輪は鍋に入れようかと思ったが、安っい竹輪なので、鍋に入れて煮込むと ”ブヨブヨ” になりそうだったので止めたもの。
奥殿も帰ってきたので、さっそくビールで一杯だ。
ビールがないと食事が始まらないというのもナンだけど、これが美味しい。
鍋も美味しい。
創味シャンタンで味付けてあるので、中華風な味になってしまうかと心配だったが、ちゃんと和風の味になっている。
適当に入れた小松菜もよく合う。
ただし、さっきも書いたが大根だけは失敗。
20分ぐらい煮ただけでは全く火が入らず、ガリガリの状態。
大根は火が通りにくいのだ。
とは言え豆腐やしめじ、肉などは美味しくて、今季初めての鍋が美味しかった。
鍋が済めばうどんとか雑炊で締めにすることが多いが、今日はご飯に味噌汁。
鍋の後に味噌汁という組み合わせはあまり聞かないが、思いつきで鍋にしたから、食事の流れがおかしいのだ。
この日のご飯には、珍しいお浸しが出されている。
大根の抜き菜で、ピリッと辛味の効いた抜き菜が旨い。
ご飯のおかずにもなるけど、お酒のアテにしてもいいのでは。
昔は抜き菜など売り物にはならず、農家さんが自家消費していたものだが、今はこういうものも売り物になるようだ。
小料理屋や居酒屋なら、ちょっと気の利いたひと品として出せるからね。
鍋に始まって味噌汁とご飯で締め。
ちょっと食べ過ぎた感もあるが、いよいよ食欲の秋の始まりということだ。
次はしめ鯖とか松茸ごはんもいいね。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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