進化している「チキンソテー」に挑戦してみた

進化している「チキンソテー」に挑戦してみた

 

家で使う肉類というと鶏肉がほとんど。

中でも鶏のもも肉を使うことが多いけど、それはもも肉が一番美味しいと思うからだ。

 

鶏肉は美味しいだけではなく、使い勝手もいい。

唐揚げやチキンカツにすき焼き、時には串に刺して焼き鳥にしたりで、重宝している。

 

そんな応用範囲の広い鶏肉だけど、一番簡単な料理といえばフライパンで焼くこと。

フランス語で言えば ”ソテー” になるが、今日はその「チキンソテー」にしてみた。


 

ソテーは焼くだけなので簡単といえば簡単な料理だけど、鶏肉の皮目をパリッと仕上げるには、弱火で長時間焼くことが必要になる。

フライパンで焼く料理は短時間で仕上がるのがいい点だけど、チキンソテーは短い時間で勝負すると上手く焼けない。

 

もちろん強火で一気に仕上げる料理も多くあって、それはそれで美味しいのだけど、弱火で仕上げるチキンソテーとは別の料理だ。

 

聞くところによれば、チキンソテーを上手く仕上げるには、弱火で20~30分焼くこととある。

それ程長い時間焼いていれば、まっ黒焦げになってしまうのではと思うけど、それで上手くいくらしい。

 

そんなチキンソテーを目指して焼いてみるけど、20~30分も焼くことに慣れていないので、そこまで我慢ができるだろうか。

まるで ”ガマン大会” のような長時間のソテーが出来れば、皮目のパリッと焼けたチキンソテーが出来るはず。

 

理想的なチキンソテーを目指して、鶏もも肉をじっくりとソテーしてみた。

鶏もも肉は屏風を広げるように開いてある。

厚みを均一にするためだ。

 

このまま弱火で放置。

途中で油がハネてきたのでフタをしようとしたけど、もっといいものがある。

 

それが油ハネ防止ネット。

オイルスクリーンとも言うらしいけど、つい最近買ったもので、これを被せておけば油はハネずに蒸気は抜ける。

これならバッチリだろう。

 

焼くことに30分も付き合っていては間が持たない。

こんな時は別のことをしているのに限るということで、盛り付けをセットしたり洗い物をしたりで時間つぶし。

 

途中で焦げてはいないかと心配しながら様子を見たけど、そんなことは全然なく、順調に焼けている。

20分ぐらいしたところで鶏肉をひっくり返せば、皮目にキレイな焼き目が付いていて一安心。

 

最後に塩と胡椒で味付ければ出来上がり。

盛り付けたのがこれだ。

結構いい感じなのでは。

 

食べればこれがステキに美味しい。

皮目はパリッとして、思わず「オオッ!」って声が出そうに。

メッチャんこ美味いではないか。

 

味付けは塩と胡椒しかしていなけど、素晴らしくいい味になっている。

弱火で長時間焼くだけで、ここまで美味しくなるとは驚きだ。

 

奥殿からも、こんなに美味しいチキンにソテーは初めてとのこと。

確かにこんなに美味いチキンソテーは、家では初めて。

 

ソテーという調理法自体も進化している。

調理器具も進化するけど、調理法も進化しているのだ。

 

それにしても鶏肉を弱火で長時間焼くだけで、ここまで美味しくなるとは正直驚いた。

 

料理は間口も広く、奥行きも深くて面白い。

しかもそれが美味しさに繋がるのだから、楽しい。

 

今夜も美味しかった、ごちそう様でした。

 

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