衝動的に肉じゃがが食べたくなって作ってみた

衝動的に肉じゃがが食べたくなって作ってみた

 

話が前後して恐縮だけど、先日の日曜日、肉じゃがを作ってみた。

その日の朝、ラジオで肉じゃがの話をしていて、それを聞いて急に食べたくなったのだ。

 

ラジオでは肉じゃがの誕生は日本の海軍だったとか、発祥の地は海軍基地のある舞鶴とか呉だとかの話もあり、事の真偽はわからないが面白い話だった。

そして肉じゃがはそんなに難しい料理ではなく、基本的に肉とジャガイモがあればできるとのこと。

 

甘辛の味が肉とジャガイモに染みて、美味しい料理であるとともに懐かしい味でもある。

そう言われるとここ最近、肉じゃがを食べていない。

 

今日は休日。

スーパーへ買い物に行く日なので、ついでに肉じゃがの材料も買って作ることにした。

 


 

肉じゃがのために買ってきたものは、豚肉とじゃがいも、それにしらたき。

ニンジンとタマネギは、家にあったもので用意した。

 

作ったことがないので奥殿の ”ご指導” の下、材料を刻み鍋に投入。

火の通りにくいものから下茹でしていく。

タマネギも入れてしまったが、火が通ってトロトロなのも美味しいから、このまま進行。

 

15分から20分ほどコトコトと茹でれば、ジャガイモもニンジンも火が通るとのこと。

その間にしらたきと豚肉を用意しておく。

って、しらたきは軽く水洗いして適当な長さに刻むのと、豚肉も適当な大きさに切るだけのことだ。

 

この日はスーパーで刺身も買ってきた。

私が刺身を得意としないので、刺身は滅多に買わないが、たまには刺身もいいのではと買ったもの。

切り身になってしまうと何の魚か分かりにくいが、これはボラ。

ボラって食べられるのかと思われる方も多いだろうが(奥殿もそう)、ボラは美味しい魚なのだ。

 

この日、魚屋に並んでいたボラは立派なサイズで、鮮度も良さそうだったので買ってみた。

半身で500円という値段も嬉しい。

 

肉じゃがは味付けの段階になってきた。

料理が素人の私は味付けが難関で、砂糖と醤油、酒に味醂、それに赤ワインを少々などと言われると作れなくなってしまう。

 

それをクリアするアイテムが、すき焼きのタレ。

ラベルに「肉じゃがにも」と書いてあるので、これ一発で味を決めてしまう。

 

使う量はすき焼きのタレ1に対し、水を1~2の割合でと書いてあったので、1:1.5の割合で入れた。

あとは煮詰めていくだけだ。

 

その間は飲んで待つことに。

休日だから昼飲みしても大丈夫。

 

それにこの日は朝イチで、3週に渡って作った縁台の最後の塗装も済ませたし、それに買い物のヘルプもしてきた。

やることはやったから、おおっぴらに飲めるのだ。

 

ということで、ボラの刺身をアテに一杯。

普通はビールから入るけど、刺身にはやっぱりお酒が合うからお酒で。

 

飲んでいるのは最近ハマっている「七笑ななわらい」。

岐阜・木曽福島のお酒で、サラっとしているのにコクがあり、そのコクも後を引かないという綺麗な吟醸系のお酒で、いま一番気に入っているもの。

 

これを勧めてくれたのは、いつもの酒屋のマスター。

長い付き合いなので、私の酒の好みをよく知っているのだ。

 

ボラの刺身は身がしっかり締まっていて、シャキとした歯応えもある。

淡白な味わいでクセがないのがいい。

 

こんな感じで飲んでいれば、肉じゃがも出来上がってきた。

グリーンがないので、なばなを乗せて完成。

 

これをアテにしてお酒も飲んだけど、甘じょっぱい味に肉の旨味が重なり、かなり美味しい。

すき焼きのタレを使ったからか、コクのある濃い目の味もいい感じ

 

とても美味しくておかわり。

汁が多いのは水加減が分からなかったからだけど、こういうのもアリかな。

吉野家の牛丼にも「ツユだく」というのがありますから。

 

肉じゃがはまだたっぷりあるから、明日以降も楽しめそう。

それに寝かせた方が美味しくなるから、明日が楽しみだ。

 

この日は久しぶりの肉じゃがが美味しくて、ごちそう様でした。

 

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