涼しくなれば鍋が恋しくて今季初の鍋にしてみた【自宅】

涼しくなれば鍋が恋しくて今季初の鍋にしてみた【自宅】

 

ついこの間まで「暑い」と言っていたのを忘れたかのように、涼しくなってきた。

温暖化だ、気候変動だと言っても季節は巡るもので、夏が終わればちゃんと秋は来る。

それが自然の摂理というものだ。

 

そんな季節にはやはり鍋が恋しい。

と言うことで鍋にしてみた。

 

今季初登場の土鍋。

棚の奥で惰眠を貪っていた土鍋だが、たたき起こしてきた。

 

鍋は準備できたが、問題は中に入れる具材。

思い付きで鍋にしたので、気の利いた食材がないのだ。

 

家にあるもので適当に鍋にすることになるが、豆腐があったので豆腐をメインにし、肉や野菜を入れてみた。

ただし大根を入れたのは失敗。

短時間煮ただけでは、中まで火が通らなかったのだ。

 

おでんのような大根を期待していたのだが、短い時間では仕上がらないことが分かった。

分かった時は手遅れだったけどね。

 

残った大根は小鍋に移し、改めて火を通すことにして明日のアテにする。

おでんの大根は、作るのに時間がかかるのだ。

 

味付けは創味シャンタンと本だしで作ったけど、適当に作った割には美味しかった。

ひと煮立ちしたので、テーブルに移して「いただきます」。

 

こんな感じでセット。

色気のない晩ごはんだが、家の食事はだいたいこんなもの。

 

鍋料理は材料を準備すれば出来たも同然で、作る手間とか盛り付けが無いので楽だが、料理らしさも無い。

私が外食でシャブシャブなどの鍋料理を頼まないのは、料理とは思えないからだ。

 

鍋料理は客が好きなように作るから、料理人の出番がない。

調理とか味付け、料理人の見せ場である盛り付けなどは何も無く、バイト君やパートさんが材料を盛って終わり。

 

これを料理と呼ぶかどうかも微妙で、材料を盛るだけなら私にでも出来る。

そんな簡単なものを、わざわざ高いお金を払ってまで外で食べる気がしない。

私が外食で鍋料理を頼まないのは、こんな理由からだ。

 

鍋料理とは言え、鍋だけでは味気ないから作り置きのものも並べてみた。

これは手羽先の甘辛煮。

甘じょっぱい味にキムチの辛味が効いて、ビールのアテにはピッタリのひと品。

 

これは竹輪とコールスローの盛り合わせ。

竹輪は鍋に入れようかと思ったが、安っい竹輪なので、鍋に入れて煮込むと ”ブヨブヨ” になりそうだったので止めたもの。

 

奥殿も帰ってきたので、さっそくビールで一杯だ。

ビールがないと食事が始まらないというのもナンだけど、これが美味しい。

 

鍋も美味しい。

創味シャンタンで味付けてあるので、中華風な味になってしまうかと心配だったが、ちゃんと和風の味になっている。

 

適当に入れた小松菜もよく合う。

ただし、さっきも書いたが大根だけは失敗。

 

20分ぐらい煮ただけでは全く火が入らず、ガリガリの状態。

大根は火が通りにくいのだ。

とは言え豆腐やしめじ、肉などは美味しくて、今季初めての鍋が美味しかった。

 

鍋が済めばうどんとか雑炊で締めにすることが多いが、今日はご飯に味噌汁。

鍋の後に味噌汁という組み合わせはあまり聞かないが、思いつきで鍋にしたから、食事の流れがおかしいのだ。

 

この日のご飯には、珍しいお浸しが出されている。

大根の抜き菜で、ピリッと辛味の効いた抜き菜が旨い。

ご飯のおかずにもなるけど、お酒のアテにしてもいいのでは。

 

昔は抜き菜など売り物にはならず、農家さんが自家消費していたものだが、今はこういうものも売り物になるようだ。

小料理屋や居酒屋なら、ちょっと気の利いたひと品として出せるからね。

 

鍋に始まって味噌汁とご飯で締め。

ちょっと食べ過ぎた感もあるが、いよいよ食欲の秋の始まりということだ。

次はしめ鯖とか松茸ごはんもいいね。

 

今日も美味しかった、ごちそう様でした。

 

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