今しか味わえない生ワカメのシャブシャブは春の味

今しか味わえない生ワカメのシャブシャブは春の味

 

この日はシャブシャブ。

久しぶりのシャブシャブで、それに豚肉を食べるのも久しぶりだ。

 

豚肉が嫌いになった訳ではないけど、ここ最近は豚肉に縁がなく、野菜炒めも焼きそばも肉抜きで作っていた。

それはそれで美味しくても、たまには肉も食べたいということで豚シャブに。

 

これがどこの部位なのか分からないけど、美味しそうな豚肉ではないか。

シャブシャブと言えば牛シャブが多数派だと思うけど、私の家では昔から豚シャブが多い。

 

豚肉の方が安いこともあるけど、豚シャブの方がクドくなくて美味しいと思うからだ。

これは好き嫌いの問題だからどっちがどうということではなく、好きな方を選べばいいことかと。

 

今日のシャブシャブには、もう一つ目玉がある。

それは生ワカメ。

魚屋に初物の生ワカメが並んでいたので、速攻で買ってきたもの。

 

生ワカメのシャブシャブは、この時期にしか味わえない限定された味で、春を感じさせてくれる至高のひと品。

生のワカメには、信じられないほどの美味しさが隠れているのだ。

 

シャブシャブは材料を並べれば出来たも同然。

後は湯にくぐらせて食べるだけという、チョー簡単な料理。

材料を並べるだけで出来てしまうので、板さんの出番がなく、それが理由でシャブシャブをお店で食べる気にならない。

 

せっかく飲食店で食べるのなら、家では真似の出来ない、料理人の作った ”料理” が味わいたいからね。

そんな訳で、シャブシャブは家で食べるものだと思っている。

 

スタートはビールから。

これがないと食事が始まった気がしないから。

グイッといけばいつもと変わらず旨い。

 

豚シャブと言ってはいたけど、ワカメのシャブシャブから入った。

この黒々とした生ワカメが、熱湯にくぐらせた瞬間に鮮やかなグリーンに変身する。

 

その見事な変身ぶりも楽しく、そして唸るほどの美味しさが味わえる。

春を迎えたばかりの冷たい海からの贈り物で、生ワカメの美味しさがヒシヒシと伝わる。

 

なんなん、この美味しさは。

いくらでも食べられる。

と言うかエンドレスで食べられるし、まったく飽きない。

 

あまりにも生ワカメが美味しいので、主役の豚シャブの影が薄くなってしまったが、豚シャブもモチロン美味しい。

肉と生ワカメの組み合わせなら、動物性脂肪を摂っているという ”罪悪感” が緩和される気がする。

って、実際のところどれほどの効果があるのか分からないけどネ。

 

生ワカメが美味しくて、追加の二皿目。

それにしてもこんなに美味しい生ワカメの、値段の安さにも驚く。

上の画像の盛りなら軽く4皿は盛れる量があって、それでたったの198円。

 

安いのはありがたいけど、厳寒の海で作業する漁師さんの苦労を思うと、安過ぎるのではと。

漁師さんにも感謝して味わないとね。

今日も美味しかった、ごちそう様でした。

 

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