週に二度は「天ぷら」にするが美味しくて飽きない【自宅】
- 2020.10.06
- 家飲み/家食べ
この日の晩ご飯は、奥殿の希望で「とり天」。
天ぷらは私の担当なので私が揚げるのだが、今朝のパスタも私が作ったので、この日の食事は全部私が作ることになる(休みの日は一日二食なので)。
天ぷらはさほど難しいものではない。
意外に簡単にできてしまうので、気楽にとり天に取り掛かる。
とり天は文字通り鶏の天ぷら。
鶏のもも肉を適当な大きさに切って、麺つゆに漬けて揚げるだけのことだ。
それだけでは色気がないから、野菜の天ぷらも揚げるが、この野菜の天ぷらが美味しくて、主役のとり天を喰ってしまいそうなほど。
何の味付けもせずに揚げるのだけど、素材の持つ旨味がダイレクトに引き出され、それが美味しい秘密なのかも知れない。
天ぷら粉で衣を作れば、準備完了。
後は揚げるだけ。
先ずは野菜から揚げていく。
前は油の温度を170℃にしていたが、最近は180℃にしている。
その方がよりカリッと仕上がるからだが、この辺りは感覚の世界なので、これが正しいかどうかは分からない。
もっと高い温度で揚げる方もおられるだろうし、逆に低い温度で揚げる方もおられるだろうが、要は美味しくできればいいのであって、レシピに書いてあることを盲目的に信じる必要はない。
料理は科学ではなく、感性の世界なのだから。
野菜ととり天を揚げ、盛り付けたのがこちら。
盛り付けは相変わらずセンスがないが、それでも天紙を敷くようになって、お皿の上で天ぷらが滑らなくなり、立体的に盛れるようにはなった。
料理は見た目も大事で、盛り付けにも気を使うが、私にはこれが難題。
盛り付けはハードルが高く、難しいことなのだ。
他にはトマトスライスも用意した。
トマトをスライスし、オリーブオイルと塩で味付けただけだけど、これが美味しい。
トマトは天ぷらの油を少しは中和してくれるのでは、という期待もあるが、オリーブオイルをかけているからその効果は無いか。
仕上げに黒コショーが振ってあるけど、これが有ると無いとでは大違い。
大人の味と子供の味の差ほどの違いがある。
オリーブオイルに塩、それに黒胡椒という組み合わせを考えたイタリア人の、感性が素晴らしい。
こんなセットで ”天ぷら宴会” のスタート。
和食系の料理なのでお酒からいってもいいのだが、やはりビールからいってみた。
和食とは言え、天ぷらにはビールがよく合うからね。
う~ん、旨い!
自分でアテを作って飲むビールは、殊の外旨い。
天ぷらもキレイに揚がっている。
薄衣に仕上げた野菜が美味しい。
カリッとした衣で油クドさは全く無く、素材の持つ旨味を引き出している。
初めにも書いたが、主役のとり天を喰ってしまいそうなほどに美味しいのだ。
野菜の天ぷらに主役を追われそうなとり天がこちら。
野菜の天麩羅に比べて少し厚衣にしてある。
厚い衣といっても、作り置きの天ぷらのようなフニャッとした食感とは違い、これもカリッとした衣になっている。
とり天なので中身は鶏肉。
鶏肉ではあっても肉は肉なので、やはりガッツリ感はある。
さっきは野菜が主役のとり天を喰ってしまいそうと書いたが、この辺りは食べる人の主観による。
野菜が好きな人には野菜天麩羅が主役になるだろうし、肉が好きな人にはとり天が主役になる。
どちらも美味しければそれでいいというのが、作った私の思いだ。
それにしてもここ最近、週に二度は天ぷらを揚げている。
それでも全く飽きないし、不思議なことにクドいとも感じない。
これが例えばすき焼きや焼き肉なんかだと、クドくて続かない。
なぜなのかは分からないけど、すき焼きに比べて天ぷらはヘルシーなのだろうか。
カロリーは同じぐらい高そうに見えるけどね。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
ブログ村のランキングに参加してます⬇
にほんブログ村
-
前の記事
トマトを足して作ったミートソースで朝からパスタ【自宅】 2020.10.05
-
次の記事
すき焼きのタレで作った「赤魚の煮付け」が極旨【自宅】 2020.10.07