コロナ禍の今、義理チョコなど無くなればいいかと

コロナ禍の今、義理チョコなど無くなればいいかと

 

ついこの間お正月を迎えたと思ったらもう2月で、来週はバレンタインデー。

バレンタインとは関係なく、美女と飲む約束をしていたのだが。

 

店は彼女の希望で「1109」というダイニング・バーに決めていた。

ここはシックでアダルトなバーで、雰囲気もいいし料理も旨いという上等な店。

美女と ”大人” の飲みをするには、ピッタリな店だ。

 

そんな素敵な飲み会を予定していたのに、敢え無く頓挫。

こうして私のバレンタインは、コロナに流されてしまった。

コロナのアホ! 

 

私のバレンタインはともかく、いつの頃からかバレンタインは日本の一大イベントになった。

女性が思いを寄せる男性にチョコを添えて愛を告白する日なら、奥ゆかしい ”乙女心” に沿う粋なイベントだけど、今はそんな ”粋” とはかけ離れた状況。

 

今やチョコレート業界のための ”販売促進” イベントに成り果てている。

そうなったのは、義理チョコが騒がれるようになった頃からのような気がする。

 

職場の男性に義理で配ったり、知り合いの男性に贈る社交チョコ辺りから雰囲気が怪しくなった。

今では同性の友達に贈る友チョコや、家族向けのファミチョコ、世話チョコ、果ては男が自分用に買う ”俺チョコ” まであるとか。

 

そんなバレンタインデーに、いま異変が起きているらしい。

理由はコロナのためで、出社が制限されてリモートワークになったり、飲み会や食事会が規制され、人と会う機会が極端に減ったからだ。

 

本来の意味を失っているバレンタインデーなので、この際 ”義理チョコ” を日本全国でやめたらどうかと。

そうなればチョコレートを貰えなくてもヒガまずに済むし、女性陣も義理で贈る手間も省けていいのでは。

 

いつも真面目にコロナ対策を語っている岸田総理が、「感染防止のため、今年は義理チョコを控えてもらいたい」と言ったら面白いと思うけど、そんな冗談を言ったら大バッシングになるか。

コロナ禍の今、3回目のワクチンがどうとかのギスギスしたこんな時こそ、ニヤッとするようなジョークを飛ばして明るく振る舞うのもいいと思うが、非常時に冗談を言うとは何事か、とマスコミもテレビも、そして世論も攻め立てるだろうな。

 

コロナ禍ではあっても、そんなジョークを楽しむ ”余裕” があってもいいと思うが。


 

そんな話とは無関係に作った朝ごはんは、パスタ。

パスタは休日の朝の定番料理なのだ。

 

作ったのは、オイルサーディンを使ったオイルパスタ。

オイルサーディンとはイワシのオイル漬けのことで、いつかは使うだろうと買ったもの。

 

缶詰なのでいつでも使えると思っていれば、いつしか忘却の彼方に。

それを奥殿が棚の奥から ”発掘” してきたもので、いま使わないと次は ”化石” になりそうなので、早速使うことにしたのだ。

 

作り方は色々あるだろうけど、私はオリーブオイルに塩と鷹の爪で作った。

オイルサーディンをオリーブオイルで炒め、そこへ茹で上げたパスタを絡めれば完成。

ペペロンチーノのイワシバージョンといった感じだ。

 

出来たのがこれ。

仕上げにほうれん草を入れてあるけど、基本は塩とオリーブオイル、それにイワシだ。

 

卵スープとオニオンスライスのおかか和えを添えて、朝パスタの出来上がり。

初めて作ったオイルサーディンのパスタの味は如何に。

さっそく「いただきま~す」。

 

食べればそれなりに美味しいけど、コクが無い。

味はしっかりと付いているしパスタ自体も美味しいのだが、コクがないのだ。

 

何でかなと思えば、ニンニクを入れ忘れている。

ペペロンチーノはオリーブオイルに塩、そしてニンニクで味を付けるのに、肝心のニンニクをすっかり忘れてしまったのだ。

 

不味くて食べられないということはないが、思い描いていた味とは違うのだ。

オイルサーディンに気を取られてしまい、ニンニクを忘れてしまったのだ。

 

と言うことで、初めてのオイルサーディンを使ったパスタは失敗だったけど、たまにはこんなこともあるさ。

いずれ再挑戦したいところだ。

 

今日は朝からオイルパスタで、ごちそう様でした。

 

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