家飲み家ごはんは、物価高に対する究極の手段?
- 2022.07.19
- 家飲み/家食べ
夏休み前の3連休。
私にとっては2連休で、普通の土日と変わらない。
その土日は涼しげな高原へツーリングに行くつもりでいたけど、どうも空模様が怪しい。
これだけ雨模様の天気が続くと、6月に梅雨が明けたというのはマチガイで、今が梅雨本番なのではないかと。
屋根を開けてなんぼのロードスターにとっては、雨が大敵。
雨模様ではツーリングも楽しくないから、高原行きは延期にした。
ツーリングに行かなければ家の掃除や買い物、それを済ませて家飲みと言う、いつものパターンで飲むことに。
で、飲むにはアテが要る。
飲む人は食べないという説があるが、私はアテがないと飲めない。
もちろん人によって違うだろうけど、私はアテ(料理)を楽しむために飲むといった感じ。
なので食事にはお酒が付き物になる。
この日作ったのは餡かけの卵焼き。
久しぶりの餡かけで、単なる半熟の卵焼きに餡をかけるだけで上等な卵焼きになる。
餡をかけると惣菜が ”料理” に変身するのが不思議だ。
これは鶏手羽先の甘辛煮。
作り置きのものを温めて盛ったもの。
作ってから数日が過ぎ、これぐらい寝かせた方が味が染みて美味しくなる。
出来立てが美味しいだけではなく、寝かせた方が旨味がにじみ出るのは、人に似ているのでは。
熟成された女性の美しさに通じるものがある、って、ちょっと意味が深すぎるので、この話はまた別の機会に。
他には鶏ささ身の醤油焼きも作った。
本来は鶏わさにしようと思っていたささ身だけど、日数が経っていて鶏わさにするにはちょっとヤバそう。
ということで火を入れることにし、簡単にフライパンで焼いた。
簡単な料理だけどこれが意外に美味しく、レストランなら「だし醤油と山椒で仕上げた、鶏ささみのソテー」という名前が付きそうなひと品だ。
飲むためにこんなセットができた。
チャチャっと作ったのを奥殿が見て、手際がいいと。
自分の勝手で飲むのだから、アテぐらいは自分で作らないとネ。
そんなことを繰り返していたから、自然に手際も良くなったのでは。
料理はやっていればだんだん上手になるし、要領もよくなる。
特に飲む人は、居酒屋や小料理屋で出されるアテを真似するようにすれば、そこそこいけるのではないかと。
私みたいなド素人でも、天ぷらを揚げられるようになったのだから。
”必要は発明の母” なのだ。
用意ができればカンパイ。
これのためにアテを作ったのだからね。
グイッといけばいつもと変わらず旨い。
アテもビールによく合って、美味しい。
豪華な食材を使った料理でなくても、飲むアテぐらいは何とかなるもの。
むしろ限られた食材しかないときこそが勝負で、工夫とアイデア次第で美味しいアテもできる。
例えばタマネギしかなくても、薄くスライスして鰹節でおかか和えにすれば美味しいアテの一品になりますから。
こんなんで飲んでいれば〆のご飯に。
飲んでもご飯は食べる派の私なのです。
今日はカレーライス。
いつもと同じ「大人の大盛りカレー」だけど、今日は甘口。
辛さに弱い奥殿にとっては中辛でもつらそうで、それで甘口にしたもの。
それと画像の一人前の一袋を、二皿でシェアするのはいつもと同じ。
この大盛りはホントに大盛りで、一人では食べきるのが大変な量が入っているのだ。
レトルトなので温めれば即出来上がり。
このレトルトのカレーはルーに全てが溶け込んでいて、肉の塊とかがない。
もちろんそのままでも食べられるけども、何かトッピングしないと様にならないので、今日はソーセージをトッピングした。
ついでにトマトを添えたので、見栄えはいい感じになったのでは。
食べればこれが美味しい。
初めて食べた甘口のカレーだけど、甘いという雰囲気ではなく、辛味が抑えられた美味しさがある。
辛いのが嫌いではない私でも、この甘口のカレーが気に入った。
甘口と言うと子供っぽいイメージがあるけど、このカレーは美味しいのだ。
しかもこのカレーが一袋60円という安さ。
その一袋を二皿でシェアしているので、一皿あたりたったの30円という究極の安さ。
ご飯とかソーセージの費用も足さないといけないが、どう考えても一皿100円以下なのでは。
それでここまで美味しいのだから、外でカレーライスを食べようという気にならない。
家飲み、家ごはんは物価高に対する究極の手段に思えてきたけど、これでは外食産業のためにならないか。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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