進化している「チキンソテー」に挑戦してみた
- 2021.02.16
- 家飲み/家食べ
家で使う肉類というと鶏肉がほとんど。
中でも鶏のもも肉を使うことが多いけど、それはもも肉が一番美味しいと思うからだ。
鶏肉は美味しいだけではなく、使い勝手もいい。
唐揚げやチキンカツにすき焼き、時には串に刺して焼き鳥にしたりで、重宝している。
そんな応用範囲の広い鶏肉だけど、一番簡単な料理といえばフライパンで焼くこと。
フランス語で言えば ”ソテー” になるが、今日はその「チキンソテー」にしてみた。
ソテーは焼くだけなので簡単といえば簡単な料理だけど、鶏肉の皮目をパリッと仕上げるには、弱火で長時間焼くことが必要になる。
フライパンで焼く料理は短時間で仕上がるのがいい点だけど、チキンソテーは短い時間で勝負すると上手く焼けない。
もちろん強火で一気に仕上げる料理も多くあって、それはそれで美味しいのだけど、弱火で仕上げるチキンソテーとは別の料理だ。
聞くところによれば、チキンソテーを上手く仕上げるには、弱火で20~30分焼くこととある。
それ程長い時間焼いていれば、まっ黒焦げになってしまうのではと思うけど、それで上手くいくらしい。
そんなチキンソテーを目指して焼いてみるけど、20~30分も焼くことに慣れていないので、そこまで我慢ができるだろうか。
まるで ”ガマン大会” のような長時間のソテーが出来れば、皮目のパリッと焼けたチキンソテーが出来るはず。
理想的なチキンソテーを目指して、鶏もも肉をじっくりとソテーしてみた。
鶏もも肉は屏風を広げるように開いてある。
厚みを均一にするためだ。
このまま弱火で放置。
途中で油がハネてきたのでフタをしようとしたけど、もっといいものがある。
それが油ハネ防止ネット。
オイルスクリーンとも言うらしいけど、つい最近買ったもので、これを被せておけば油はハネずに蒸気は抜ける。
これならバッチリだろう。
焼くことに30分も付き合っていては間が持たない。
こんな時は別のことをしているのに限るということで、盛り付けをセットしたり洗い物をしたりで時間つぶし。
途中で焦げてはいないかと心配しながら様子を見たけど、そんなことは全然なく、順調に焼けている。
20分ぐらいしたところで鶏肉をひっくり返せば、皮目にキレイな焼き目が付いていて一安心。
最後に塩と胡椒で味付ければ出来上がり。
盛り付けたのがこれだ。
結構いい感じなのでは。
食べればこれがステキに美味しい。
皮目はパリッとして、思わず「オオッ!」って声が出そうに。
メッチャんこ美味いではないか。
味付けは塩と胡椒しかしていなけど、素晴らしくいい味になっている。
弱火で長時間焼くだけで、ここまで美味しくなるとは驚きだ。
奥殿からも、こんなに美味しいチキンにソテーは初めてとのこと。
確かにこんなに美味いチキンソテーは、家では初めて。
ソテーという調理法自体も進化している。
調理器具も進化するけど、調理法も進化しているのだ。
それにしても鶏肉を弱火で長時間焼くだけで、ここまで美味しくなるとは正直驚いた。
料理は間口も広く、奥行きも深くて面白い。
しかもそれが美味しさに繋がるのだから、楽しい。
今夜も美味しかった、ごちそう様でした。
ブログ村のランキングに参加してます⬇
にほんブログ村
-
前の記事
ニギスとメギスは名前が違うだけで同じ魚だった 2021.02.15
-
次の記事
北海だこの刺身と二日連続のチキンソテーで一杯 2021.02.18