華麗で荘厳なエリザベス女王の国葬
- 2022.09.20
- 家飲み/家食べ
日頃テレビをあまり見ない私が、4時間以上ぶっ続けでテレビを見てしまった。
それはエリザベス女王の国葬。
BBC では国葬が始まる前から生中継していて、思わず見入ってしまったのだ。
国葬は荘厳かつ華麗で、大英帝国の伝統と輝きを感じさせてくれる素晴らしいもの。
お葬式に対してこういう言い方は不謹慎かもだけど、美しいとさえ思った。
沿道を埋めた人々の表情からは、いかに女王が愛されていたかがうかがえる。
夕方の6時前から10時過ぎまで、中継をずっと見ていたけど全く見飽きない。
それは BBC の中継が素晴らしかったこともある。
中継のアナウンサーが余計なことを喋らず、現場の雰囲気をリアルに伝えていたのが印象的。
これが日本の放送局だと、これはこうだとかあれはああだとか事細かに説明して煩わしい。
それとゲストを交えて、知ったような解説に終止することも多い。
BBC の担当者も、しっかりと下調べしてネタは仕込んであるのだろうけど、それをあえて話さない ”大人” の中継。
要するに ”タメ” というか ”間” があるのだ。
そのため見る方が疲れず、4時間以上という長時間でも楽に見ていられた。
スポーツ中継でも思うことだけど、日本のアナウンサー、特に民放系のアナウンサーは総じてしゃべり過ぎ。
感動的に盛り上げようとアナウンサーがはしゃいだり、調べたことを全部伝えようと話し過ぎるので、見ている我々の方が疲れてしまうのだ。
それとゲストにタレントを使うのも鬱陶しい。
どうしてサッカーが明石家さんまで、陸上競技が織田裕二なのか。
もっとプロ意識に徹した放送をしてもらいたいと思う。
それはともかく、初めて見た女王陛下の国葬は華麗で、大英帝国の懐の深さを思い知らされた素晴らしいものだった。
そんな国葬があった前後、日本には台風が近づいていた。
そのため3連休はどこへも出かけず、家に引きこもって飲む食べるに徹していた。
休みの日の朝ご飯といえばパスタが定番。
もう何度も登場している、明太マヨのパスタだ。
お皿が4枚用意してあるのは、パスタの他にあんかけの卵焼きも作るため。
パスタに卵焼きを合わせることはあまりないけど、卵が余っていて早く使って欲しいとのことで、卵焼きも添えることに。
ちゃっちゃと作ったパスタと卵焼き。
もう何十回も作っているから、この辺りは慣れたもの。
あんかけの卵焼きには、ブナシメジも使っている。
卵と同じようにブナシメジも余っていて、それも使い切って欲しいとのことで混ぜて焼いたのだ。
私の家では食料品の買い物は一週間に一度しか行かないので、途中で足りなくなったり逆に余ったりすることもしばしばある。
食材が足りなければ足りないで何とかするし、余ればひと品多く作ったり混ぜて使うだけのこと。
メニューをこなすことを優先するより、柔軟に対応しないと食材がキレイに無くならないからね。
それと同じようにレシピも柔軟に捉えて作らないと、美味しく出来ない。
レシピは絶対的なものではなく、臨機応変に対応するのが本来の姿かと。
3分炒めるとレシピに書いてあっても、食材の状態や量によっては3分が4分になることもあるし、逆に短くなることもある。
味も絶対的なものではなく、好きな味も年齢や体調によって変化する。
そのあたりは経験と勘で対応するしかなく、なんでもかんでもレシピ通りでは美味しく出来ないと思うけど、いかがだろうか。
それはそうと、パスタも卵焼きも美味しく出来ていた。
パスタはディチェコのフェデリーニにキューピーの明太マヨがよく合い、とても美味しい。
これほど美味しいパスタが家で簡単に安く味わえるので、最近は外でパスタを食べる機会が激減してしまった。
このあと買い物に行き、そして早い晩ご飯をトンカツで一杯にしたけど、その話は次回ということで。
この日は、パスタと卵焼きの朝ごはんで美味しかった。
ごちそう様でした。
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