タブレットがしゃべり始めるのは故障ではない

タブレットがしゃべり始めるのは故障ではない

 

居酒屋の元ママが、突然事務所にやってきた。

どうしたのと聞けば、最近何の連絡もないから事務所を訪問したと。

 

というのは冗談で、タブレットが突然しゃべるようになって直らないので、販売店で見てもらうついでに寄ったとのこと。

タブレットが喋るなんてどういうことと、そのタブレットのスイッチを ON にすれば、確かに喋りだす。

 

見ればこれはトークバック(Talk Back 画面を音声で読み上げる)の機能が働いているためで、故障ではない。

タブレットの設定で止まるよと言えば、止めてほしいとのこと。

 

他の人にタブレットの設定を変えられるのは、あまり気分のいいものではないだろうけど、大丈夫かと聞けば、いいよと。

ではママのマル秘情報も見ますかと言えば、キャーそれは止めてと。

モチロンそんなことはせず、チャチャっと設定を変更してタブレットは喋らなくなった。

 

良かった~と、ママが差し出しのがコレ。

お礼とは用意がいいねといえば、お礼ではなくお土産だと。

 

長野の諏訪へ行ったので、そこで買ってきたお酒という。

タブレットのこととは別で、お酒を届けようと事務所に寄ったとのことだ。

 

私のことを忘れずにいてくれるのは嬉しいもので、男はこういうことに弱い。

お返しに飲みに行こうかと誘えば、行く!と即決。

 

話がパッと決まるのはママの性格。

昔からママは切れがよく、ある種の男のようにネチっこくないのがいい。

美人ママと飲めるということで、楽しみが増えて嬉しいネ。


 

そんなことがあった日の晩ご飯は、天ぷら。

腰に不安を抱える奥殿は今日も静養中で、そのため私がコックを務めるのだけど、私が得意にしている料理が天ぷらなのだ。

 

用意したネタはこれ。

いつもの野菜とワカサギ、それに冷凍ものだけどカレイの切り身もある。

 

衣は日清の「コツのいらない天ぷら粉」に丸投げ。

これがあるからこそ素人の私でも天ぷらができる。

逆に言えばこれがないと天ぷらが作れない。

水を加えて混ぜるだけでキレイな衣ができ、小難しいコツが不要だからだ。

 

あとは揚げるだけだけど、天ぷらだけでは物足りないと思い、キャベツを刻んでコールスローサラダを作ることに。

いつもの事だけど、包丁がよく切れるのでキャベツを切り過ぎてしまう。

学習能力がないとも言えるが。

 

マヨネーズをたっぷりかけて混ぜる。

私は本だしも混ぜるけど、入れると美味しいから。

 

ここからは忙しくて画像が撮れず、いきなりの完成画像。

これを見た奥殿が「おおご馳走」とのこと。

ハイ、ガンバりました。

 

用意ができればカンパイ。

天ぷらを揚げて一汗かいているから、冷えたビールが余計に旨い。

 

天ぷらは綺麗に揚がっていた。

天ぷらはハードルの高い料理と思っていたけど、やってみたら意外と簡単。

味付けがないから味で失敗することもないし、コツのいらない天ぷら粉を使えば、難しい衣作りも楽にできるからだ。

 

初めて?揚げたカレイの天ぷらも、いい感じで美味しい。

天ぷらには白身の魚がよく合うけど、天ぷらは元々江戸湾の郷土料理だから、エビや魚が合うのは当然だ。

 

コールスローのサラダも美味しかったけど、ちょっと量が多過ぎた。

天ぷらとこのサラダだけで満腹。

おかげでご飯が食べられず、この日は飲みだけで終わってしまった。

このあと洗い物もバッチリ済ませて任務完了。

 

ところで腰の具合はどうかと奥殿に聞けば、かなり良くなっているとのこと。

明日からは通常に戻れそうとのことで、ご同慶の至り。

 

今日も美味しかった、ごちそう様でした。

 

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