週に二度は「天ぷら」にするが美味しくて飽きない【自宅】

週に二度は「天ぷら」にするが美味しくて飽きない【自宅】

 

この日の晩ご飯は、奥殿の希望で「とり天」。

天ぷらは私の担当なので私が揚げるのだが、今朝のパスタも私が作ったので、この日の食事は全部私が作ることになる(休みの日は一日二食なので)。

 

天ぷらはさほど難しいものではない。

意外に簡単にできてしまうので、気楽にとり天に取り掛かる。

 

とり天は文字通り鶏の天ぷら。

鶏のもも肉を適当な大きさに切って、麺つゆに漬けて揚げるだけのことだ。

 

それだけでは色気がないから、野菜の天ぷらも揚げるが、この野菜の天ぷらが美味しくて、主役のとり天を喰ってしまいそうなほど。

何の味付けもせずに揚げるのだけど、素材の持つ旨味がダイレクトに引き出され、それが美味しい秘密なのかも知れない。

 

天ぷら粉で衣を作れば、準備完了。

後は揚げるだけ。

 

先ずは野菜から揚げていく。

前は油の温度を170℃にしていたが、最近は180℃にしている。

 

その方がよりカリッと仕上がるからだが、この辺りは感覚の世界なので、これが正しいかどうかは分からない。

もっと高い温度で揚げる方もおられるだろうし、逆に低い温度で揚げる方もおられるだろうが、要は美味しくできればいいのであって、レシピに書いてあることを盲目的に信じる必要はない。

料理は科学ではなく、感性の世界なのだから。

 

野菜ととり天を揚げ、盛り付けたのがこちら。

盛り付けは相変わらずセンスがないが、それでも天紙を敷くようになって、お皿の上で天ぷらが滑らなくなり、立体的に盛れるようにはなった。

 

料理は見た目も大事で、盛り付けにも気を使うが、私にはこれが難題。

盛り付けはハードルが高く、難しいことなのだ。

 

他にはトマトスライスも用意した。

トマトをスライスし、オリーブオイルと塩で味付けただけだけど、これが美味しい。

トマトは天ぷらの油を少しは中和してくれるのでは、という期待もあるが、オリーブオイルをかけているからその効果は無いか。

 

仕上げに黒コショーが振ってあるけど、これが有ると無いとでは大違い。

大人の味と子供の味の差ほどの違いがある。

オリーブオイルに塩、それに黒胡椒という組み合わせを考えたイタリア人の、感性が素晴らしい。

 

こんなセットで ”天ぷら宴会” のスタート。

和食系の料理なのでお酒からいってもいいのだが、やはりビールからいってみた。

 

和食とは言え、天ぷらにはビールがよく合うからね。

う~ん、旨い!

自分でアテを作って飲むビールは、殊の外旨い。

 

天ぷらもキレイに揚がっている。

薄衣に仕上げた野菜が美味しい。

 

カリッとした衣で油クドさは全く無く、素材の持つ旨味を引き出している。

初めにも書いたが、主役のとり天を喰ってしまいそうなほどに美味しいのだ。

 

野菜の天ぷらに主役を追われそうなとり天がこちら。

野菜の天麩羅に比べて少し厚衣にしてある。

 

厚い衣といっても、作り置きの天ぷらのようなフニャッとした食感とは違い、これもカリッとした衣になっている。

とり天なので中身は鶏肉。

鶏肉ではあっても肉は肉なので、やはりガッツリ感はある。

 

さっきは野菜が主役のとり天を喰ってしまいそうと書いたが、この辺りは食べる人の主観による。

野菜が好きな人には野菜天麩羅が主役になるだろうし、肉が好きな人にはとり天が主役になる。

どちらも美味しければそれでいいというのが、作った私の思いだ。

 

それにしてもここ最近、週に二度は天ぷらを揚げている。

それでも全く飽きないし、不思議なことにクドいとも感じない。

 

これが例えばすき焼きや焼き肉なんかだと、クドくて続かない。

なぜなのかは分からないけど、すき焼きに比べて天ぷらはヘルシーなのだろうか。

カロリーは同じぐらい高そうに見えるけどね。

 

今日も美味しかった、ごちそう様でした。

 

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