カセットガスは、値段で燃焼時間に違いがあるのか

カセットガスは、値段で燃焼時間に違いがあるのか

 

この日はトンしゃぶだった。

”だった” という言い方は正確ではなく、豚しゃぶにして欲しいと言ったのは私なので、豚しゃぶにしてもらったというのが正しい。

 

しゃぶしゃぶと言えば牛肉を使うのが一般的だろうけど、私の家では豚肉を使う。

以前は牛肉でやっていたけど、いつの頃からか豚肉の方が美味しいと思えてきて、今ではしゃぶしゃぶと言えば豚しゃぶになっている。

 

しゃぶしゃぶは材料を用意すればそれで出来たと同じだから、用意するのは楽。

これは他の鍋料理にも共通することで、要するに ”調理” をしないのだ。

この ”調理をしない” ことが理由で、しゃぶしゃぶを食べに店に行く気がしない。

 

飲食店に行くのはプロの料理人が作った ”料理” を味わうためで、材料を並べるだけなら誰でもできるし家でもできる。

家で簡単にできるものを、わざわざ高いお金を払ってまで店に行く気がしないのだ。

 

奥殿と二人でこの盛りを2セット近く食べてしまったけど、値段にすれば500円で済んでいる。

420g入り500円(100g/118円)のアメリカン・ポークのバラ肉(カルビ)なので、安く済むのだ。

 

安っい豚肉だけど、味はいい。

好みにもよるけど、あまり脂身が強くない方が我々には合っている。

ビールとの相性もバッチリで、安い肉でも十分に美味しい。

 

調子よく食べ進んでいたら、いつの間にかガスが消えている。

使えばガスが減るのは当たり前だけど、気のせいかガスの減りが早い気がする。

 

家で使っているガスは安物のガスで、1本100円ぐらいのもの。


(イメージ)

イワタニの純正品だと値段が倍以上するから、いつも安い社外品を使っているのだけど、それが原因でガスの減りが早いのだろうか。

 

興味があったので、ネットで調べてみた。

結論から書いてしまうと、イワタニの純正品も社外品の安いものでも、ガスの量は同じで燃焼時間に差はないとのことだ。

 

入っているガスの量は250gで、どちらも同じ。

ではどうして倍以上の値段の差があるのかと言えば、それは入っているガスの成分が違うということ。

 

ボンベに書かれているガスの種類は、どちらも「ブタン」としか書かれていないけど、安いものはノルマン・ブタンが100%。

それに対してイワタニの純正品はノルマン・ブタンが70%に、イソ・ブタンが30%の割合で入っている。

 

ガスの成分が違うのは気化温度を下げるためで、安い社外品は気温が 10℃ 以上で使うことが前提。

それに対して純正品は気温が 0℃ 以上で使えるようになっているのだ。

気温が10℃以下の冬に、屋外で使うなら純正品でないとガスが気化しない恐れがあるけど、家の中で使うのであれば安い社外品でも問題はない。

結果、家で使うのなら安い社外品で十分で、燃焼時間にも火力にも差は無いということだった。

 

詳しくは「カセットボンベを徹底分析」をご覧いただきたい。


 

長年、疑問に思っていたカセットガスの値段の違いと、燃焼時間の問題が解決されてスッキリした。

これで心置きなく安いガスを使って鍋料理を味わうことができるけど、季節はこれから暑い夏に向かう。

そんな暑い時に鍋もナンだから、次のガスの出番ば秋になってからかな。

 

今日は豚しゃぶの鍋料理が美味しかった。

ごちそう様でした。

 

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