ご飯はどんなおかずにも合う ”万能選手” なのだ

ご飯はどんなおかずにも合う ”万能選手” なのだ

 

この日は天ぷら。

家では飽きもせず天ぷらが多いけど、それは美味しいから。

 

天ぷらは意外に簡単な料理で、材料に衣をつけ揚げれば出来上がり。

味付けはしないので味で失敗することがなく、それで私でも出来る。

 

味付けなしで美味しい料理になるのだから、不思議といえば不思議。

揚げることで素材の持つ味が濃縮され、それが表に現れてくる感じがする。

 

特に野菜だとそれがよく分かり、ニンジンなんてこんなに甘いのかとビックリする。

これが自然の恵みというものだろうけど、この歳になってようやくそれに気付いた次第。

 

人生も長くやっていると、若い時には分からなかったことが分かるようになる。

それは味についても同じで、本当に美味しいものとか自然の味の美味しが分かってくる。

歳を重ねるのもいいものだ。


 

ちょっとカッコいいことを書いたけど、実際は奥殿が天ぷらが食べたいとのこと。

奥殿が天ぷらにハマっていて、それで何度もリクエストがあるのだ。

 

歳をとってから揚げ物が好きになるのも珍しいと思うけど、この天ぷらがクドくないということもある。

それは市販の天ぷら粉のおかげだけど、いずれにしてもこの日も天ぷらで晩ご飯だ。

 

サクッと揚げて盛ったのがこれ。

さっきも書いたけど、天ぷらは簡単な料理なのだ。

 

登場回数の多い天ぷらなので、画像も似たようなものばかりで恐縮。

この日の天ぷらは野菜がメイン。

 

天ぷらは大抵のものがネタになるから、冷蔵庫にあるものを適当に出してくれば格好は付く。

この日もオクラ、エリンギ、ニンジン、ナス、タマネギ、ピーマン、エノキに鱈など、9種を揚げた。

それぞれの量は少ないけど種類は豊富で、それが味のバラエティーを豊かにしてくれる。

 

これはタマネギとカニカマのかき揚げ。

こんな変哲のないものでも、揚げれば美味しい一品になる。

 

これはオクラやエリンギ。

野菜それぞれの食感や味の違いが味わえて、美味しいし楽しい。

 

ピーマンの下にあるのが鱈の天ぷらで、盛り付けが下手で積み重なっている。

もっと立体的に盛りたいのだけど、盛り方が分からない。

美味しく盛り付けるプロの技にはとても敵わない。

 

盛り付けはナンだけど、こんな感じで並べてみた。

用意が出来ればさっそく一杯にする。

飲むために揚げたのだからね。

 

天ぷらにはやっぱりビールが合う。

天ぷらは寿司とともに和食を代表するものだけど、日本酒よりビールの方が相性がいい。

やはり揚げ物だからね。

 

それと天ぷらに無くてはならないのが天つゆ。

市販の麺つゆを使っているけど、大根おろしを入れると天ぷらがより美味しく味わえる。

ホントはもっと辛い大根がいいのだけど、そこまでは望めないか。

 

ビールからお酒にチェンジして一杯も終わり、そろそろ締めに。

締めは白いご飯に味噌汁という、一汁一菜が定番。

だけどこの日はもう一品付いている。

 

竹輪を盛ってくれたのだけど、実は天ぷらで揚げることを私が忘れていたもの。

それでここに並んでいるのだけど、これでも立派なおかずになるのは、ご飯が美味しいからだ。

 

ご飯というのは ”万能選手” で、どんなおかずにも合う。

サッパリとした漬物にも合うし、逆に豚の角煮のような濃厚な料理にも合う。

 

それだけではなく中華料理にも合うし、トンカツやステーキなどの洋食にもバッチリ合う。

それに麺類、例えばラーメンにご飯というラーメンライスも一般的だし、讃岐うどんの本場では、うどんにオニギリというのが当たり前になっている。

 

これがうどんにパンではピンとこないし、野菜炒めにパスタも合わない。

これほど何にでもあうのは、ご飯ぐらいなのでは。

 

やはりご飯は万能選手なのだ。

ただし美味しいからといって、食べ過ぎには注意しないとね。

デブりますから。

 

今日も美味しかった、ごちそう様でした。

 

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