遠出してのランチ2連敗で中華料理の「楼蘭」へ【岐阜県瑞浪市】
- 2020.01.23
- 岐阜県

たまにはロードスターを走らせてやらないと車のためによくない。
幸いこの日は快晴微風というオープン日和なので、屋根を開けてかっ飛んできた。
行き先はどこでも良かったのだが、どうせならランチをと言うことで、美味しい店の多い岐阜の瑞浪市へ。
豊田から小原を抜け瑞浪へ至る R.419 は、雰囲気のいいワインディング・ロードが続き、ツーリングにピッタリのルート。
中速コーナーを、6⇔5⇔4速とシフトダウン・アップを繰り返して駆け抜けるのは痛快で、エキゾーストノートすら音楽のように奏でる。
そんな気分のいい道を楽しんでいれば、アッという間に到着。
わずか50 kmのショートツーリングだが、オープンエア・ツーリングはやはりいいもので、人も車も爽快感に包まれる。
瑞浪のランチで選んだのは、中華の「The 富士」という店。
奥殿はイタリアンかフレンチが希望だったが、中華が食べたいと私が決めてしまった。
この店は何を食べても美味しいらしく、中でも麻婆豆腐や担々麺、餃子などが旨いとのこと。
麻婆豆腐なんて久しく食べていないから期待していたが、店に着いてみればこんな張り紙が。
エッ?「本日満席」、ガーンッ!
予約満席で入れない。
店の人に「待てば入れますか?」と聞いてみたけど、全く空きがなく申し訳ないとのこと。
町中華の店が予約で満席になるなんて思ってもいなかったが、甘かった。
席が予約で埋まってしまうのは、かなり美味しい店ということだろう。
⇒ 中華酒房 The 富士(食べログ)
残念だが今回は諦めるしかない。
それにしても遠出しての外食はこれで2連敗。
一度目は正月三が日に初詣のついでに寄った、静岡県森町の「榊ばら」。
この店も予約せずに行ったのだが、年末年始の休業中で敗退。
この時は小國神社へ向かう大渋滞にも負けて、結局初詣にも行かずランチも食べずで帰って来てしまった。
どちらのミッションも未達で、正月早々、往復200 kmのドライブを楽しんだだけだった。
町中華「富士」が予約で満席は仕方ないが、腹が減った。
瑞浪は飲食店の多い街なので、店はたくさんある。
行ったことのある店も何軒かあり、すぐ近くにはフレンチの「ベルエキップ」もあるし、和食の「陸」も近い。
だけど体が中華になっていて、今さら後戻りできない。
ここは何が何でも中華料理を放り込まないと、体が反乱を起こしそうだ。
と言うことで、中華料理屋を探せば直ぐに見つかった。
美味しいかどうかは分からないが、この際それは二の次。
とにかく中華だ。
グーグルにナビを任せて着いたのが「楼蘭(ろうらん)」。
シルクロードに出てくるような名前の店だ。
しかしここも満席!
だけど「少し待てば空きますから」とのことで、待つことにした。
ヤレヤレ、これでようやく中華に有りつける。
それにしても住宅街の一角にあるこの店も満席って、瑞浪の人たちがどれだけ外食が好きなのかと呆れると同時に、外食文化が発達しているように思える。
人口が4万人弱の町ということを思えば飲食店の数も多いし、客の入りもいい。
豊田との外食文化の違いを見せつけられた思いだ。
5分ほど待って入店。
さっそくオーダーするが、メニューは普通。
初めての店だから、酢豚や餃子など定番の料理を頼んだ。
これは酢豚(980円)。
甘酢あんの効いた酢豚で玉ねぎがシャッキシャキだが、味は普通。
餃子。
羽付きの餃子で6個400円って高いような気がするが、こんなものか。
味は並以下で、味の素の冷凍ギョーザの方が旨いと言っては言い過ぎか。
これは「豆腐と豚肉の豆板醤炒め」(980円)。
餡掛けの豆板醤炒めを想像していたが、そうではなかった。
辛い料理でビールが欲しくなる。
〆は中華飯(700円)。
これもごく普通の中華飯で、取り立てて言うべき味ではない。
こんな感じで食べ終えたが、50kmの距離を走って行く店ではなかった。
不味くて食べられないということはないが、この程度の店なら何処にでもある。
奥殿が言うには、私の作る料理の方が美味しいとのこと。
自分で言うのもナンだが、私もそう思う。
例えば中華系の料理で言えば、鶏手羽先の甘辛煮とかエビマヨ、餡掛け焼きそばなど、この店の料理よりいい味だ。
自分で食べて美味しいものをと作っていたら、思いがけずに美味しい味になっていたのだ。
だがこれだと外へ食べに行かずに済んでしまう。
これが喜ぶべきことなのか、悲しむべきことなのかは分からないが、プロの作る料理はやはり旨いと思わせて欲しいものだ。
次の機会には、奥殿希望のフレンチにするつもり。
瑞浪の隣りの土岐市に、こんなオシャレな店があったからだ。
今度は予約してから行かないとね。
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ありがとうございました
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