カレーは三日目ぐらいが一番旨いけど飽きも来る

カレーは三日目ぐらいが一番旨いけど飽きも来る

 

ビーフシチューを作るつもりが、失敗というか間違えて作ってしまった “牛すじ煮込み”。

しかも大量にあるから何とかしないと、と言うことでリメイクしたのがカレー。

 

美味しいカレーになったのが救いだったけど、カレーにしても大量にある。

早く減らそうと晩ご飯だけでなく朝ご飯もカレーで、三日目の朝もカレーライス。

 

三日目となれば量も減って、大鍋から小鍋(それでも普通のサイズ)に移したけど、まだまだ残っている。

三日連続のカレーともなるとさすがに飽きてきて、奥殿はカレーをパスとか。

 

私は自分が作った責任があるから、カレーライスにした。

飽きて来ているとは言え、食べればやっぱり美味しい。

 

しっかりと煮込まれて、すじ肉も野菜もトロットロに。

そこへカレーのスパイスが絡んで、言葉で言い表せない ”渾然一体” の複雑な味になっている。

これがホントに美味しいのだけど、もう一度作れと言われても作る自信は無い。

偶然出来たカレーなのだ。

 

煮込むと何がどう変化するの分からないけど、煮込むと美味しくなることは確か。

カレーも三日目ぐらいが一番美味しいと思う。

そんなカレーを朝からガッツリといって、美味しかった。


 

で、その日の晩ごはん。

奥殿の好きな牡蠣フライと、鱈(タラ)のフライが用意されていた。

 

牡蠣フライは冷凍物だけど、タラのフライは奥殿が作ったもの。

潮の香りをたっぷり含んだ牡蠣フライは相変わらず旨いけど、タラも負けずに美味しい。

 

上品な白身のタラはクセのない味で、フライにしても美味しい。

青魚のアジのフライも美味しくて好きだけど、タラとは味の立ち位置が違う。

アジが下町育ちの ”じゃりン子チエ” とすれば、タラは山の手育ちのお嬢さんといった感じか。

 

そんなフライをアテにして、いつものようにビールで一杯。

グイッといけばやっぱり旨い。

ビールのアテには、フライものが実によく合うのだ。

 

牡蠣フライもタラのフライも美味しくて、とてもいい気分。

この後ご飯にしてもらったけど、晩ご飯もカレーとか。

 

朝晩六食連続のカレーとなると、”チョット” と思ったけど、これで最後とのこと。

大量のカレーの責任は私にあるとは言え、これでようやく終りかと思うとホッとする。

 

思えば長い戦いだった(←大袈裟)。

ついにカレー地獄から開放されると思えば、やれやれ。

肩の荷が下りた。

 

声も弾んで「いただきま~す」。

最後のカレーと思うと、余計に美味しい気がするし名残り惜しい。

やっぱり美味しいカレーだったのだ。

 

ビーフシチューとしては失敗だったけど、牛すじ肉を使ったカレーはアリ。

すじ肉を煮込んだカレーがこんなに美味しいのなら、始めからカレーとして作ってもいい。

それぐらい美味しい牛すじのカレーだったけど、ただし量は控えめにしないとね。

いくら美味しくても、三日連続はさすがに飽きますから。

 

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