突然片方の耳が聞こえにくくなって病院へ

突然片方の耳が聞こえにくくなって病院へ

 

明け方、目が覚めたのだけど何か変。

頭がフラフラするのと、左側の耳がキーンという耳鳴りがするのだ。

 

何これと、起きようとすれば目が回る。

スリッパを履こうとスリッパを見れば、スリッパが反時計回りに動いて見える。

 

目を開けると目が回りそうなので、目を閉じてベッドに腰掛けていたが、気持ち悪くなってくる。

起きるのも辛く、ベッドに臥せってしまった。

 

ラジオを点ければ音も変に聞こえる。

なんかヤバイなと思いつつそのまま寝ていたけど、三半規管がおかしくなったのでは。

いずれにしてもこのままではマズイので、早々に耳鼻科のクリニックへ行ってきた。

 

クリニックでは聴力テストや鼓膜に異常がないかを調べてもらった結果、左耳の低音障害型難聴とのこと。

文字の通り低い音を聴く能力が落ちているとのことだ。

 

めまいについてはメニエール病も疑われるが、そうではなく、三半規管がオカシクなっているためではないかと。

耳鳴りも音が聞こえにくくなっているのも、左耳の内耳にリンパ液が溜まり過ぎ(水腫というらしい)、そのため三半規管が圧迫されて異常が起きているのだろうとの見立て。

 

治療は内服薬で進めるとのことで、3種類の薬が処方された。

原因が分かって薬で治療するとのことで、ホッとした。

もしかしてもっとヤバいことになっているのではと、心配していたのだ。

 

家に帰り軽い食事をして薬を飲めば、程なくしてめまいは解消。

聞こえ具合はまだ悪いけど、キーンという耳鳴りは少し軽くなった感じで、いい方向に向かっている。

 

その日は家でおとなしくしていれば、奥殿から晩ごはんをどうするとのこと。

耳の調子は悪くても腹は減るもので、食べますと答えておいた。

 

で、晩ごはん。

この日は鶏の甘辛焼き。

 

ビールはどうすると聞かれ、「飲む」と。

耳の聞こえが悪いけど、体調が悪いわけではないので飲むことに不安はない。

めまいがしていれば飲めないだろうし、それ以前に気持ち悪くて食べる気にもならないけど、幸いなことにめまいは治まっているので飲むのだ。

私にとって飲めるということは、健康のバロメーターでもある。

 

それにしてもこの鶏の甘辛焼きが美味しい。

いつものようにブラジル産の鶏もも肉を使っているけど、適度な噛みごたえとともに鶏肉自体の旨味を感じる。

それと鶏肉に厚みがあり、ぷっくらとしているのがお分かり頂けるだろうか。

甘辛のたれで(すき焼きのタレ?)味付けられていて、上等な焼き鳥のような雰囲気なのだ。

 

鶏の甘辛焼きをつまみにビールを飲んでいれば、ビールもつまみも終了。

ご飯は鶏つながりでチキンライスにするとのことで、それを作る間しばしの待ち時間が空いてしまう。

 

ここが居酒屋なら美人ママを相手にしゃべっていれば間が持つのだが、ここは家。

お相手をしてくれるママはいないので、場繋ぎにお酒を出してもらった。

出してもらったのは木曽福島の「七笑ななわらい」。

 

この七笑はいつもの酒屋のマスターに勧められたお酒で、どっしりとした構えの旨いお酒。

七笑はかなり前に飲んだことがあるけど、昔ながらの古臭い味で、あまりいい印象が残っていない。

だけど酒屋のマスターの「美味しくなったよ」の一声があり、それで買ったのだけど、マスターの言うとおり洗練された今風の味に変身していていた。

 

想像だけど蔵主が新しい世代になったか、杜氏さんが代わったのかもしれない。

いずれにしても、昔と同じ味を守り続けるだけでは進歩がないですから。

 

久しぶりに飲んだ七笑は、ラベルも都会っぽくオシャレになり、味も雰囲気もなかなかいい。

やはり時代に合わせお酒の味も進化しないと、と思う。

 

そんな事を思いつつ飲んでいれば、チキンライスができた。

鶏肉とタマネギ、味付けはケチャップだけというシンプルな料理だけど、これが美味しい。

結構な量があったけど、完食でごちそう様でした。

 

さ、薬を飲んで早目に寝ますか。

 

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