ダンナに料理を作らせるコツは「褒める」ことかと

ダンナに料理を作らせるコツは「褒める」ことかと

 

この日の朝はパスタ。

休日の朝の定番料理で、休みの日はリクエストがなくてもパスタにすることが多い。

 

使ったソースは明太マヨ。

明太マヨは最近出番が多く、常連になりつつある。

 

明太子にマヨネーズが合わさったクリーミーなソースだ。

そこにピリッとした辛味が後から追いかけてくる感じで、大人の味。

 

そんな朝ご飯を食べていれば、子供(息子)からメール。

子供と言っても結婚して独立しているので、もう子供とは言えないが、今日は豊田で仕事があり家で泊まるから、晩ご飯を頼むとのこと。

 

息子の仕事は不規則で、休みも変則。

会社の就業規則では、勤務時間は10時~19時で週休二日というけど、息子の部署でそのパターンで勤務している人は一人もいない。

 

そもそもそのパターンでは仕事が回らず、突発的な事があれば丸一日会社にいることもあるという。

そんなブラックな部署でも、その仕事が面白く喜んで働いているようなので、それはそれでいいことかと。

 

そのためこの家で飲むことは滅多になく、今年初めて。

久しぶりに家で飲むとなれば、豪勢な料理を用意して歓待しそうだけど、いつもの晩ご飯で一杯にする。

 

子供が家で飲むことで、いちいち肩に力を入れて歓待していてはお互いに疲れるし、長く続かない。

ありのままの日常でいいのであって、構えることはないから。

 

用意するのは鶏のクリーム煮と焼きビーフン。

焼きビーフンと鶏のクリーム煮は全く別の料理だけど、使う具材は同じようなもので、作る方は意外に楽。

 

使う野菜は同じで、焼きビーフンには豚肉を、クリーム煮には鶏を使うところが違うだけ。

使う食材はそんなに変わらないのだ。

 

先ずは鶏のクリーム煮から。

クリーム煮は煮込むので、時間に余裕があるから。

 

鶏肉に火を通し、次いで野菜を入れて火を通していく。

フライパンが小さ過ぎたか。

 

パスタソース投入。

後は弱火で煮込んでいくだけ。

 

焼きビーフンを作り始める。

焼きビーフンは直ぐにできるけど、その分忙しい。

 

チャチャっと作って、焼きビーフンの出来上がり。

黒胡椒をかければいい香りが漂う。

 

もちろんこれだけではなく、追加で作っていく段取り。

今日は私がコックを務めるのだ。

 

とりあえずこれでスタート。

いつものようにビールで乾杯。

グイッといけばいつも通り旨い。

 

息子と話すのは久しぶりで、アレコレ話しながら飲んでいれば、ビールも次々に進む。

焼きビーフンもすぐに終わって、クリーム煮。

いつもの料理で悪いねと子供に言えば、美味しいと。

外で食べるようになって、家の料理の美味しさがよく分かったと、嬉しいことも言ってくれる。

 

息子は外食も多いし外で飲む機会も多いけど、美味しい店は少ないと。

飲食代が一万円を超えるような高級店ならいざ知らず、普通の店で美味しい店が少ないというのだ。

 

仕事柄 TVに取り上げられる店にも行くけど、食べてみれば裏切られることも多々。

息子が言うには、TVでは味は伝えられないし味は個人の主観なので、TVのグルメ番組で味は重要な要素ではないのではと。

 

TVで伝えられるものは見た目とか値段の安さ、量の多さ、変わっているとか新規性などで、目に見えるものが重視される。

映像では味とか香りは伝えられないから、美味しいと言っておけばいいのではと。

 

そう言われると TVで取り上げられるのは名古屋初登場とか、他には無い特徴のある店が多い。

目立たずひっそりと美味しい料理を出している店では、訴えるインパクトが無いのかも。

 

そんな話をしながら飲んでいれば、クリーム煮も終了。

このクリーム煮はパスタ用の「明太子クリーム」で作ったけど、ピリ辛の味が効いて美味しかった。

 

まだまだ飲めると言うので、次のアテを作ることに。

簡単に作れるものということで、作ったのはあんかけの卵焼き。

チャチャっと作ってコレを出したら、驚いていた。

早いことにも驚いたようだが、美味しことに驚いたとか。

 

半熟の卵焼きに餡をかけただけだけど、餡を使うことにビックリしたらしい。

そしてすごく旨いと。

 

ビールに飽きてきたので、お酒にチェンジ。

ちょうどもらったお酒があったので、それを出してみた。

群馬・前橋のお酒で「秋あがり」。

初めて飲むお酒で、キレイな飲み味の中にお米の甘みが感じられて美味しい。

 

シシトウも焼いた。

お酒のアテには、こんな感じのものがよく合う。

 

この後もまだアテを作って飲んでいたけど、画像を撮るのが面倒になり、これ以後の画像はない。

やはり話が弾むとお酒も進んで、気分も良くなってくるからね。

 

シメに冷やしラーメンを出したけど、それもすごく美味しかったとか。

インスタントの冷やしラーメンにちょっと手を加えたものだけど、それが美味しかったらしい。

 

プロが作るより美味しいと言うのは言い過ぎだけど、褒められれば悪い気はしない。

料理を作らせるコツは、褒めることと改めて思った次第。

 

もしダンナさんが料理を作ることがあれば、どこかしら褒めておけば次に繋がると思うけどね。

 

今日は突然の息子との飲みで酔っ払ったけど、美味しかった。

ごちそう様でした。

 

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