ダンナに料理を作らせるコツは「褒める」ことかと
- 2022.09.07
- 家飲み/家食べ

この日の朝はパスタ。
休日の朝の定番料理で、休みの日はリクエストがなくてもパスタにすることが多い。
使ったソースは明太マヨ。
明太マヨは最近出番が多く、常連になりつつある。
明太子にマヨネーズが合わさったクリーミーなソースだ。
そこにピリッとした辛味が後から追いかけてくる感じで、大人の味。
そんな朝ご飯を食べていれば、子供(息子)からメール。
子供と言っても結婚して独立しているので、もう子供とは言えないが、今日は豊田で仕事があり家で泊まるから、晩ご飯を頼むとのこと。
息子の仕事は不規則で、休みも変則。
会社の就業規則では、勤務時間は10時~19時で週休二日というけど、息子の部署でそのパターンで勤務している人は一人もいない。
そもそもそのパターンでは仕事が回らず、突発的な事があれば丸一日会社にいることもあるという。
そんなブラックな部署でも、その仕事が面白く喜んで働いているようなので、それはそれでいいことかと。
そのためこの家で飲むことは滅多になく、今年初めて。
久しぶりに家で飲むとなれば、豪勢な料理を用意して歓待しそうだけど、いつもの晩ご飯で一杯にする。
子供が家で飲むことで、いちいち肩に力を入れて歓待していてはお互いに疲れるし、長く続かない。
ありのままの日常でいいのであって、構えることはないから。
用意するのは鶏のクリーム煮と焼きビーフン。
焼きビーフンと鶏のクリーム煮は全く別の料理だけど、使う具材は同じようなもので、作る方は意外に楽。
使う野菜は同じで、焼きビーフンには豚肉を、クリーム煮には鶏を使うところが違うだけ。
使う食材はそんなに変わらないのだ。
先ずは鶏のクリーム煮から。
クリーム煮は煮込むので、時間に余裕があるから。
鶏肉に火を通し、次いで野菜を入れて火を通していく。
フライパンが小さ過ぎたか。
パスタソース投入。
後は弱火で煮込んでいくだけ。
焼きビーフンを作り始める。
焼きビーフンは直ぐにできるけど、その分忙しい。
チャチャっと作って、焼きビーフンの出来上がり。
黒胡椒をかければいい香りが漂う。
もちろんこれだけではなく、追加で作っていく段取り。
今日は私がコックを務めるのだ。
とりあえずこれでスタート。
いつものようにビールで乾杯。
グイッといけばいつも通り旨い。
息子と話すのは久しぶりで、アレコレ話しながら飲んでいれば、ビールも次々に進む。
焼きビーフンもすぐに終わって、クリーム煮。
いつもの料理で悪いねと子供に言えば、美味しいと。
外で食べるようになって、家の料理の美味しさがよく分かったと、嬉しいことも言ってくれる。
息子は外食も多いし外で飲む機会も多いけど、美味しい店は少ないと。
飲食代が一万円を超えるような高級店ならいざ知らず、普通の店で美味しい店が少ないというのだ。
仕事柄 TVに取り上げられる店にも行くけど、食べてみれば裏切られることも多々。
息子が言うには、TVでは味は伝えられないし味は個人の主観なので、TVのグルメ番組で味は重要な要素ではないのではと。
TVで伝えられるものは見た目とか値段の安さ、量の多さ、変わっているとか新規性などで、目に見えるものが重視される。
映像では味とか香りは伝えられないから、美味しいと言っておけばいいのではと。
そう言われると TVで取り上げられるのは名古屋初登場とか、他には無い特徴のある店が多い。
目立たずひっそりと美味しい料理を出している店では、訴えるインパクトが無いのかも。
そんな話をしながら飲んでいれば、クリーム煮も終了。
このクリーム煮はパスタ用の「明太子クリーム」で作ったけど、ピリ辛の味が効いて美味しかった。
まだまだ飲めると言うので、次のアテを作ることに。
簡単に作れるものということで、作ったのはあんかけの卵焼き。
チャチャっと作ってコレを出したら、驚いていた。
早いことにも驚いたようだが、美味しことに驚いたとか。
半熟の卵焼きに餡をかけただけだけど、餡を使うことにビックリしたらしい。
そしてすごく旨いと。
ビールに飽きてきたので、お酒にチェンジ。
ちょうどもらったお酒があったので、それを出してみた。
群馬・前橋のお酒で「秋あがり」。
初めて飲むお酒で、キレイな飲み味の中にお米の甘みが感じられて美味しい。
シシトウも焼いた。
お酒のアテには、こんな感じのものがよく合う。
この後もまだアテを作って飲んでいたけど、画像を撮るのが面倒になり、これ以後の画像はない。
やはり話が弾むとお酒も進んで、気分も良くなってくるからね。
シメに冷やしラーメンを出したけど、それもすごく美味しかったとか。
インスタントの冷やしラーメンにちょっと手を加えたものだけど、それが美味しかったらしい。
プロが作るより美味しいと言うのは言い過ぎだけど、褒められれば悪い気はしない。
料理を作らせるコツは、褒めることと改めて思った次第。
もしダンナさんが料理を作ることがあれば、どこかしら褒めておけば次に繋がると思うけどね。
今日は突然の息子との飲みで酔っ払ったけど、美味しかった。
ごちそう様でした。
にほんブログ村
-
前の記事
手錠をされた犯人が連行されるところを初めて見た 2022.09.05
-
次の記事
初めて作った「焼き鶏丼」が美味しかった 2022.09.12