鮨屋「とんぼ」を諦めてエビマヨと青菜炒めで一杯【自宅】
- 2020.01.27
- 家飲み/家食べ

名古屋に用事があった。
折角なので名古屋で晩ご飯を食べていこうと思っても、名古屋は飲食店の数が多くて的が絞れない。
店の数が多ければいい店も多いが、反面ハズレの店も多いから、ハズレに当たる可能性も高い。
その点行ったことがある店なら安心と、奥殿が行きたいという鮨屋へ向かった。
向かったのは名古屋・新栄の鮨屋「とんぼ」。
席数わずか7席という立喰い(ホントに立って食べる)の店だが、赤酢を使った鮨は本物で、回転寿司の寿司とは次元の違う本当に旨い寿司が味わえる。
開店当初から評判の店になっていたが、昨年ミシュランのビブグルマンを受賞したため客が殺到し、入店がますます難しいことになっている。
今は「はなれ」として12席の座敷席を拡張したけれど、それでも需要に全く追いついていない。
座敷席でもいいが、鮨はマスターのいるカウンターで味わうのが一番。
と言うことで立喰いの方を選ぶのだが、なにせ7席しかないから競争率は高い。
店は5時からだが、確実に入れることを狙って開店時間の30分前に着いた。
並んで待つつもりなのだ。
オッ、誰もいない。
しめしめ一番乗りだと喜んだのも束の間。
なんとウェイティング・ボードが置いてあるではないか。
しかも書いてある人数を数えてみれば、我々は確実に2巡目以後。
30分から一時間待ちになる感覚。
それでもせっかく来たのだからと名前を書き、セブンカフェで時間を潰し、開店時間の5時に改めて来てみればこの状態。
呼び込みに来た店員さんに聞けば、やはり一時間程度の待ちになるとのこと。
この寒空の中、一時間待つのはツライ。
と言うか待つことに慣れていない我々は、この時点でギブアップ。
⇒ 鮨屋 とんぼ(名古屋情報通)
残念だが豊田に帰ることにし、家で一杯飲むことにした。
地下鉄から、相互乗り入れの名鉄豊田線に乗り継いで帰ってきた。
豊田にある評判のいい鮨屋へとも思ったが、今からでは満席で座れないだろうと諦め自宅へ。
自宅は気楽でいいのだが、難題は作らないと食べられないこと。
奥殿も疲れているだろうと、ここは私が頑張って作ることにした。
メニューは青菜炒めと、奥殿の好きなエビマヨでいってみる。
ホウレン草が沢山あるのは暖冬のため豊作だからで、ありがたいことだ。
エビはブラックタイガーではなく、ホワイトエビ?
エビは奥殿が処理してくれた。
エビマヨの要はソース。
いつもはマヨネーズとスイートチリソースで作るのだが、今日は何を思ったのかケチャップも入れてしまった。
気付いたのはケチャップを入れてしまった直後だったが、味見してみれば違和感はまったく無かったので、そのまま進行。
エビを開いて溶いた天ぷら粉に付ける。
ここまでくればあとは揚げるだけなので楽勝。
揚げます。
3分ほど揚げてソースに絡めれば出来上がり。
これは青菜炒めのホウレン草。
すごい量だけど、炒めればカサは減る。
青菜炒めに必須なものは、ニンニクと唐辛子。
家で使っているニンニクは乾燥ニンニクなので水で戻さないといけないが、手間はかからない。
それとスライスされているから、使い勝手は良い。
家にある一番大きなフライパンで一気に炒め、創味シャンタンで味付ければ完成。
簡単な料理だけどこれが旨いのだ。
エビマヨも出来ている。
いい感じで出来たのでは。
名古屋で食べてくるつもりが、豊田へ帰ってからの一杯なので腹も減っている。
さっそく一杯だ。
クーッ!ビールが旨い。
エビマヨとか青菜炒めにはビールがよく合う。
っていうか合い過ぎで、これ以外の組み合わせが思い付かない。
それと自画自賛で恐縮だが、エビマヨが旨い。
天ぷら粉で揚げたエビが旨いのは普通だが、それにマヨネーズソースが絡まって旨さ爆発。
ナニコレって言うほど美味しくて、下手な中華料理屋を凌ぐ旨さがある、って自分でそこまで言う?
マヨネーズにスイートチリソースの甘さと辛味がマゼコゼになって、独特の世界が広がっているのだ。
エビマヨは日本で考え出された料理だと思うけど、東洋と西洋の美味しさを混ぜてしまうのが日本人の ”創意工夫” なのでは。
中国人や西洋人が食べたらどんな評価を下すのか聞いてみたいところだが、きっと「旨い」と言うだろうな。
世界的に見ても、日本の料理は美味しいのだから。
青菜炒めも旨い。
創味シャンタンの中華味に、ニンニクと唐辛子が濃厚さとキレを与えている。
ホウレン草も火を入れ過ぎないように手早く炒めたので、シャキッとしていい感じ。
奥殿からもニンニクの効いた青菜炒めが美味しいとのことで、恐悦至極。
名古屋の「とんぼ」の鮨が食べられなかったのは残念だったが、家飲みもまんざらではない。
しかもこれが自作だからね。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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