京人参の上品な美味しさを味わうには天ぷらが一番【自宅】
- 2020.12.15
- 家飲み/家食べ
奥殿がスーパーで京人参(金時人参)を見つけてきてくれた。
京人参は甘くて美味しいニンジンなのだが、私の住んでいる三河では滅多に見ない。
そんな珍しい人参がスーパーに並んでいるのも、新型コロナの影響で飲食店の需要が激減し、そのあおりでスーパーに流れてきたのかも。
そんな珍しい京人参が手に入ったのだから、その美味しさを味わうべく天ぷらにしてみた。
野菜の持つ自然の旨さのポテンシャルを、最大限に引き出せるのが天ぷらで、それで天ぷらにしたのだ。
用意したのはこんなネタ。
京人参をメインにして、ナスやオクラなどだ。
難しい衣も、市販の天ぷら粉を使えば難なく用意できてしまう。
粉と水の分量さえ間違わなければ、他には何のコツも要らない。
泡立て器で思いっきりかき混ぜてしまえばOKという気楽さ。
これで上等な衣が出来てしまうのだ。
ちゃちゃっと揚げればハイ出来上がり。
薄衣に揚げた京人参の天ぷらの完成だ。
もちろんこれだけではなく、とり天も揚げてある。
とり天はこのブログに何度も登場しているからイマサラだが、家のご飯なんて同じようなものが登場するのは当たり前。
野球で言えば先発投手が間隔を空けて登板するようなもので、時には ”連投” などということも有る。
それでも日本の食卓はバラエティーに富んでいる方で、外国の食事なんて毎日ほぼ同じものが並ぶのが常。
ドイツやフランスなどの普通の家の晩ご飯と言えば、豚肉にジャガイモ、それにパンがせいぜいで、それが毎日続く。
アメリカでもそれが牛肉になるぐらいのことで、日本のように肉や魚に野菜を使って、和洋中とバラエティーに富んだ料理を並べるなどということは無い。
中国は変化に富んだご飯が出るけど、それでも日本のように和洋中ということはなく、当たり前だけど中華オンリーの食事だ。
日本の食卓には世界中の料理が並ぶようなもので、それに美味しいのだから、同じ様なものが登場すると言っても上等なご飯なのだ。
話しが飛んでいまい恐縮。
この日の晩ご飯の続きです。
京人参の天ぷらをメインにした晩ご飯のセットがこちら。
もう一品、トマトのサラダをと思ったけど、食べ切れないと思って止めた。
トマトのサラダは切って盛るだけなので、足りなければ追加で作れば済むからね。
用意ができればさっそくカンパイ。
う~ん、旨い!
食事というより飲むのが中心になっているが、これが旨いのだ。
今日のメインゲストの京人参の天ぷらはと言えば、甘みが強くてやはり美味しい。
甘いと言っても砂糖の甘さとは全く異質な甘さで、くどい感じはまったく無い。
これが野菜の持つ自然の甘味で、上品な甘さと美味しさが味わえる。
こんなに美味しいものが、土と太陽の光、それに水で出来るなんて、自然は素晴らしい力を備えているものだ。
奥殿も、私の揚げる野菜の天麩羅で、野菜の美味しさを再認識したとのこと。
ホント、自分で言うのもナンだけど、野菜の天麩羅が美味しいのだ。
これが厚い衣の、まるでフリッターの様な天ぷらだと、ここまで野菜の美味しさが引き出されない。
恐らく薄衣で揚げると、野菜のうま味が凝縮されるのだろう。
逆に厚い衣は、野菜の水分を衣で閉じ込めてしまうようで、そのため味が薄まってしまいボケた感じになるのかも。
何れにしても元々甘みの強い京人参が、揚げたことによって甘さが増してより美味しくなるのだ。
新型コロナのため外食もままならないが、家メシも捨てたものではない。
こんなに美味しい京人参の天ぷらなんて、店でも滅多に味わえないからね。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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