ブラジル産の鶏肉で作ったチキンライスと鶏の山椒焼き

ブラジル産の鶏肉で作ったチキンライスと鶏の山椒焼き

 

この日の朝ごはんはチキンライス。

チキンライスが食べたくて、朝イチから作ることにしたのだ。

 

使う鶏肉はブラジル産の冷凍もので、これがガチガチに凍っていて、まるで氷の塊。

これを溶かさないと使えないのだが、常温に放置しても溶かすのに一晩かかる。

そのため前の晩から溶かしていた。

 

ブラジル産の鶏肉というと、安全性や品質面においてヤバいのでは、と危ぶまれる方もおられるが、その心配はいらない。

むしろ国産の鶏よりも安全で、美味しいとさえ言える。

 

詳しくは下記のページを参照していただければと思うが、国産の鶏肉よりも安全で高品質なのだ。

なぜ海外の鶏肉は安いのか (鶏三和 HP)

 

ブラジル産の鶏肉はホルモン剤や抗生物質まみれで危険だ、と書いている方もおられるが、ホルモン剤はブラジルの法律によって使用が禁止されている。

つまりホルモン剤は全く使っていないのだ。

 

危険だ危険だと声高に書いている人は、事実を知らないか、知っていても何か意図する事があってヒステリックに叫んでいるのでは。

それに食べて美味しいのは、実はブラジル産のもの。

 

身が引き締まっている感じで、それは余裕のある鶏舎で育てているから。

要するに ”動いている” のだ。

 

それに対して日本の鶏肉(ブロイラー)は、促成飼育で育てている。

余分に動けばそのぶん餌を消費するから、なるべく動かないように狭いゲージに押し込め、1日でも早く出荷させるのだ。

この辺りも、国産の鶏肉とブラジル産の鶏肉の違いになっているのだと思う。

 

そんなブラジル産の鶏肉でチキンライスを作るのだけど、使う材料は玉ねぎと鶏肉だけ。

これを炒めて、味付けはケチャップにお任せの簡単な料理。

 

もう何度も作っているので、チャチャッと作ってハイ出来上がり。

これが美味しいのだ。

 

スープ代わりの味噌汁を添えて、いただきま〜す。

う~ん、旨い。

 

粗目に切った玉ねぎと鶏肉もいい感じ。

仕上げに本だしを加えているので、味に深みとコクが出て美味しさがアップしている。

 

本当はこれを薄焼きの卵で巻いてオムライスにしたいのだけど、これが難しくてできない。

卵で巻かずに半熟の卵焼きを被せるという手もあるから、今度はそうしてみますか。

 

オムライスも美味しいけど、彩りに添えたサニーレタスとトマトもいい感じで、朝ごはんにピッタリ。

玉ねぎドレッシングがかけられたトマトは完熟で、フルーツのように美味しい。

自分で作ったとはいえ、朝からのチキンライスが美味しかった。


 

その日の晩ごはんも鶏肉の料理だった。

解凍した鶏肉は、早く使わないと傷んでしまうからだ。

 

この料理は鶏肉をフライパンで炒め、すき焼きのタレで味付けて山椒をかけたもの。

画像では食感や美味しさは伝わらないが、大きめに切られた鶏肉には弾けるような噛み応えがあって、柔らかいだけのダルな鶏肉とは一線を画す美味しさ。

 

噛み応えがあると書くと ”固い” と思われるかもだが、固いのとは違う。

しっかりしていると書く方が合っている感じだけど、このあたりは表現が難しい。

とにかく鶏肉そのものが美味しいのだ。

 

もちろんビールにもピッタリ合う。

すき焼きのタレの甘めの味に、山椒のピリッとした辛味が効いて美味しい。

 

うなぎの蒲焼にも通じる感じの味。

安いブラジル産の鶏肉が、上等な料理に変身している。

 

ビールのアテにもいいけど、ご飯のおかずにもぴったり合うのでは。

これを白いご飯に乗せた「鶏の山椒焼き丼」なんて、きっと美味しいと思う。

 

今日は朝も夜も鶏の料理だったけど、美味しかった。

ごちそう様でした。

 

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