木曽路 薮原の蕎麦屋「おぎのや」【長野県 木曽福島】

データが吹っ飛んでしまったと思っていたのが、記事データが残っていました。
取り敢えず、吹っ飛ばしてしまった中では最新の記事である、長野県の薮原にある蕎麦「おぎのや」の記事を復活させておきますので、ご覧ください。
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絶好の好天の下、シーズン初めての紅葉を愛でに、長野県の開田高原へ。
途中、かなり遠回りした所にある「おぎのや」という蕎麦屋で蕎麦を食べたのですが、これが素晴らしく旨い蕎麦で、この蕎麦を食べただけで既に目的は達成した感じ。
地図を載せてくれると助かります、というメールが有りましたので、Google Mapです。
国道19号を北上し、 木曽福島で開田高原は左(R.361)、「おぎのや」は直進(R.19)。
途中の中津川付近で出会った、オースチン・ミニ。
正確な年式は分かりませんが、40年以上は経っている古い英国車。
綺麗にレストアされてますので、費用も時間もかなり掛かったことでしょう。
この車、ミズスマシのようにキビキビとよく走り、付いて行くのが精一杯。
遂には置いて行かれてしまいました。
木曽福島も越え、更に19号を北上し、薮原近くの紅葉の様子。
ここら辺りまで来ると、紅葉もかなり進んでます。
ナビに「おぎのや」の情報を入れ忘れてしまい、場所も電話番号も分からないので、場所を聞いてみようと立ち寄った、JR藪原駅。
※ 画像データが飛んでしまいました
駅員さん(駅長さん?)に聞いてみれば、親切に地図までくれました。
この駅舎の反対側の、薮原の旧街道筋ということで、Go。
車で数分の所にあった、「おぎのや」。
※ 画像データが飛んでしまいました
趣きのある純日本建築。
店は11時からで、今は5分前ですから、まだ準備中。
写真を撮っていたら、「お待たせしてしまって」と、女将さんが暖簾を出してくれました。
「どうぞ」と案内されて店内へ。
厨房からは、「いらっしゃいませ」と店主の声。
入ってビックリ、素晴らしい設え。
外は寒くて、囲炉裏の炭火がホッとします。
築130年の古民家。
手入れの行き届いた和の世界で、心が落ち着きます。
囲炉裏は掘りごたつで、とても楽。
しかも足元は床暖房。
お品書き。
「ざる」と行きたいところですが、寒いので温かいものが食べたい。
女将さんも、「寒いですから先ずは暖まって、それから『ざる』をいかかでしょう」と。
で、奥殿が「鴨南蛮」、私は「とろろ」で、どちらも温かい蕎麦を注文。
程なく出された、「とろろそば」。
蕎麦が細い。
一口すすれば、旨い、、、半端無く旨い。
とろろと玉子を混ぜて食べれば、出汁の効いいた汁と相まって、美味しい。
至福の時間。
相当にレベルの高い蕎麦で、とても田舎の蕎麦屋とは思えない、上等な蕎麦。
続いてやってきた奥殿の「鴨南蛮」は、興奮してしまって画像は撮り忘れ。
体も暖まったので、「ざる」。
※ 画像データが飛んでしまいました
更科系の上品な蕎麦で、繊細な細切り。
見るからに旨そうな姿。
とろろ蕎麦も旨かったですが、蕎麦本来の味を味わうのなら、やはり「ざる」。
本当に旨い蕎麦。
ただ、蕎麦つゆが極少しか無かったのが残念。
この店の蕎麦は、旨いです。
今まで食べた中でも、かなりのレベルの旨い蕎麦。
この蕎麦に肩を並べるのは、最近では滋賀長浜の「みたに」の蕎麦かな。
但し、「みたに」の蕎麦は田舎蕎麦で、力強い風味と香りなのですが、「おぎのや」の蕎麦は更新の上品で繊細な味。
どちらが上ということではなく、好き好きの問題で、どちらも相当にレベルの高い蕎麦であることは、間違いありません。
問わず語りに店主が、「この蕎麦は地元で穫れた蕎麦で、しかも新そばです」とのこと。
玄そば。
見ても何も分かりませんが、地元木祖村の蕎麦だそうで、頗る旨い蕎麦。
そうこうしていると、お客さんが次々と入ってきます。
※ 画像データが飛んでしまいました
囲炉裏はすでに満席。
で、帰ろうとしたら、店主から「梅のシャーベットをサービスします」。
濃厚な梅酒のかかった、梅シャーベット。
これはこれでとても美味しいのですが、季節感が、、、体が冷えそう。
◆店データ
蕎麦「おぎのや」
住所 : 長野県木曽郡木祖村大字薮原1123-1
電話 : 0264-36-2012
営業 : 11:00~15:00 / 水曜休み
店の外には「川崎」ナンバーの車も。
って、私も愛知県のナンバーですが。
「おぎのや」の蕎麦に大満足してしまい、開田高原の紅葉が目的だったことが、ボヤケてしまってます。
でも、開田高原へ。
開田高原、白樺のストレート。
抜群にいい天気ですが、寒い。
この日の最低気温は、3℃だったとか。
この日見た中では、一番のモミジ。
※ 画像データが飛んでしまいました
素晴らしく綺麗。
後は開田高原から御岳高原を走り回って、道の駅に寄りながら帰還。
途中では、こんな車とも遭遇。
フロントガラスが反射して見にくいですが、ロータス・セブンです。
私の車も低いですが、セブンは更に低く、もはやレーシングカー。
ナンバーが「7」なのは、ご愛嬌。
セブンと二台で走ったのは、痛快な出来事。
「おぎのや」で貰った名刺。
蕎麦の世界では、ゴッドハンドとも呼ばれる、高橋邦弘さんの元で修行したとか。
画像を見る限り、師匠と同じような蕎麦。
道理でうまい蕎麦の筈。
なる程と思わせるような、特上の蕎麦でした。
また行きたいのですが、距離が、、、片道160㎞ですから。
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