器は最後の調味料は本当で、料理は目でも味わう
- 2023.08.29
- 家飲み/家食べ

この日は何の予定もない休日。
休みはダラっと過ごせばいいのだから、休日らしい日だ。
予定がみっちり詰まっているというのは、本来の休日の姿ではない。
では何もせずダラダラと過ごせばいいかと言えば、そうでもない。
これは人によって様々だろうけど、私にとっては何もやることが無いのは却って辛い。
ともすれば疲れることにも。
少しぐらいやることがあった方がメリハリがあって、疲れないのだ。
いくら予定のない休みと言っても、やることが全く無いのかと言えばそうではない。
やろうと思えばやることはいくらでもあるけど、やる気がないだけ。
その筆頭は掃除で、やる気がないので気付かない振りをしているのだ。
掃除というのは際限のないもので、部屋の掃除に始まりお風呂の掃除、換気扇の掃除などなどいくらでもあるが、余り手を広げても収拾がつかなくなるし、その前に気が滅入る。
で、この日やることにしたのは包丁研ぎ。
掃除とは違うが、ヒマなときにやるには手頃なことかと。
家で使っている包丁は4本。
左から出刃包丁に大小の牛刀が2本、それに奥殿専用の三徳包丁の4本だ。
これを砥石で研ぐ。
包丁は短い間隔で研いでいるので切れが悪いと感じたことは無いけど、それでも研いだ直後の切れ味には、毎回感動するものがある。
特に完熟のトマトを切るときなど、切れ味鋭くスパッと切れるのが快感。
このトマトは持つだけで指の跡が付くぐらい熟しているけど、スパッとキレイに切れるのだ。
そんなトマトのスライスを、添え物として盛ったのはエビフライ。
トマトスライスを盛りたいためにエビフライを揚げた、ということではないが、揚げ物にはトマトのスライスがよく合う。
ということでエビフライをメインに、シューマイなどをセットして4時から飲みだ。
って、今は3時なので、”3時から飲み” だけどな。
先ずはお決まりのビールから。
グイッといけばこれが旨い。
休みの日に飲むビールは余計に美味い。
それは明るいうちから大っぴらに飲めるからで、この背徳感がなんとも言えない。
アテのエビフライもいい感じに揚がっている。
冷凍のエビフライを揚げたものだけど、衣のパン粉がサクサク。
やはり揚げ物は揚げたてが一番で、安い冷凍物でも揚げたてなら十分に旨いのだ。
それとシュウマイがまた一段といい感じ。
見た通りの大粒なシュウマイで、これも冷凍物。
それをレンジでチンしただけだけど、下手な中華料理屋で出されるシュウマイより旨いとさえ思う。
家には中華セイロがないのでお皿に盛っているけど、中華セイロに盛れば立派な点心料理になる。
ある陶器屋さんに「器は最後の調味料」と書いてあったけど、これは本当のことで、料理は目から入る視覚でも味に影響がある。
同じ料理でも器によって味が変わり、料理に合った器に盛れば料理がより美味しくなる。
プロの板さんや飲食店の人たちが、器や盛り付けにこだわるのはそのためだ。
こんな感じで一杯が済み、普通はこの後ご飯にするのだけど、大きな焼売を食べたせいかお腹が膨れてしまった。
食べようと思えばまだ食べられるが、腹一杯になるまで食べればデブ一直線。
ここは自重して、今日はここまでにした。
ふと見れば猫の茶トラがいる。
ご飯をもらって散歩の途中のようで、まったりと寛いでいる。
人も猫もお腹が膨れれば幸せなのだ。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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